整骨院の経営戦略

マインドセットVSスキル。どっちが大事!?

巷でよく言われる「マインドセット」が大事っていう話がありますよね。

あなたも1度くらいは耳にしたことはあるんじゃないでしょうか?

しかし、実際に売上を伸ばしていくのは具体的なスキルや優れた仕組みがあるからっていうのも良く聞くと思います。

じゃあホントのところどっちのほうが大事なのさ!!どっちを身につけるのが先なのさ!!っていう話になってくると思います。

もちろん、どちらも大事なことには変わりないのですが、今回は売上を伸ばすために必要な「マインドセット」と「スキル」の関係についてお話していこうと思います。

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整骨院や整体院で行う朝礼や終礼を疎かにしてはならない

あなたの院では「朝礼」や「終礼」を行っているでしょうか?

本当にあなたが受付も無しに1人でやっているなら、朝礼や終礼は必要ありませんが・・・(というかやりようがないですが。汗)

スタッフを雇っている院はもちろん、バイトやパートの受付さんしかいない院でも朝礼や終礼は必ずやったほうが良いと考えています。(院によっては退勤の時間がバラバラで時間を揃えるのが難しい、という院もあるでしょうが。汗)

でも、先生1人とあとは受付さんだけって形でやっている整骨院や整体院では朝礼や終礼をやってないことが多いんですよね。汗

なので、スタッフさんを雇い始めたあたりの1人院長先生からはよく「朝礼ってなにすればいいんですか?」みたいなことを聞かれることも多いです。

冗談抜きにして、朝礼や終礼をやっている院はスタッフの結束力が高いことが多く、逆に朝礼や終礼をやっていない院はスタッフとの人間関係に悩んでいることが多いですからね。汗

当然の結果は売上や離職率なんかの形で返ってきますから、非常に重要なことと言えますね。

では、実際のところ朝礼や終礼ではどんなことを行えば良いのかと言うと・・・

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治療院でも集客商品と利益商品はしっかりと区別をする

治療院経営は売上を伸ばそうと思うのであれば、正直に言って「時間単価」に非常に縛られやすい世界です。

機械などを使って、手のかからない部分で売上を伸ばす方法もあるとはいえ、基本は先生が施術をしている「時間」が売上の源泉となりやすいですからね。

なのでこの「時間単価」をしっかりと考えて設定し、集客やリピートをうまく回した治療院は経営が安定しますが、「時間単価」を無視した料金設定をした治療院は、仮に集客やリピートがうまくいったとしても、思うように売上や経営が安定していかないということも多いのです。

どれだけ忙しく働いても、何故か利益が残らない・・・とかね。汗

めちゃくちゃ悔しいやつですよ!

とはいえ、、、

全部が全部時間単価を優先させればいいのか、と言われるとそんなことなくて、あくまでも時間単価を重視するのはそれが「利益商品」である場合だけなんですね。

「集客商品」まで時間単価の考えを徹底してしまうと・・・ほぼ間違いなく集客の段階で苦労する羽目になりますよ!汗

それら2つの商品の何がどう違うのかというと・・・

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2度目のゴールにコンセプトを設定して常連患者さんを増やす

治療院の1つのゴールはまずは「痛みがある」というマイナスの状態を、とりあえず「痛みはなくなった」というゼロの状態に持っていくことだとは思います。

歯医者であれば虫歯を治してもらいたいとか、スーパーだったら欲しい食材が売っていて欲しいとかと同様に、治療院として患者さんにまずは求められている大前提の部分ですよね。

これはこれで素晴らしいことですが、カルテ枚数が増えていかないと経営が安定していかない治療院経営においては、ここで満足してしまっていては残念ながら経営的には厳しくなってしまいます。

痛みが無くなった後にも常連患者さんとして院に残ってもらうためにこのあとに必要になってくるのが「あなたの院のコンセプト」という2つ目のゴールです。

これをしっかりと定め、患者さんに共感してもらうことで、ただの予防ではなくしっかりと目標を持って通院を続けてもらえるのです!

そんな安定経営のために大切なコンセプトですが、あなたはご自身の院のコンセプトをしっかりと定められているでしょうか?

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離脱を防ぐために問診は何度行っても良い

あなたの院ではリピートにおける特定の回数地点での目標数字を決めて行動していたりするでしょうか?

院によって数字は様々ですが、例えば初回リピート率は90%超えを目指すとか、3回目リピート率は80%超えを目指すとかですね。

別にこの数字が良いとか悪いとかではなく、目標数字を設定してその数字を達成できるように頑張ることが大事なわけです。

個人的には初回も合わせて、6回目時点でのリピート率が50%を超えることが出来ていれば一つのリピート目標としては非常に優秀だと考えています^^(仮に初回リピートが70%だろうが、60%だろうが、6回目の時点で半分残っているのであれば全然OKです。逆に初回だけ100%でも6回目の時点でリピート率が30%とかになっているのであれば、どうにかしたほうが良いと考えますね。)

こういった目標を達成するために重要なことは当然ですが早い段階での離脱をいかに防ぐか、そのためにどんな施策を取り入れるべきか、ということです。

そこで今回は早い段階での離脱を防ぐために、ぜひ検討してもらいたい施策についてお伝えします。

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整骨院で次回予約を高確率で獲得する受付の取り方

予約制などを導入している整骨院では、リピート率を上げるために次回予約をしっかりと取ることが非常に大切になってきます。

しかし、実際に整骨院や整体院の現場で働いている先生から話を聞くと結構な人数の先生から「次回予約を取らないまま帰られて、、、それでそのまま離脱してしまう」という悩みを多く聞くのも事実です。

これは単純に施術や対応に不満足だったため予約を取ってもらえなかったというケースもあるでしょうけど、それと同じくらい「単純にこちらの予約の提示の仕方がイマイチだった」というケースもあるのです!

そこで今回は、リピート率を上げるために確実にやってもらいたい、整骨院や整体院の受付で次回予約を高確率で獲得する受付の取り方を紹介したいと思います。

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一切教育のいらない治療院における最強のチームの作り方

今回はスタッフ教育を苦手とする先生にオススメしたいチーム作りの手法の1つについてお伝えしたいと思います。

ちなみに、おそらく今回僕があなたに提案するチーム作りの手法は、あなたが想像するチームとは別の形のチームになる話です。笑

もしかすると「え?それってチームって言っていいの?」とさえ思うかも知れません。

そういう意味では決してあなたが求めているチーム像では無いかも知れませんが・・・・・・

とはいえ、治療院経営を盛り上げ、売上を伸ばしていく、という意味ではこれも立派なチームの形だと僕は思っているので、1つの参考にでもされてください^^

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患者さんのクレームは「無視」してはいけない

長いこと現場で施術を行っていると、誰しもクレームの1度や2度は経験があると思います。(たぶんあなたもそうですよね?汗)

つい最近も、クライアントさんの院のグーグルビジネスプロフィールにクレームが書き込まれるということが起きました。

こちらとしては真摯に全力で施術に勤めていたとしても、それで患者さん全員が必ずしも納得されるわけではありませんし、あるいは体調不良だとか寝不足とかの時に普段はやらないような失敗をして患者さんに迷惑をかけて怒られてしまう・・・というようなこともありますしね。汗

もっと言えば、本当にただ患者さんの虫の居所が悪く、一切こちらに非が無いようなことでも怒られたりする場合もあったりするわけです。

つまり、どれだけ気を使っていたとしても「クレーム」自体を「0」にするのは難しいということなのですね。汗

あくまでも僕たちに出来ることはクレームを「0に近づける努力」や、クレームを貰った後の「対応のクオリティを上げる」ことぐらいです。

ということは・・・

本当に大事なのは、いざクレームが起こった際にどのような対応をしていくか、ということを院の方針として決めているかどうかなのですね。

ちなみに、特に避けたい対応はクレームを一切受け付けず「無視」してしまうことです。

あなたはこんな風にクレームを「無視」してはいませんか?

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治療院で患者さんをファン化させるための仕組みを作る

治療院の経営において非常に重要な要素の1つとして、「新患で来た患者さんを既存客(もっと言えばファン)にする」という点があります。

というのも、現実問題としてどう考えても新患さんがグルグル回っているだけでは、治療院の経営は安定していかないからですね。(あなたにも心あたりがあるかも知れませんが、この状態では常に毎月新規集客が上手くいくだろうか・・・と不安が付きまとうことになります。)

このあたりのことはすでに先生も重々承知だと思います^^

そこで必要になってくるのは「院にずっと通ってくれる患者さん」だったり、あるいは「治れば来なくなるけど、痛みが出てくればまた必ず自分の治療院に訪れてくれる」というような人をどんどん増やすことです。

こういった患者さんを増やすためにファン化を促すアクションを仕組みとして落とし込んでいく必要があるわけですが・・・

では、実際にあなたの院では新患さんをファンにしていくための具体的なアクションをどれだけ意識して行えているでしょうか?

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上手くいったやり方を何度でも踏襲する

治療院を開業されるような「経営者気質」をお持ちの先生というのは、ついつい売上や成果というのは「新しいやり方」の先にたどり着くものだと思っていらっしゃる方が沢山います。

確かにイノベーションとしての「新しいやり方」にチャレンジしていくこと自体は、院を次のステージへと推し進めるためにはとても大切なことではありますが・・・

安定した成果や、安定した売上を作るという意味では、実は「成功パターンの繰り返し」を行ったほうがよっぽど早く達成されるものなのですね!

分院を出すたびに何故かプレオープンのやり方を毎回変える。

チラシやミニコミ誌を出すたびに何故か内容をまるっと変える。

新人教育の方法が何故か毎年ガラッと違う。

などなど。。。汗

良かったものを残して、悪かったことを改善するブラッシュアップは大事ですが、毎回新しい手法を試すのは改善ではなく博打です。汗

あなたには一体いくつの「成功パターン」があるでしょうか?

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