整骨院の経営戦略

治療院で患者さんにリピートしてもらうために確実にしなければならないこと

1度通院を決めたはずの患者さんが、こちらが思うよりも早いタイミングで勝手に離脱してしまった・・・という経験は誰しもあると思います。

離脱の原因自体はもちろん様々な理由があるのですが、そんな中でも「本来なら誰でも出来るはずのこと」なのに、ついついウッカリとし損ねてしまい、結果的に離脱に繋がった・・・というような、非常に勿体ない要素があるのです。

ちなみに、この現象はそれなりに新患さんが訪れるそこそこ忙しい院に起こりやすい現象ですね。

さて、あなたは忘れずにこの「当たり前のこと」が出来ているでしょうか?

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患者さんのクレームは「無視」してはいけない

長いこと現場で施術を行っていると、誰しもクレームの1度や2度は経験があると思います。(たぶんあなたもそうですよね?汗)

つい最近も、クライアントさんの院にクレームが書き込まれるということが起きました。

こちらとしては真摯に全力で施術に勤めていたとしても、それで患者さん全員が必ずしも納得されるわけではありませんし、あるいは体調不良だとか寝不足とかの時に普段はやらないような失敗をして患者さんに迷惑をかけて怒られてしまう・・・というようなこともありますしね。汗

もっと言えば、本当にただ患者さんの虫の居所が悪く、一切こちらに非が無いようなことでも怒られたりする場合もあったりするわけです。

つまり、どれだけ気を使っていたとしても「クレーム」自体を「0」にするのは難しいということなのですね。汗

あくまでも僕たちに出来ることはクレームを「0に近づける努力」までです。

ということは・・・

本当に大事なのは、いざクレームが起こった際にどのような対応をしていくか、ということを院の方針として決めているかどうかなのですね。

ちなみに、特に避けたい対応はクレームを一切受け付けず「無視」してしまうことです。

あなたはこんな風にクレームを「無視」してはいませんか?

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1人治療院のスピード地域独占戦略

現在、1人治療院(あるいは治療家2人くらいの少人数)をされていて、新患さんが思うように集まらなくて困っている先生も多いと思います。

「これからどうしよう・・・どうやったら新患さんが来るんだろう・・・」と考えない日はないのではないでしょうか?

特に「今まで集客なんかはいくつか試してみたにもかかわらず」患者さんが集まらなかった・・・・・・という先生は本当に頭を抱えていることでしょう。汗

やってないから患者さんが集まらないならまだしも、集客してても集まらないんじゃ、他に一体何をしてよいかお手上げになってしまいますね。汗

そういった治療院が新患さんを集めるためにまずやらなければいけないことを今回はお伝えします。

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ニュースレターを活用してDMの反応を上げる

あなたの院では毎月ニュースレターを発行していたりするでしょうか?

院内で直接来院された患者さんにだけ手渡しをしている院もあれば、郵送で家に送ることまでしている院もあるでしょう。

もう数年数十年と営業している治療院さんなんかでは、すでに卒業してしまった休眠患者さんの人数も多くなっているでしょうから、こういったニュースレターやあるいは公式LINEアカウントでの配信などを利用した「院外接触」の機会をこちら側から作らなければ、すぐに縁が薄くなってしまいますからね。汗

ちなみに・・・ニュースレターなんて送っても売上が上がらないじゃないか・・・・・・と思ってる先生!非常に勿体ないです!

たしかに、ニュースレターでダイレクトに売上が伸びるか?と言われれば、それは違うかも知れませんが・・・

しかし、実は治療院においてニュースレターを発行することは、結果的に売上に繋がるようなDMの反応を上げるために非常に有効な手段になったりするのです!

いったいどういうことなのでしょうか?

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サービス継続のために最初にしなければならないのは商品作成

自費メニューでの継続通院率を上げていく際に、回数券の複数回購入や、プリカのチャージ、会員加入といった「商品の継続購入」は必須となります。

何かしらの商品を購入しないと継続できないわけですから当然といえば当然ですよね?

単発支払いでも継続通院はしてもらえますが、やはりハードルは上がりますし、個人的には何かしらのオマケをつけたとしても、会員に入ってもらったり、プリカや回数券を購入してもらったほうが最終的な通院回数は伸びると考えております。(実際、多くの場合において単発患者さんのほうが離脱までの平均通院回数は少ないです。)

この時に「なんと言えば継続商品を購入してもらえるかわからない」という先生がいらっしゃいます。

コンサルの際にもよく聞かれる質問の一つですね。

確かにトークが全く関係ないとはいいませんが、「仕組み」レベルで継続率を伸ばしていきたいのであれば、まず最初に考えなくてはいけないのは「トーク」ではなく「商品構成そのもの」なんですよ?

どういうことかと言うと・・・

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治療院の内観や身嗜みはここまでチェックする!

あなたは普段から自分の治療院の内観や身嗜みにどれだけ気を使えているでしょうか?

みんな内観や身嗜みが「大事」なことは頭では理解しているのですが・・・

しかし、毎日同じ場所で施術をしていると、ついつい慣れてしまい目が届かなくなってしまうことも多いようですね。汗

当然ですが、患者さんからすれば、綺麗な院とはそれだけで価値が上がります。

初めて訪れる患者さんはもちろん、女性の患者さんなんかは特に、治療院の内装や先生の身嗜みなんかを意外としっかり見ているものですが・・・

あなたは普段、特にこういった所を定期的にチェックされていますか?

例えば・・・

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予算は昇りのエスカレーターを走れる時に一気に投下する

あなたは広告費を投下する際に、年間でのストーリーなんかをしっかりと計画していたりするでしょうか?

最近患者さんが少ないから1度チラシを撒こうとか、今は患者さんが多いから1度PPC広告を停めてもいいかな??とか、なんとなく院の雰囲気とノリで集客を行っていたりはしませんかね?

年間の売上目標なんかをしっかりと達成したいのであれば、やはりこういった行き当たりばったりで集客を行っているようでは厳しいと言えるでしょう。

日本には四季だってあれば、祝日やイベントごとも多かったりするので、しっかりとそういったことも考慮に入れた上で、年間のマーケティングスケジュールなどを考えていかなければならないのです!

私はよく「上りのエスカレーター」と「下りのエスカレーター」のどちらに環境が傾いているか考えながらマーケティングを行っていったほうが良い、とクライアントさんにはお話したりしますが、この「置かれている環境」に適した予算配分を検討するのも経営者の重要な仕事ですよ!

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成功例ではなく失敗例を仕入れに行く

コロナのことが一旦落ち着き、日曜日や祝日にはまたセミナーや勉強会などに参加する機会も増えてきているのではないでしょうか?

そういったセミナーや勉強会で「これこれがうまく行った」とか「どれどれが良い」というお話はたくさん聞くことがあると思います。

そもそも、多くのセミナーや勉強会が「成功事例」を話すためのものなんですから当然と言えば当然ですよね^^

ただ、このブログでも何度もお伝えしているとおり、残念ながら「他の場所(店舗)で成功したものが、自分の院でそのまま成功するとは限らない」ということは良くあります。(もちろん、そのままやって成功するケースだってありますよ?笑)

しかし「成功事例」とは違い、ほぼほぼ全員に共通して当てはまることもあるのです!

もしあなたがセミナーや勉強会に積極的に参加されているのであれば、成功した部分だけではなくコッチにもしっかりとアンテナを張ってみてください!

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令和時代の1人治療院の生き残り戦略

新型コロナが5類になって以降、出店を控えていた整骨院さん達も徐々にまた新店舗出店に向けて動きを加速させているように感じますね。

むしろ、すでに資本が十分にあったグループ院さんなんかは、それこそ新型コロナが流行していた間ですら新店舗をどんどん出店していたので、そういった部分においてやはり地力の強さを非常に感じますね。

時代は令和を迎えてしばらく経ちますが、今後ますます治療院業界の生き残りをかけたしのぎを削る戦いが激化していくことでしょう。汗

例えば、小さな1人治療院だと近くに大きな整骨院ができるたびに「これから自分の院は大丈夫だろうか・・・」と頭を悩ましている先生もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回はこれからの令和時代における1人治療院が生き残っていくための「1人治療院の立ち位置」の話をしていきたいと思います。

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治療院経営を改善する際に何故「値上げ」から入るのか?

治療院での経営改善を行う際に「値上げ」というアクションは非常に有効な場合が多いです。

あらゆる場合において値上げすれば必ず上手く行く、とまでは言いませんし、値上げが与える影響だって限界はありますが・・・・・・。

それでも、実際には多くの治療院で起こってる経営的な問題が「値上げ」で数多く解決することも事実です。

これは粗利率が改善するからとか、利益が単純に伸びるからとか、そういった「値上げ」が持つ効果自体もありますが、、、

それだけではなく「値上げ」という施策がもつ「性質」が、経営改善に大きく影響しているのですね。

それは何故かと言うと・・・・・・

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