整骨院の経営戦略

整骨院・整体院の売上は3箇所で作ることを意識する

整骨院や整体院の経営を行っていると、ついつい新患さんから売上を作ろうと必死になってしまいますよね。汗

やはり初回から数万円・数十万円するような回数券やプリカが販売できれば、売上に対するインパクトは大きいですからね。

勘違いはしてほしくないのですが、新患さんからの売上を最大化する努力を行うこと自体は決して悪くありません!

むしろ、それ自体は絶対に必要なことでしょう。

とはいえ、整骨院や整体院などのような経営体系で売上を作ろうと思うと、新患さんからの売上だけに頼ろうとする経営ではすぐに無理がかかってきてしまうのです。

どれだけ気を使ったとしても新規集客だけは上振れ下振れといった波があったりするからですね。汗

1人治療院で、月に100万円くらいの売上だけで良ければそれでもなんとかやっていけるかも知れませんが、月に200万、月に300万という売上を安定して達成して行きたいのであれば新規からの売上だけでの達成はおそらく難しいでしょう。

どちらの院も新患さん自体はある程度十分来ていたとして、売上が100万くらいで止まってしまう院と、そこから200万、300万と着実に売上を伸ばしていく院。

その違いは一体どこからくるのでしょうか??それは・・・

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集客業務や書類作成などのやる気が出ない時の対処法

経営者であると同時に、普段はご自身も治療院の現場で働いている先生の中には、やらなくちゃいけない・・・と思いつつも、問診用のプレゼンファイルだったり、ステップレターの作成だったり、スタッフ教育用の資料だったりといった書類作成の仕事や、あるいはチラシ作成だったり、PPC広告の管理だったり、ホットペッパービューティーの変更だったり、ホームページの修正だったりという集客に関わる作業が後回しになり続けている先生もいらっしゃるのではないでしょうか?汗

どうしても、これまで現場で治療技術の習得やプレゼンの練習に時間を割いていた分、書類作成うんぬんの前にパソコン自体に苦手意識を持っている先生も少なく無いのですから、それも仕方ないことだと思います。汗(もはやパソコンが苦手・・・とか言ってる時代じゃないですけどね。汗)

あるいは単純に現場が忙しすぎて夜にはもう体力が残ってない・・・なんてこともあり得ますしね。汗

とはいえ、令和という激動の時代を生き抜いていくためにも、そういった「仕組み作り」的な作業も十分にこなしていかなければいけないことも事実です。

今回はそんな「仕組み作り」が苦手な人が、いかにそういった仕事に取りかかれば良いか?についてお伝えします。

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患者さんのLTVを伸ばすために「接触頻度」を増やす

治療院というのは、どうしてもそれほど患者さんと長い期間付き合える業種ではありません。

確かに保険を使っている整骨院であれば、3年4年とずっと通ってくれる患者さんが居るのも事実ですが、ヘタをすれば保険のみの整骨院だって、1人の患者さんとの付き合いは1ヶ月程度、、、という院も少なく無いのです。(まぁ、これはただ単にリピート率が悪いとかって話なだけかも知れません。汗)

このあたりのことは、きっとあなた自身も普段経営を行っていることから、離脱率という数字を見ることで実感としてしっかりと感じていることでしょう。

当然、自費の治療院であれば尚更患者さんの通院期間が短くなってしまう可能性が高くなるのは言うまでもありません・・・

では、1人ひとりの患者さんのLTVを高めるために、治療院の経営者としてやらなくてはいけないことというのは一体どんなことなのでしょうか?

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あなたの治療院の分単価設定はそれで大丈夫?

治療院経営においても、ビジネスモデルというものは非常に大切になります。

このビジネスモデルを構築する段階でそもそもの構築ミスをしてしまうと、頑張っても頑張っても売上が目標に達しない、、、という、とても悲しいことになりかねないのです。

その中でも特に大事なことの一つに分類される要素が「分単価」ですね。

耳にタコができるくらい聞いたこともある人もいれば、整骨院で保険請求がメインでやっている先生なんかだと未だに「分単価かぁー、どれくらいかなー?」なんて先生もいると思います。(最近ではわりと一般的な用語になってきているので、あなたはちゃんと知っていますよね^^)

しかし、この「分単価」の設定があなたの院の売上の大部分を決定づけてしまうのです!

今回は数字の例を挙げながら、どのくらいの営業日数で、どれくらいの単価の設定だと、はたして月商がどれくらいになっていくのかについてお話していこうと思います。

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勉強会やセミナーに参加するのに「一番勿体ない」人の思考

普段からいろんな先生に様々な手法をお伝えする立場に立つことが多い自分ですが、当然それと同じくらいセミナー参加や教材などを購入して、学ぶ立場に立つことも多いです。

その時に、僕には少しでも多くのものを吸収できるようにするために意識している「大事な思考(考え方)」があるのですが・・・(この考え方自体は僕自身、あるコーチコンサルタントさんから教えてもらった思考法ですが。笑)

おかげでいつもどんなセミナーに出てもすぐに成果として回収できる価値を得ることが出来ています^^(というか、回収できるよう必死に頑張っています。笑)

しかし、中にはこれとは真逆の考え方をして、せっかくセミナーや勉強会に参加しているのに、時間を無駄にしてしまっている先生も少なくはないのです。

このようにセミナーや勉強会から吸収できる「成果」そのものを分けてしまう「ある思考」とはなんなのでしょうか?

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結果の数字も大事だけど、土台となる数字を見てない先生が多すぎる

あなたはご自身の治療院の数字を、普段からどれだけ細かく見ているでしょうか?

ひどい先生になると「先月の売上は〇〇〇万でした」「先月の成約率は〇%でした」と、最終数字くらいしか把握していない先生も居たりします。

もう少し経営意識の高い先生になってくると「窓口が〇〇万」「保険で〇〇万」「自費の売上比率が〇%」「離脱率が〇〇%」のように、各成績の結果の数字まで把握できるようになってきます。

まぁ最悪でもここまでくらいの段階では院の数字を把握できるようにしておきたいものです。

さらにもう一歩進むと「広告費が〇〇万」「人件費が〇〇万」「残った(税引き前)利益が〇〇万」のような感じで、貸借対照表やバランスシート的な視点で、月ごとの院の数字を管理する方もいらっしゃったりします。

このように数字というのは細かく把握すればするほど、院の経営をコントロールしやすくなるものなのですが・・・

こういった「実際に院内の動きを見ていれば把握できる数字」は管理しているのに、「ツールを使わないと確認できない数字」は全く確認しない、という先生がなぜか多かったりします。

「ツールを使わないと確認はできない」とはいえ、逆に言えば「ツールを確認すればすぐにわかる数字」ですからね!!

これからの治療院経営を考えていく上で、ぜひこういった「ツールを確認すればすぐにわかる数字」というものも把握する習慣をつけられて見てくださいね!

ではそれがどんな数字かというと・・・

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治療院で集客を始めても良い条件

治療院経営において、あなたは何よりもまず集客の安定が最初に来ると思ってはいませんか?

もちろん、新患さんが毎月安定して来ることは必須なのですが、、、とはいえ院内の環境を無視して新患さんの獲得だけに注力するのは、無駄になるどころか、経営を傾ける危険性すらあるのです!

では、集客を始める前に整えなくてはいけない院内の条件とはなんなのでしょうか?

そう。分かっている先生も多いと思いますが、とにかく安定して高いリピート率を叩き出せるようにすることですね!

これが出来てないと新規集客の効果も激減してしまいますからね!!

紹介や店頭看板、SNS投稿やグーグルビジネスプロフィールの口コミ集めなど、予算がかからない集客は別としても、PPC広告やチラシなどの予算をかけた集客媒体は、まずはここを達成してから行えるよう意識してくださいね!

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初回問診におけるリピートするかどうかの決め手はココ

治療院経営にとってリピート、それも初回問診から続いての「2回目のリピート」ほど大事なことはそう多くはありません。

どれだけ腕が良かろうと、どれだけ新患さんが来ようと、新患さんが誰も2回目のリピートをしてくれないのであれば、治療院経営は傾いていくしかないでしょう・・・

まさに現場で一番最初に求められる成果が「2回目のリピートを獲得できるかどうか」といっても過言ではないですね。(まぁ2番目、3番目と求められることは他にもどんどん増えていくんですけどね。笑)

そんな大事な2回目リピートですが、いまだに「痛みが取れる」ことが2回目のリピートを得るための「決め手」だと思っている先生は少なくありません。

確かに、痛みが取れないよりは取れたほうがいいですが、患者さんが2回目のリピートを決める要因の決め手はそうではないのです。汗

本当に患者さんに「2回目リピート」を決めてもらうのに大事なことはこっちなんですよ!

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あなたの治療院に来た新患さんに一番通って欲しい流れは?

治療家として、現場に来た患者さんに対して考えることは、常に全力で施術をし、結果を出し、喜んで帰ってもらえることだけを考えるのも良いことだと思います。

しかし、経営者として治療院経営を考える場合は、やはりどうしてもそれだけでは足りません。

経営者としてご自身の院を存続・発展させていく使命があるわけです。

どれだけ良い施術を提供していても、院を潰してしまっては地域の方たちに対して貢献することが出来なくなってしまいますからね。

綺麗事だけでうまく行けばそれが一番良いのかも知れませんが、キャッシュフローなどを一切意識しない経営をしてしまった結果もし院を潰してしまうことがあれば、それはある意味もっとも地域の方たちに対しての裏切り行為となってしまいかねないわけです。

「味」がめちゃくちゃ美味しい飲食店だって、仕入先のコスト削減を考えたり、SNSへの露出戦略を考えたりしなくてはいけないのと同様に、治療院経営だって施術効果を高めることはもちろん大事ですが、その他のことだって沢山考えなくてはならないんですね。汗

特に売上を安定的に伸ばしていくために大事な考えとして「来院された患者さんに1番乗ってもらいたい流れ」を予め明確に定めておくことは非常に大切な視点となります。

ここがブレていたり、あるいは決まってなかったりすると、あなたの院との付き合い方が患者さん自身も分からずに迷いますし、治療院の売上も伸びていかないんですよ!

これはどういうことなのかというと・・・・・・

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治療院経営は「why」ではなく「how to」で質問する

今回は経営手法というよりもメンタル的な話をします。

とはいえ、経営者さんのメンタリティは売上にだって直結しますからね!

メンタルを鍛えることは、とても大事なことですよ!

今回のお話ですが、経営者として自身のリソースを治療院経営に全力で傾けるに当たって気を付けなくてはいけないことがあります。

それは何かの判断を求められる際に、自分自身への「質問」を気を付けるということです。

実は人には「プライマリークエスチョン」と呼ばれる無意識に自身に問いかける質問があって、これが治療院経営の質だけでなく、それこそ自分の人生の質までも左右してしまうのです。

気を付けておかないと、どんどんドツボにハマっていきかねないのですね。汗

では、プライマリークエスチョンとは一体なんなのでしょうか?

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