整骨院の経営戦略

現場に出ながらマーケティング活動するための時間活用術

このブログでも毎回毎回マーケティングの重要性を述べています。

マーケティングなんかやらなくても何とかなっていたという時代は過ぎ去り、令和を迎えた現在においては、競合も力を伸ばしてきたり、マーケティングを仕掛けてきたりと、どんどん攻勢を強めている地域がほとんどです。

そんな中で、あなたの院も売上を伸ばしていきたいと思うのであれば、もはや必然的にマーケティングを怠ることは出来なくなっているでしょう!

でも、このブログを見てくれているあなたも1度くらいは「毎日毎日しっかりと現場に出てるのに、マーケティング作業をする時間はいつ取るのさ!?」と思ったことがあるのではないでしょうか?

そこで今回は、僕自身が現場に出ている時にチラシや広告、ホームページ作成やマーケティングプランなどを考える時に意識していた時間活用の方法をお伝えします。

時間そのものが増えるわけではありませんからね!あくまでも僕らに許されていることは、いかに時間を効率的に使うかどうかですよ!

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経営において1番無駄な時間

経営者って生き物は定期的に、唐突に頭の中に何かアイデアが降ってくる生き物なのは間違いないでしょう!

別に悪い意味で言ってるのではなく、四六時中ご自身の院のことを考えていればそういうことが多々あるのも当たり前という話ですね。

お風呂に使っている時なんかの「ん!?今何か思いついた!!うおっ。このアイデア絶対やばいわ〜!!!」ってやつです。笑

こんな時、大きく分けてこの時に取る2つの行動パターンで成果が大きく変わるのですが・・・・・・あなたはどっちのパターンのほうが多いでしょうか?

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治療院経営を改善する際に何故「値上げ」から入るのか?

治療院での経営改善を行う際に「値上げ」というアクションは非常に有効な場合が多いです。

あらゆる場合において値上げすれば必ず上手く行く、とまでは言いませんし、値上げが与えるポジティブな影響だって限界はありますが・・・・・・。

それでも、実際には多くの治療院で起こってる経営的な問題が「値上げ」で数多く解決することも事実です。

これは粗利率が改善するからとか、利益が単純に伸びるからとか、そういった「値上げ」が持つ効果自体もありますが、それだけではなく「値上げ」という施策がもつ「性質」が、経営改善に大きく影響しているのですね。

つまり「同じような性質」を持つアクションであれば、同様に大きくポジティブな影響を治療院経営に与えることが可能になるのです!

では、それがどういった性質のアクションなのかと言うと・・・・・・

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あなたの院の患者さんの「ファン度」を表すバロメーター

治療院経営において長く愛される治療院になっていくためには、患者さんに自分の院の「ファン」になってもらうことが非常に重要になります。

それこそ、いかに「院から離れていかないコアなファン」が居てくれるかどうかがあなたの治療院経営に大きな影響を及ぼすでしょう。

本当に自力としての院の売上ベースを上げようと思うなら、やはり患者さんに長く院に居ついてもらうことでカルテ枚数そのものを増やしていけるようになりたいですからね!

ただし、この「ファン」というのは何も長く通ってくれていれば良いというものではありません。

そうではなく「何かあった時にあなたの院を積極的に応援してくれる」ような行動をとってくれる人こそリピーターの枠を超えて「ファン」と呼べる存在になっていくのです。(これはあくまでも僕の中での「ファン」というカテゴリの定義ですので、人によってもちろん違う解釈もあると思いますが。)

今後の治療院経営を安定したものにしていく、そのためにファンを増やすことがあなたの治療院経営に大きく影響してくることでしょう!

では、実際にどういった行動がファン度を表すバロメーターとして機能するのかというと・・・

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治療院において患者さんのリピート率に関わる大事な時間

最近の治療院業界では、分単価を非常に重視し、この分単価を下げすぎないように、施術単価を決定したり、あるいは施術の時短を行なったりします。

確かに治療院経営を安定させていくためには、十分な分単価が獲得できるような設定にしておくことは絶対に必要です。

この部分を気を付けておかないと、どれだけ忙しくても利益が残らない院になってしまったりしますからね。汗

しかし、そこだけに意識を向けてしまって、施術以外の時間を全て削ってしまったりすると・・・

それはそれで、結果的にリピート率が低下したりして、結局売上が落ちてしまう危険性があるのです・・・

時短が大事とはいえ、リピート率を維持するために削ってはいけない「ある時間」があるんですよ!

時短はこの点に気を付けながら行ってみてくださいね!

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整骨院・整体院の売上は3箇所で作ることを意識する

整骨院や整体院の経営を行っていると、ついつい新患さんから売上を作ろうと必死になってしまいますよね。汗

やはり初回から数万円・数十万円するような回数券やプリカが販売できれば、売上に対するインパクトは大きいですからね。

勘違いはしてほしくないのですが、新患さんからの売上を最大化する努力を行うこと自体は決して悪くありません!

むしろ、それ自体は絶対に必要なことでしょう。

とはいえ、整骨院や整体院などのような経営体系で売上を作ろうと思うと、新患さんからの売上だけに頼ろうとする経営ではすぐに無理がかかってきてしまうのです。

どれだけ気を使ったとしても新規集客だけは上振れ下振れといった波があったりするからですね。汗

1人治療院で、月に100万円くらいの売上だけで良ければそれでもなんとかやっていけるかも知れませんが、月に200万、月に300万という売上を安定して達成して行きたいのであれば新規からの売上だけでの達成はおそらく難しいでしょう。

どちらの院も新患さん自体はある程度十分来ていたとして、売上が100万くらいで止まってしまう院と、そこから200万、300万と着実に売上を伸ばしていく院。

その違いは一体どこからくるのでしょうか??それは・・・

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集客業務や書類作成などのやる気が出ない時の対処法

経営者であると同時に、普段はご自身も治療院の現場で働いている先生の中には、やらなくちゃいけない・・・と思いつつも、問診用のプレゼンファイルだったり、ステップレターの作成だったり、スタッフ教育用の資料だったりといった書類作成の仕事や、あるいはチラシ作成だったり、PPC広告の管理だったり、ホットペッパービューティーの変更だったり、ホームページの修正だったりという集客に関わる作業が後回しになり続けている先生もいらっしゃるのではないでしょうか?汗

どうしても、これまで現場で治療技術の習得やプレゼンの練習に時間を割いていた分、書類作成うんぬんの前にパソコン自体に苦手意識を持っている先生も少なく無いのですから、それも仕方ないことだと思います。汗(もはやパソコンが苦手・・・とか言ってる時代じゃないですけどね。汗)

あるいは単純に現場が忙しすぎて夜にはもう体力が残ってない・・・なんてこともあり得ますしね。汗

とはいえ、令和という激動の時代を生き抜いていくためにも、そういった「仕組み作り」的な作業も十分にこなしていかなければいけないことも事実です。

今回はそんな「仕組み作り」が苦手な人が、いかにそういった仕事に取りかかれば良いか?についてお伝えします。

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患者さんのLTVを伸ばすために「接触頻度」を増やす

治療院というのは、どうしてもそれほど患者さんと長い期間付き合える業種ではありません。

確かに保険を使っている整骨院であれば、3年4年とずっと通ってくれる患者さんが居るのも事実ですが、ヘタをすれば保険のみの整骨院だって、1人の患者さんとの付き合いは1ヶ月程度、、、という院も少なく無いのです。(まぁ、これはただ単にリピート率が悪いとかって話なだけかも知れません。汗)

このあたりのことは、きっとあなた自身も普段経営を行っていることから、離脱率という数字を見ることで実感としてしっかりと感じていることでしょう。

当然、自費の治療院であれば尚更患者さんの通院期間が短くなってしまう可能性が高くなるのは言うまでもありません・・・

では、1人ひとりの患者さんのLTVを高めるために、治療院の経営者としてやらなくてはいけないことというのは一体どんなことなのでしょうか?

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あなたの治療院の分単価設定はそれで大丈夫?

治療院経営においても、ビジネスモデルというものは非常に大切になります。

このビジネスモデルを構築する段階でそもそもの構築ミスをしてしまうと、頑張っても頑張っても売上が目標に達しない、、、という、とても悲しいことになりかねないのです。

その中でも特に大事なことの一つに分類される要素が「分単価」ですね。

耳にタコができるくらい聞いたこともある人もいれば、整骨院で保険請求がメインでやっている先生なんかだと未だに「分単価かぁー、どれくらいかなー?」なんて先生もいると思います。(最近ではわりと一般的な用語になってきているので、あなたはちゃんと知っていますよね^^)

しかし、この「分単価」の設定があなたの院の売上の大部分を決定づけてしまうのです!

今回は数字の例を挙げながら、どのくらいの営業日数で、どれくらいの単価の設定だと、はたして月商がどれくらいになっていくのかについてお話していこうと思います。

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勉強会やセミナーに参加するのに「一番勿体ない」人の思考

普段からいろんな先生に様々な手法をお伝えする立場に立つことが多い自分ですが、当然それと同じくらいセミナー参加や教材などを購入して、学ぶ立場に立つことも多いです。

その時に、僕には少しでも多くのものを吸収できるようにするために意識している「大事な思考(考え方)」があるのですが・・・(この考え方自体は僕自身、あるコーチコンサルタントさんから教えてもらった思考法ですが。笑)

おかげでいつもどんなセミナーに出てもすぐに成果として回収できる価値を得ることが出来ています^^(というか、回収できるよう必死に頑張っています。笑)

しかし、中にはこれとは真逆の考え方をして、せっかくセミナーや勉強会に参加しているのに、時間を無駄にしてしまっている先生も少なくはないのです。

このようにセミナーや勉強会から吸収できる「成果」そのものを分けてしまう「ある思考」とはなんなのでしょうか?

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