整骨院の経営戦略

整骨院・整体院において一番よくない状態の「自費メニュー」

あなたの治療院には何種類の自費メニューがあるでしょうか?

最近では自費メニューの導入といって、どんどん院内のメニュー数を増やしている先生も多いですね。

自費メニューが沢山あれば患者さんの細かいニーズにまで対応できるといった点もメリットになりますが・・・実はメニューをどんどん増やすことにはそれなりにデメリットも存在するのです。

経営という視点からシンプルに見れば、売上の柱が増えることは良いことと言えますし、たしかに自費メニューがあればあるほど利益も高くなりそうな気がしますが・・・

集客にかかるコストや教育にかかるリソースを考えると、残念ながら導入している自費メニューの全てが、ちゃんと利益として伸びることに直結しているとは限らなかったりするのですね!(見た目上の売上だけは伸びてたりしますが。)

実は自費メニューを導入して、単価を上げていきたいとは言っても商品が「ある状態」になってしまっているなら、導入しない、あるいは撤退したほうがマシという「最悪の状態」があるのです。

では、その最悪の状態とはどんな状態なのかというと・・・

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「魔法の薬」思考から抜け出さないと成長はない

一発逆転で「これ」をするだけで、現在の状況に関係なく急激に院にポジティブな変化をもたらすアクションのことを例えて「魔法の薬」なんて言ったりしますが・・・

多くの先生が自身の治療院経営におけるターニングポイントに対していわゆる「魔法の薬」というモノを期待しすぎているんじゃないか?と思うことが良くあります。

「この機械を導入して月商が200万UPした」とか「インスタ集客で新規がすぐに2倍になった」とか「問診テンプレを変えたら高額商品がバンバン売れるようになった」とか、まぁそんな感じの話ですね。

もちろん人間ですから、そういった楽したい心(あるいは期待したい心)があることは僕も否定しませんが・・・・・・

とはいえ、いつまでもそんな都合の良いことが起きることを期待して待っている「魔法の薬」思考から抜け出さなければ、本当にどんどんと泥沼にはまっていくことになりかねませんよ?

早く夢から醒めて、現実的な一歩を踏み出した人から少しずつ治療院の経営を改善していくことができるのです!

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あなたの院をスタッフが自動的に回してくれるための仕組み

あなたは毎月どれだけ院の数字をしっかりと計測・記録しているでしょうか?

近頃では経営の重要性をしっかりと勉強されている院長さんもどんどん増えてきているので、ある程度の数字はあなたもしっかりと把握するようにしているかも知れません。

そのうえで・・・それらの数字をスタッフさんにどれだけ把握させているでしょうか??

せっかく院長先生自身は院の各数字を把握しているのに、スタッフさんは院の数字なんてほとんど知らないまま・・・なんていう院も少なくないんですね。

これではスタッフさんは今現在、院がどのような状態にあるのかを把握することは決してできません。

院としてはこんな状態なのに、スタッフさんを雇っている先生は「スタッフに自立して行動して院を回してもらいたい」なんて言っちゃうわけです。

これはかなりハードルが高いことなんですね。汗

しかし、それらの数字をしっかりと活用することができれば、あなたの院の経営をスタッフが自動的に行うことすらちゃんと可能になってくるのです!

そのための仕組みとは・・・・・・??

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商品設定・メニューの見せ方が患者さんの通院期間を決める

あなたの院では、普段平均してどれくらいの回数(あるいは期間)患者さんが通ってくれているでしょうか?

あるいは、どれくらいの通院期間を目標にしてアクションを取っているでしょうか?

十分に満足の行く回数や期間通ってくれる患者さんばかりなら問題ありませんが、中にはなかなか患者さんが居つかくて困っている治療院もあると思います。

というか、そういった状況の院は実際かなり多いです。汗

こういったリピート・通院期間に関していえば初回問診でのプレゼンも非常に大事なのですが・・・

そもそものことを言えば、あなたの院が用意している商品だったり、HPでのメニューの見せ方、集客の段階で通院期間が短い新患さんが来ることが決まっていたり、あるいは通院期間の長い患者さんが来ることが決まっていたりすることもあるんですよ!

言わばビジネスモデル構築段階での欠点ですね。汗

これを来店後の院内対応だけで巻き返していくのは非常に大変になります。

そういった要素のことを意識しながら、商品選定・メニュー設置・集客をちゃんと行えているでしょうか?

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治療院経営に必須の戦略!「囲い込み」

このブログを読んでくれているあなたならきっと、毎月新患さんを獲得するために何かしらの集客活動をしっかりと行っているのではないかと思います。

もちろん新患さんを獲得するための「入口」として集客を戦略的に行うことは非常に大切ですが、、、

それと同じくらい大事な「出口」に対する戦略となると、何故か急に疎かになってしまう治療院が多いように感じます。汗

近頃でこそ「離脱率」という数字を意識してくれている先生も増えていますが、具体的な対策としてはまだまだ足りない治療院も多いような印象ですね。

実際コンサルを始めた先生からは、「離脱率を下げるために具体的にどんな対策を取れば良いのか分からない」「離脱率はどれくらいを目標に下げていけば良いのかわからない」と結構な頻度で言われます。

そこで今回は治療院経営における「出口」で意識すべき、「囲い込み」の概念をお伝えしていこうと思います。

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来年はどの数字をどんな風に伸ばすかイメージをしておく

治療院の売上をあげる公式自体は非常にシンプルです。

総患者数(整骨院ならカルテ枚数)× 平均来院頻度 × 平均単価 で表されますね。

私のブログでも何度も取り上げていますし、おそらくこの公式自体はあなたも何度も見たことがあると思います。

しかし、この公式は知っているのに、残念ながらその裏にあるもっと大事な「これらの数字を伸ばすための施策」に対する意識が少し薄い先生も多いように感じますね。

すでに11月も半分を超えようとしていますし、あっという間に今年の終わりも近づいて来るでしょう。

タイミング的にはそろそろ来年の目標を立て始めておいたほうが良い頃です。

そんな中であなたの院の売上を来年から伸ばしていくために、どの数字をどんな風に伸ばしていけばいいのか?

あるいは、どのように伸ばせるのか?(具体的な手段を無視した数字はただの妄想です。)

これをしっかりと今年の内にイメージできるようにしておいてくださいね^^

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来年度までにお金はここで使え!

今年も徐々に残すところあとわずかになってきましたね。

寒いなと感じる日もどんどん増えてきました。

この調子で日々頑張っていれば、あっという間に気づけば12月、気づけば年末、という日を迎えることでしょう。

ところで、無事に今年もある程度の売上をあげることに成功しそうな先生は、努力が成果に繋がったということですから素晴らしいことですね!

とはいえ、そういった先生であればこの時期には「余剰利益をどうしようかな???」と考えることも増えるはずです。

「税金で取られるくらいなら、、、もっと何か有効なことに使った方がいいんじゃないか???」という考えは誰しもが思うことですからね!

だからといって無駄な経費を使うというのは避けたいところ。

そこで今回は、年内までにできる価値のあるお金の使い方に関して触れていきたいと思います。

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1人治療院の経営を安定させるために突破すべき4つの壁

最近では、スタッフを雇って治療院経営をチームで行う院もどんどん増えてきていますね。

それどころか1院の中でスタッフを増やすにとどまらず、分院をどんどんオープンしているグループ院も後を絶ちません。

僕自身も、人を雇うか雇わないかは別としても、外注なども含むチームで治療院経営を行なっていくことは非常に良いことだと考えています。

とはいえ、、、

実際に現在治療院を経営している先生の多くは、未だに1人院長1人治療家の治療院が大半です。

そこで今回は、1人治療院が売上を伸ばして、治療院経営を安定させていくために突破する必要がある4つの壁を紹介します。

この壁さえ突破できるようになれれば、1人治療院だとしても確実に治療院の売上は伸び、経営は安定していきますよ!

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整骨院や整体院のLTVはどれくらいが適切なのか?

このブログでも何度もお伝えしていますが、治療院経営を安定させる秘訣(というよりどんなビジネスでも)の一つが、高いLTVを安定させることになります。

1回の施術単価が高くても、極端にリピート率が低ければLTVは低下しますし、その逆に仮に1回の施術単価自体は低かったとしても、リピートの期間が極端に長かったりすればLTVは上昇したりと、いくつかの条件が整ってはじめて安定するのがLTVという数字になります。

もちろん基本的にはLTVは高ければ高いほど利益体質の経営を行いやすくなりますし、素晴らしいわけですが・・・

まぁ現実的な話として、無限に高くしろっていうのも難しい話ですよね。笑

そこで今回は整骨院や整体院における、現実的なラインでのある程度の適正値としてのLTVの基準についてお伝えしようと思います^^

目指すべき最高峰の数字というよりも、この水準に達していない場合の注意喚起として意識してみてください!

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治療院は季節によって経営戦略を変えることで売上を伸ばす

経営者さんの中には「常にもっとも新しく見聞きしたことの優先順位が1番に来る」という罠にハマっている人がいます。

Instagram広告がやばいらしい!LINEで新規集客をしよう!サブスクでうまくいってる院が増えてきたらしい!TikTokが一部で成果を上げ始めているらしい!リピート率を伸ばすことこそ王道だ!新しいEMSがかなり自費の収益をあげてくれているところが多いらしい!などなど・・・・・・

こんな話を聞くと「え!?じゃあ自分もすぐにやるか!!!」ってなってしまうパターンですね。

これは自分の治療院経営の中で、現在なにが不足しているのかしっかりと把握できていない場合に起こりがちですが、、、

まずは頭の中を整理するという意味でも、季節ごとにやったほうが良いことと、やらないほうが良いことを覚えておくだけでも、かなり戦略が立てやすくなります。

日本には四季があり、比較的外部環境の変化が多い土地柄ですから、季節戦略というものも存在するわけです。

沖縄のホテル業界が年中ずっと夏と同じやり方をやろうとしても、冬場に夏ほど上手くいかないのは想像がつくでしょう?笑

最近めっきり寒くなってきましたし、もうボチボチすれば冬も間近といったところでしょう。

その際に立てる戦略の方針として役立ててみてください^^

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