整骨院の経営戦略

あなたの治療院に余計なものは置きっ放しにされていないか?

あなたの院では普段、自分の院の内部にどれだけ意識を向けられているでしょうか?

ちゃんと綺麗に整えて、患者さんを迎える準備がきちんと出来ているでしょうか?

すでに第8波まで繰り返していますし、新型コロナがこれだけ長く流行しているわけですから、毎日院内の掃除や消毒などはもちろんしていると思いますが、それ以上に意外と自分では気になっていなかった部分などでも、患者さんは気になっていたりするものです。

実際クライアントさんの院に伺った時なんかに「えっ?これ普段からこのままなの??」というようなモノが本当にあったりしますからね。汗

普段自分の院に長く居ると感覚がマヒしてしまって気にならなくなったりしますが、古くからずっとやっている院ほど掃除の際でも見落としがちな「こんな部分」の再チェックをされてみてくださいね^^

どういった部分かというと・・・

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治療院でプリカや回数券を導入する際に気をつけること

最近では治療院でもプリカや回数券を導入する院もかなり多くなってきましたね。

僕自身そういった先払いで料金を頂くシステムは経営面から見ても良い仕組みだと考えているので、クライアントさんの院でも積極的に導入を検討してもらっていたりします^^

しかし、いくら良い仕組みとは言っても気をつけるべき点は気をつけておかないと、逆に院に混乱を起こしてしまう原因にもなりかねません!

メリットの多い仕組みとは言え、落とし穴的なデメリット部分として注意しなければいけない面だってやはりあるのです。

では、プリカや回数券を導入する際に何を気をつけなければいけないのでしょうか?

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治療院での顧客フォローはLINE@で行え!

治療院経営において、1度来院された患者さんをずっと自分の院に惹きつけ続け、LTVを伸ばしていくことは非常に大切です。

そういった際に使う有料の顧客管理ツールはすごく便利ですし、ぜひ導入して頂きたいところですが・・・

とはいえ、イマイチどんな効果があるのかわからないものにいきなり投資するのもちょっと気が引けますよね?汗

そこで今回は、当ブログでも何度もオススメしていますが、まずは顧客管理・顧客フォローに慣れていくために、無料で使えてなおかつ顧客管理・顧客フォローとしても十分に活用できるLINE公式アカウント(LINE@)の活用法をお伝えしたいと思います。

残念ながらつい先日に、2023年6月からLINE公式アカウントの料金が改訂されるという発表があり、来年の6月以降は実質的な値上げとなるわけですが、それでもまだまだ使いやすいツールだと思いますので、イマイチ使い切れていない先生はぜひこの機会にしっかりと使い方を覚えられてみてくださいね!

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治療院経営は多店舗経営が「成功」なのか?

平成における治療院経営成功のイメージは本当に「多店舗の分院展開」だとか、「〇店舗開業」という拡大路線が成功のスケールだったように思います。

これは、保険診療が大全盛で請求に何も問題がなかった頃はそれでもよかったのかも知れません。

もちろん、今でも超巨大グループ院は徐々に増えていっていますし、1つの大成功のイメージとしては間違いないでしょう!

しかし令和の時代を迎え、コロナ禍を経た現在では、スタッフを増員し、分院を増やせば増やすほど、なぜか経営が苦しくなっている・・・・・・という先生も増えていたりもするのです。

むしろ逆に「店舗が減ったら本当に利益が増えた!」「スタッフが居なくなって1人でやり始めて本当に楽になった!」と喜んでいる先生もいるのです。

1人高単価治療院で月商300万とか出している院はこういう感じだったりしますし、これはこれで1つの成功のイメージだったりするでしょう。

結局何が大事なのかといえば「あなた自身がどういう成功のイメージを思い描いているのか?」だったりするのです!

果たしてあなたは「成功のイメージ」を追いますか?それとも実である「利益」を追いますか?

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長期連休明けの離脱はLINE@で防ぐ

近頃の治療院ではお盆休みは取らない、という院もわりと見かけるようになりましたが、それでも一般的には来週になればお盆休みに入る、という先生も多いことでしょう。

身体をしっかりと休めて、お盆明けからまたしっかりと頑張れるようにするためと思えば数日程度の休みも決して悪いものではないのですが・・・

しかしその一方で、長期連休を境にピタッと通院されなくなる患者さんが増えることも多く、お盆休みや正月休みに対してなんとなく嫌な感じを持っている先生も多いことでしょう。笑

長期連休を堺に離脱患者さんが増える、ということは大なり小なりおそらく毎年毎年あなたも経験されているのではないでしょうか?汗

こういった患者さんを全くの0人にするのは難しいですが・・・

少しでも離脱される患者さんを減らすためにも、ぜひこれくらいはやっておいてくださいね!

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治療院経営は競合に勝つために一歩だけ先を行けば良い

治療院経営は基本的には地域ビジネスです。

日本全国で商品を売っているような無限商圏でもなければ、ライバルが日本全国の整体・整骨院というわけでもありません。(全国を対象に物販を行っていたり、県外からも頻繁に患者さんが訪れる、なんて院さんもあったりしますが、それはまぁごく一部のケースですしね。笑)

ということは、あなたが地域で競合に勝つためには何も全国レベルで1番にならなくても、地域の競合に勝つことさえできれば、しっかりと安定した治療院経営を行えるのですね!

他県にあるような超大型グループ院をライバル視して、地元にある足元のライバル院を見ずに足元を疎かにしてしまっているようでは、それはそれでダメってことです!

このあたりを感覚では理解しているのに、ついついやってしまいがちなミスを今回はお伝えしていきます。

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治療院のV字回復は新規集客とリピート率の同時改善で実現する

5月はゴールデンウィークもあり稼働日数が比較的少なくなりやすいため、売上的な記録は出しにくい月だったりするのですが、2院のクライアントさんが月商の新記録を叩き出しました!

どちらの院もコンサルを受けた段階では月商100万ちょっと、というぐらいの売上を行き来していたのですが、見事に2院とも月商300万の壁を越えて、400万前後の月商を叩き出していきました。

ぶっちゃけ先生たち自身がとても頑張って行動されているため、僕の力はあんまり関係なかったりもするんですが、それでもこうやって喜びの報告をもらえると嬉しいですね^^

スタッフさんが沢山いる院となると、月商500万を越え、800万とか1000万とかを目標にコンサルをしたりすることもありますが、1人治療院や少人数でやっている院に関しては1つの目標として月商300万を目標に据えてコンサルを行うことが多いので、400万というのはかなり立派な数字と言えると思います。

ところで、こういった「結果を出す院」が何か特別なことをしているかっていうと実はそんなことはないんですね。汗

細々したことは確かにいろいろやってはいますが、特に力を入れてやっていることなんていうのはたった「2つ」のことだったりするのです!

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治療院でも顧客をしっかりとリスト化しておく

新型コロナが少しだけ落ち着きつつあるおかげか、治療院業界における新店舗展開のペースが去年よりも多いような感覚がありますね。

ライバル院がどんどんと増え、広告規制もゆくゆくはさらに強くなってくるであろう治療院業界では常に新患さん確保のためのハードルが高くなり続けていると言っても過言ではありません。

もちろん、新型コロナなどの影響を強く受けて、新患さんがなかなか集められなかった院も多かったと思います。

こういったネガティブな要素の増加に対して、集客のための新しい広告手法が生まれるといったようなポジティブな要素の増加はなかなか少ないですからね。汗

そうなってくると重要なのは「いかに既存の患者さんを囲い込めるか」あるいは、「新患として来院された患者さんに長く通ってもらえるか」という点になります。

その際に確実にやっておきたいのがコレになります。

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整骨院や整体院で焼き畑式経営はいかんよ・・・

突然ですが、あなたは「焼き畑式農業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

まぁ自分も農業に携わっていたわけではなく詳しくはないので、詳細は省きますが、ざっくり言うと、、、

  • 一定範囲の土地を焼いてしまい、その時に出た灰をそのまま肥料として使うことで作物栽培の収穫速度を早められる
  • ある程度収穫が終われば、焼いた土地は放棄して、また次の範囲を焼き払い同じことをする
  • それを何十年もかけて1周すると、最初の場所に戻った時には新しい木が生えているから、また1からやり直せる

というような農耕方法のことです。

近頃では自費移行を行い、高額な回数券やプリカなどを取り扱う先生もどんどん多くなっていますし、それ自体は私も推奨していることなのですが、やりすぎてこの「焼き畑式経営」みたいになっている方もいるのでは??ということを心配しています。

どういうことかというと・・・

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1人院とスタッフを抱えている院での新患さん電話対応の違い

1人院長でやっている整骨院と、スタッフさんを抱えている整骨院では、商品の単価設定から集客戦略、電話対応から絞り込みまで本当に戦略が何から何まで違ったりします。

今回は特に電話対応に関してお話していきますが、新患さんが最初に電話をかけて来た時から、1人院と施術家が複数居る院では、すでに対応が変わったりするわけですね。

1人院と、スタッフを抱えている院での電話対応。

あなたはしっかりと自分の院に合った電話対応になっていますか?

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