整骨院の経営戦略

治療院でも顧客をしっかりとリスト化しておく

新型コロナが少しだけ落ち着きつつあるおかげか、治療院業界における新店舗展開のペースが去年よりも多いような感覚がありますね。

ライバル院がどんどんと増え、広告規制もゆくゆくはさらに強くなってくるであろう治療院業界では常に新患さん確保のためのハードルが高くなり続けていると言っても過言ではありません。

もちろん、新型コロナなどの影響を強く受けて、新患さんがなかなか集められなかった院も多かったと思います。

こういったネガティブな要素の増加に対して、集客のための新しい広告手法が生まれるといったようなポジティブな要素の増加はなかなか少ないですからね。汗

そうなってくると重要なのは「いかに既存の患者さんを囲い込めるか」あるいは、「新患として来院された患者さんに長く通ってもらえるか」という点になります。

その際に確実にやっておきたいのがコレになります。

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整骨院や整体院で焼き畑式経営はいかんよ・・・

突然ですが、あなたは「焼き畑式農業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

まぁ自分も農業に携わっていたわけではなく詳しくはないので、詳細は省きますが、ざっくり言うと、、、

  • 一定範囲の土地を焼いてしまい、その時に出た灰をそのまま肥料として使うことで作物栽培の収穫速度を早められる
  • ある程度収穫が終われば、焼いた土地は放棄して、また次の範囲を焼き払い同じことをする
  • それを何十年もかけて1周すると、最初の場所に戻った時には新しい木が生えているから、また1からやり直せる

というような農耕方法のことです。

近頃では自費移行を行い、高額な回数券やプリカなどを取り扱う先生もどんどん多くなっていますし、それ自体は私も推奨していることなのですが、やりすぎてこの「焼き畑式経営」みたいになっている方もいるのでは??ということを心配しています。

どういうことかというと・・・

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1人院とスタッフを抱えている院での新患さん電話対応の違い

1人院長でやっている整骨院と、スタッフさんを抱えている整骨院では、商品の単価設定から集客戦略、電話対応から絞り込みまで本当に戦略が何から何まで違ったりします。

今回は特に電話対応に関してお話していきますが、新患さんが最初に電話をかけて来た時から、1人院と施術家が複数居る院では、すでに対応が変わったりするわけですね。

1人院と、スタッフを抱えている院での電話対応。

あなたはしっかりと自分の院に合った電話対応になっていますか?

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これで患者さんの来院回数を伸ばせ!

あなたの院では、新患さんが来院されても、何故か3回目や4回目くらいで患者さんが理由も分からずに離脱してしまう・・・・・・ということがあったりはしないでしょうか?

多くのクライアントさんからお話を伺っていると、正直これくらいの通院回数のタイミングで患者さんの離脱が増えてしまうことが悩みだという先生は多いです。

では、何故そのような現象が起きやすいのかと言えば・・・

それはもしかしたら、患者さんの心理変化に対して取るべき行動を起こしていなかったせいかも知れません。。。

一体どういう心理変化なのか?一体どう対応していけばいいのか?

今回はそういった部分をお伝えしていきますね。

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ブランディングを勘違いしてない?

地域でビジネスを行なっていく場合、自院のブランディングがある程度出来ているとかなり多くの場面で良い影響が受けられます。

これはどんなビジネス、どんな業種でも言えることですね。

例えば、集客ひとつとっても、ブランディング出来ている院と、まったくブランディング出来ていない院では、まったく同じ内容のチラシや広告を行なったとしても、確実に反応は違った数字が出ると言えるでしょう。

そんな大事な「ブランディング」ですが・・・・・・

いろんな先生とお話していると、どーーーもこのブランディングというものを捉え違えている先生が多くいらっしゃるので、今回はちょっとその辺りのお話をしていこうと思います。

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高単価の治療院が気を付けておくべき経営のリスク

最近では、単価が5000円を超えるような治療院も珍しくなくなってきましたね。

中には、施術単価が10000円を超えるような治療院だって沢山あります。

もちろん、10000円だろうが20000円だろうが、その対価以上の治療価値を提供出来ているのであれば、それは「価格以上の価値がある商品」なわけですし、それ自体に問題は一切ありません。

しかしそのことを理解した上で、高単価のビジネスモデルが陥りやすい経営上の注意点があるのも事実です!

良い部分にだけ目を奪われて、負の側面を見逃してしまわないように気を付けましょう!(この側面は気をつければ、ちゃんとコントロール可能です。)

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売上があがらないと焦っている時ほど・・・

今回は「7つの習慣」などでも取り上げられる有名なイソップ物語の話を一つをしたいと思います。

が、童話と侮るなかれ。

この話は私たちに非常に多くの教えと成功法則の基礎を教えてくれます。

もしあなたが現在今年の目標を達成することに必死になっているのであれば、一度基本を見返してみるのも良いでしょう。

もし読んだことが無ければ間違いなく名著ですので「7つの習慣」自体もぜひ一度は読んでみることをオススメしますよ^^

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予約制だと流行っている感が出しにくい?

最近は予約制を導入して院を稼働させる治療院もかなり増えてきました。

自費でやっていると、予約制のほうが色々と都合の良いことが多かったりしますし、ある意味自然な流れと言えるでしょう^^

とはいえ予約制のデメリットというか、予約制じゃなかったところから予約制に切り替えた院の悩みの一つとして、、、、、、、

「流行っている感」が出しにくかったりする、特に新患さんが来た時にいつもと院の雰囲気が違って困る、という話を聞きます。

そこで今回は予約制にしたときの「流行っている感」の出し方をお伝えしていきます。

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目標達成には気合より環境作りが大事

さて、もうそろそろ1月どころか2月が終わろうとしていますね。

今年に入って2カ月も経っているわけですから、もしかすると、そろそろ今年の初めに立てた目標のうち、いくつかは達成できたものも出てきた頃でしょうか?^^

あるいは、今年も最初からコロナの第6波が直撃したりと、大変な時期を迎えていますので、色々と予定が狂ってしまった先生も多いでしょうから、逆に「やばい・・・まだ全然何も達成できてない・・・」という先生もいらっしゃるかも知れませんね。

そこで今回は立てた目標を達成するために必要な「環境作り」の重要性についてお伝えしていきたいと思います。

目標達成に大事なのは「気合」ではなく「環境作り」ですよ!

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コロナ禍での集客予算増加のタイミングを考える

まん延防止措置が延長された県も多く、なかなか第6波から抜け出せたとは言えない日々が続いていますね。

今までと比べて圧倒的に罹患者が多く、クライアントさんも「今まで以上にコロナを身近に感じている」と言われる方も多いです。

正直1月よりは、2月に入ってからのほうが新患さんの集客状況も改善している院が多いのですが、まだまだ本調子までは戻っていないかな、といった集客状況が続いていますね。

こういった状況下ですから、普段以上に費用対効果が合わないことを考えて、いつもよりも集客費用を抑えている先生も居らっしゃることでしょう。

今はそれでも良いかも知れませんが、過去の傾向からしっかりと集客予算を戻しておくタイミングだけは失敗しないようにしましょうね!

それがどういったタイミングかというと・・・

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