治療院のV字回復は新規集客とリピート率の同時改善で実現する

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5月はゴールデンウィークもあり稼働日数が比較的少なくなりやすいため、売上的な記録は出しにくい月だったりするのですが、2院のクライアントさんが月商の新記録を叩き出しました!

どちらの院もコンサルを受けた段階では月商100万ちょっと、というぐらいの売上を行き来していたのですが、見事に2院とも月商300万の壁を越えて、400万前後の月商を叩き出していきました。

ぶっちゃけ先生たち自身がとても頑張って行動されているため、僕の力はあんまり関係なかったりもするんですが、それでもこうやって喜びの報告をもらえると嬉しいですね^^

スタッフさんが沢山いる院となると、月商500万を越え、800万とか1000万とかを目標にコンサルをしたりすることもありますが、1人治療院や少人数でやっている院に関しては1つの目標として月商300万を目標に据えてコンサルを行うことが多いので、400万というのはかなり立派な数字と言えると思います。

ところで、こういった「結果を出す院」が何か特別なことをしているかっていうと実はそんなことはないんですね。汗

細々したことは確かにいろいろやってはいますが、特に力を入れてやっていることなんていうのはたった「2つ」のことだったりするのです!

治療院のV字回復は新規集客とリピート率の同時改善で実現する

まず最初に結論から言ってしまえば、今回記録を達成した院が揃ってやったことと言えば「新規集客」を増やしたことと、「リピート率(初回問診での成約率)」を高めたことだけです。(大前提としてある程度の自費単価が頂けてる場合)

 

「なんだ・・・当たり前のことじゃないか・・・もっとすごい方法を教えてよ・・・」

 

なんてアナタは思うかも知れませんが、ぶっちゃけ治療院経営の肝は「集客」と「リピート」ですからね!?

経営にうまくいってない治療院のほぼ全てが「集客」か「リピート」のどちらか(あるいは両方)に問題があるんですから、治療院の経営をV字回復させたいなら「集客」と「リピート」を頑張ることが一番の特効薬なのは間違いないんです!!

この2つを無視して、特殊な方法なんて求めてたらいつまで経っても経営は改善しませんよ!

 

 

一応集客をやってるつもりなんだけど?

ちなみに、新規集客の改善を行う場合まずは「メインとなる集客媒体」を探すことが大事になってきます。

「ん?今の時代で新規集客なら、とりあえずHPの修正したりするんじゃないの??」

なんて思うかも知れませんが、残念ながら今はもうHPを修正すれば必ず新患さんが増えるという時代でもなくなってしまったんですね。汗(といってもHP修正自体は必ず手を付けますけど。笑)

 

例えば、今回の結果を出した2院に関していえば、1院はPPC広告に加えてホットペッパービューティーが上手くハマってくれましたし、1院に関しては1番の集客の柱になったのはチラシでした。

もっと以前に結果を出した院は「エキテン」が集客の柱になった院もありますし、順当にSEOからの流入が集客の柱になった院もありました。

まぁさすがに今の時代でエキテンを柱にするのは厳しいと思いますが、つまり何が言いたいかと言うと「院によって1番の集客の柱はそれぞれ違う」ってことなんですね!

 

新規集客が上手くいかない治療院の特徴は「とにかくSEO!」みたいに、自分で勝手に集客媒体を決め打ちしちゃう院です。汗

もしかしたら他の媒体ならもっと簡単にうまく成果が出るかも知れないのに、1つのやり方にこだわってしまい、しかもその結果成果がついてこなかったりするのです。汗

だからこそ、僕がコンサルに入った際には一つのやり方にこだわらず、早い段階でそれまでにクライアントさんの院でやっていなかったいろんな媒体をテストしてもらい(その地域とその院の状況)で成果の出やすそうな「柱となりえる集客媒体」を探すところから始めるのですね。

 

なのでぜひあなたも集客において「1つのやり方」に固執しているようであれば、一度試しにホットペッパービューティーやエキテン、MEO(グーグルマイビジネス)、PPC広告(グーグル広告、スポンサードサーチ、GDN、YDN)、Facebook・Instagram広告、チラシ(ポスティング、新聞折り込み、ミニコミ誌折り込み)などなど、他にも沢山ありますがとにかくこれまでやってなかった(あるいは力を入れてなかった)媒体に手を付けてみるところから頑張ってみてください^^

 

 

リピート率をとにかく高める

リピート率が低くて良いことなんて本当に1つもありません。

とにかくリピート率を高めることは治療院経営には必須の要素です。

一応目安として(そこそこの自費治療院であれば)6回目の通院時点でリピート率が50%を超えていれば経営はある程度なりたつレベルに到達できると思っています。

しかし、一気に成果を出す院さんはやはり6回目の通院時点のリピート率でも60%とか70%(下手したらそれ以上)という数字を叩き出してくるものなんですね。

だからこそ、離脱率も下がり、カルテ枚数が増え、ググっと数字が伸びて成果がついてくるわけです。

そのために、徹底して初回問診のレベルを高めたり、あるいは商品そのものをもっと出しやすい形に変えていく必要があります。

このあたりは過去記事の

問診はメラビアンの法則を意識することでリピート率が上がる

問診は順番が大事!検査の前に説明をしてはならない!

問診で相手の心の内側に入る秘訣は相手の言葉を使うこと

回数券やプリカで施術を売るな!ゴールをプレゼンしろ!

問診の際は断言してあげることも大事

プレゼン力に自信が無い先生は商品を分割して販売する

なんかの記事で沢山触れているので、そちらのほうも少し参考にしていただきたいと思います^^

 

 

治療院の経営改善なんていうのは、難しく考えずにまずは徹底して「新規集客」と「リピート」に注力すれば良いのです!

さらに次のステージに行くためには「スタッフ教育」や「本格的な仕組み化」、「美容などのバックエンド商品の導入」などの知識も必要になってきますが、月商200万とか月商300万なら上の2つだけでも本来は十分たどり着くことができますよ^^

 

 

 

まとめ.治療院経営のV字回復はとてもシンプル

今回お話したように、治療院経営が上手くいってない時に手を付けなければならないポイントはとてもシンプルです。

あっちも見なくちゃいけない、こっちも手を付けなくちゃいけない、どこから手を付けて良いかわからない・・・なんてことはほぼほぼ起こりえないわけです。

どうしても売上が下がってくると「新しい機械を導入したりしたほうがいいのかな?」とか「新しい手技を学んでメニューを増やそう」なんてことをいろんなことに目が向いちゃったりもしますが・・・

そんな時は、今回の話を思い出してシンプルに経営を捉えてみてくださいね^^

しっかりと「基本の基本」に注力して取り組めば、数字は回復してくるはずですよ!

 

 

 

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