価格は見せ方によって高くも安くも感じるようになる

自費施術の提案がなかなかうまく行かない先生の共通点の一つには「価格の見せ方が苦手」ということがあります。

そもそも自身の施術内容に自信がない・・・というのは論外ですが、十分に施術には自信があるにも関わらず、どうにもプレゼンが苦手で患者さんに自費施術を選んでもらえない・・・というのは院だけでなく、患者さんも含めた両者にとって損失と言えるでしょう。

経営的な視点を抜きにしても、自費施術を受けてもらったほうが患者さんの症状がしっかりと治せるというのであれば、やはり自費施術を受けてもらうメリットは患者さんにとっても非常に大きいわけですからね。

そこで今回は「価格」というものが「見せ方」次第で、その価値に見合うように感じてもらえるようにもなるし、逆にその価値に見合わないようにも感じられてしまう、というお話をしていきたいと思います。

プレゼンにおける価格を伝える段階で苦手意識のある先生は、ぜひこういった考え方をしっかりと腑に落としてからプレゼンに入れるようにしてくださいね^^

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治療院集客を伸ばすトップページと症状ページの構成の違い

治療院のホームページを作成する際に、少しでもSEOやPPC広告からの集客を伸ばすために色々と工夫を行うと思います。

業者さんに全て任せきってしまっているのであればそれ以上は業者さん次第ですが、業者さんとしっかりと打ち合わせを行って、より良いホームページを作ってもらおうと努力しているのであれば工夫する点は沢山あります。

あるいは作成段階だけではなく、数年おきにホームページの修正をキチンと繰り返しているという先生も居ると思います。

そこで今回は、ホームページを作成していく際に少しでも治療院に来る新患さんの集客を伸ばすために意識してもらいたい「TOPページ」と「症状ページ」の構成の違いについてお伝えしたいと思います!

実は「TOPページ」と「症状ページ」では意識してもらいたいポイント、盛り込んでおきたい内容に違いがあるのです。

それは・・・・・・

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治療院HPの写真はプロに撮影してもらったほうが良いのか?

あなたはご自身の治療院のホームページ用写真(あるいはチラシ用やポータルサイト用なども)をどのように準備しているでしょうか?

近頃ではiphoneのようなスマホでも性能がかなり上がってきて、綺麗な写真が取れるようになってきているので、サクッとスマホで撮影してホームページ写真として利用している先生も多いのではないかと思います。

確かに、ブログの更新や定期的に更新する患者さんの喜びの声、インスタなどのようなSNSに掲載したりするような写真くらいならそれでも良いのですが・・・

しかしHPやポータルサイトのような常に地域の人に見られ続ける媒体まで、安く済ませようと思って全部が全部スマホで撮影した写真を使ってもよいかというと・・・

確実にHP集客に対してネガティブな影響を与えてしまうので気をつけてくださいね!

見栄えの良い綺麗な写真というのは、それなりにコストを投資する価値のある素材なのです!!

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集客を始める前に「健全な期待値」を持つ

これまでに治療院の集客をほとんどやったことない先生ほど、「集客」という活動に対して過剰な「期待」をしてしまう先生が多く感じます。

あるいは、久しぶりにPPC広告をかけたりチラシを撒いたりすると、以前の感覚がアップデートされていないから、獲得コストがめちゃくちゃ高いように感じたりします。

毎月しっかりと集客活動を続けられてる先生なら、だいたい5万円くらい集客にかければ新患さんはこれくらいくるかな?とか、今月は10万くらいあの媒体に使ったし、だいたいこれくらいの新患さんは獲得できるだろうとか、このあたりの感覚がちゃんと身についてくるわけです。

しかし、これまでそういった「集客」を行ってこなかった先生がPPC広告なんかを使いだしたり、業者にお願いすると「あれ!?全然新患さん来ないじゃないか!PPC広告が良いって言ったのに!!」なんていう風になったりしてしまうわけです。

で、よくよく成果を見てみると3万円くらいの広告費でちゃんと7人とか8人とか獲得できていたりするわけですよ。笑

少なくとも「全然ダメ」ってことは無いですよね?汗

結局、せっかく成果が出ているにも関わらず費用対効果に納得できずにお金をかけなくなったりするんですね。汗

一体、かけたコストに対して何人の新患さんを獲得できることを期待していたのか・・・汗

これこそまさに「一般的な期待値」を知らないことによって起きてしまう悲劇と言えるでしょう。

こういった悲劇を回避するためにもしっかりと健全な期待値となるような基準を持つようにしてくださいね!

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新患さんの予約だけ先々まで抑えてしまう

1人治療院なんかでは特に起こったりするのですが、患者さんの予約がそれなりに多くて、患者さんが予約を取りたいところに予約が入れられない・・・ということが起こったりします。

6月から10月くらいまでにかけては比較的来院数も伸びやすい時期にはなりますので、現時点でもすでに予約が取りにくくなってしまっている先生もいらっしゃることでしょう。

ある程度長く通っている患者さんであれば、多少時間が前後したとしても割とどこかしらで予約を入れてくれたりするので良いのですが・・・

新患さんの2回目や3回目の通院なんかの際に、なかなか予約の都合が合わなくて治療ペースが空いてしまうことがあります。

しかも、既存患者さんほど信頼関係も築けていないので、最悪の場合そのまま予約が取れないまま離脱したりなんてことも・・・

これは結構ツライですよね。

患者さんとしては継続通院の意思もあったのに、こちらの都合で予約を取り損ねて、そしてそのままドロップしてしまうのですから。汗

本当の本当にすでに稼働率99%超えてるようなギチギチな場合は対応はさすがに厳しいですが、こういったケースを少しでも減らすための施策をお伝えします!

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治療院で治療がニーズ商品のままだと長く提供できない事実

多くの治療院が抱えている悩みで、もっとも悩みが深いものの一つに、「患者さんの通院期間がなかなか伸びない」ということが挙げられます。

多くの患者さんから選ばれて、何度も通ってもらえるようにならなければ売上が伸びないビジネスモデルな以上、ここに頭を悩ませるのも当然と言えるでしょう。

この点をどうにかするために、サブスクの導入を試みてみたり、仕組みの改善を色々と行ってみたりする院が多いわけですが・・・

それでもいわゆる「継続の回数券やプリカ、リピートの成約が取れない」というような状態ですね。

保険請求のみで単価を激安にしている整骨院はまだマシなのですが、自費施術も組み合わせたり、あるいはほぼ自費に移行した整骨院や、整体なんかは、特にこの状態に陥ってしまう院が後を絶たなかったりします。

そこで今回は、治療院業界(とくに整骨院)において根本的に勘違いしている「ある致命的な欠点」についてお話しようと思います。

ここの認識を変化させることで患者さんの通院期間を伸ばすことも可能になってきますよ!

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全部の信号が青に変わることはない!

事業を経営していくということは本当に難しいことで、どんな経営判断をするにしても、きっと上手くいくんじゃないかという「期待」を持ちながらも、でも失敗したらどうしようという「不安」が拭えないものですよね。

コンサルなどをしていると「これって絶対上手くいきますかね??」「間違いない方法ってどれですか??」みたいなことを聞かれたりもしますが、いくら成功する確率が高くても「絶対」なんてことはあり得ないっていう風にしか答えられないんですよね。汗

悔しいですが、甘い考えを持ってもらわないためにも、そうとしか言えないんです。

だけどやっぱり失敗することが恐くて結局行動を起こせなかった、なんてパターンがあなたの人生にも過去にあったりはしませんでしたか?

もちろん、何か失敗をしでかして損失を被るくらいなら「現状が続けば良い」という気持ちもわからなくないのですが、、、

この「現状が続けば良い」という考え方そのものが、事業においては実はものすごく危険な考えなのです!

どういうことかというと・・・

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オファーとターゲットはちゃんとマッチしているか?

ネット上での集客だったり、プレオープンだったり、チラシ集客だったりと、普段から多くの集客を試している先生ほど「オファー」を使う機会は多くなると思います。

通常〇〇円が、今回に限り〇〇円、みたいなね。

オファーの形としては他にもたくさんありますが、もっとも一般的なのがこのような初回割引オファーでしょう。

このオファーというのは集客をする際に頭を悩ませるもので、厳密な意味では何度か地域でテストしてみないことには「あなたの院にとってのベスト」と思えるものが出てくるわけではありません。

オファーがただ強ければ良いのか?と言われればそうではありませんし、じゃあオファーは弱くても良いのか?と言われれば、やっぱりそれはそれで欲しいだけの患者さんが集まらなかったりと問題があったりするわけです。

じゃあ、これから集客を始めていく(あるいは現在試している最中の)先生は、まずはテストとしてどのような考えでオファーを設定していけば良いのかと言うと・・・

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治療院経営でとにかく意識して欲しい離脱率という数字

治療院経営において、売上を伸ばしていこうと思うと必ずどこかのタイミングで「カルテ枚数」勝負になってくる部分が出てきます。

カルテ枚数が売上に与える安定感はもちろん、新しいメニューを導入する時や、アップセルなどを行う時でも、母数の多さはそのまま売上に直結してきますからね!

単価や来院頻度を伸ばすといったことも重要ですが、最後の部分でモノをいうのは「抱えている数」ということですね。

その「カルテ枚数」を増やしていくために重要になってくるのが、「離脱率をコントロールしていく」という発想なのですが・・・

ところで、あなたの院では毎月どれだけの人数の離脱が起こっているでしょうか?

あるいは、毎月の院全体での離脱率は何%くらいでしょうか?

もし、このあたりがフワッとしていて、正確に数字を把握出来ていないのであれば・・・

今回の記事をしっかりと読んで、あなたの治療院経営に役立ててみてください!

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治療結果が出ればリピートしてくれると思ってないですか?

リピートが伸びない整骨院や整体院の特徴として「技術力はあるし効果も出るけど、問診や説明、ヒアリングが足りてない」というケースの院はけっこうあったりします。

僕のクライアントさんにも最初は「問診は5分くらい。長くても10分以内です」という先生も居ましたよ。

長ければ良いとは言いませんが、十分に患者さんのことを理解しようと思えばある程度の時間は必要になってくるでしょう。

そして、自費移行してから問診もその際に一緒に強化したら、リピートも売上もすごく伸びた、っていう院は結構多いですからね。

いかに問診やヒアリングが大事かがよくわかりますね。

しかし、実際いまだに「しっかりと治せば患者さんは来てくれる」と思っている先生も少なからずいたりします。

もちろん施術で治療の効果を出すのは大前提です。そこがブレてはいけません。

しかし、結果さえでれば、途中のヒアリングや説明は省いてよいかというと・・・・・・決してそんなことはないのですね!

リピート率に対する治療効果の影響はそれだけで十分という訳では無く、問診や説明による患者さん自身の納得や協力を得ることも非常に重要になってきているのです!

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