院を成長させて行きたいなら「全てはテスト」と心得る

いよいよ今年の終わりも近づいてきましたね。

院によっては、もう今年の残り稼働日が7日間を切っているという院もあるでしょう。

ここまで来たら最後まで体調を崩さずにしっかりと今年の締めくくりまで走り抜けたいですね!

ところで、年末年始に1年間の目標を立てられる先生も多いでしょうから、今回はそこに少しでも役に立てればと「全てはテスト」というマインドセットについてシェアしたいと思います^^

もともと僕自身この言葉は人から教わったものですが、今でも僕のマインドセットにおいても最重要マインドとして位置づけられています。

このマインドが腑に落ちるだけで、きっと来年以降のあなたの治療院が成長していくスピードも変わっていきますよ^^

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回数券が切れた後にも治療院に通ってもらうために必要な視点

あなたの治療院では、回数券やプリカを導入していたりはするでしょうか?

最近は多くの院でこういった先払いの仕組みを採用しているところが多いので、あなたの院も何かしらの仕組みは入れていることでしょう^^

個人的には自費院ならば先払いの仕組みは必須だとすら考えております。

あるいは、最近流行りの会員型サブスクなんかを導入している先生も居るかも知れませんね。

どちらが良いというよりは、どちらのほうが自分の院に合っているかなので、この辺りは相性次第といったところでしょう。

ところで、回数券やプリカ自体は素晴らしい仕組みの1つなのですが、どうしても使い切った時点が縁の切れ目というか、残高を使い切った瞬間がもっとも患者さんが離脱してしまいやすいタイミングの1つであることは間違いありません。

これをまったくの「0」にすることは難しいですが、少しでも離脱を減らすために現場で意識しておかなければならないポイントについてお伝えします。

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「これ」を知らなければ改善のしようがありません。

整骨院や整体院などの治療院経営者さんは、基本的にすごく真面目な人が多いと思っています。

土日は頻繁にセミナーに参加して、ご自身の能力を伸ばすために使ったり、診療が終わったあとから夜のzoomセミナーに参加してみたり、夜は普段から遅くまで院に残って練習したり、スタッフコミュニケーションを強化するためにレクレーションをやったりと、本当に素晴らしいことだと思います。(さすがに最近ではあんまり夜遅くまで残すのも問題になりますし、そういった院は少なくなってますけどね。笑)

仮に体力的にきつかったとしても、こういったアクションが実を結んで、満足のいく成果が出ている先生はまだ良いのですが・・・・・・

残念ながら目に見える成果にはなかなか繋がっていないという先生も多かったりしますし、そうなると精神的にもかなりきつくなってきますよね。汗

学んでいる内容自体は悪くないのに成果が出ない場合、これはつまり先生の取った「アクション」が、その時点での院の問題やボトルネックに対してクリティカルに作用できてないってことなんですね。

要はアクションには「タイミング」も大事ってことです。

アクションをどんどん起こすことは大事ですが、具体的に大事なポイントを抑えて行動しないと結局同じところをグルグル回ってしまい、前に進めなくなってしまうかも知れませんよ?

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全部自分でやろうとすることの落とし穴

1人院長で治療院を切り盛りして、ある程度いい感じに頑張っている先生というのは、実際のところ売上金額以上に能力が高かったりします。

治療院の現場で必要とされる能力と、経営における集客やマーケティングで求められる能力がまるっきり違うのに、それを全部自分でやっているのですから、そりゃ高い能力が求められますよね。汗

そして実際に、能力が高いからこそ治療から集客やマーケティングまで全部を自分でやろうとしてしまうのですが・・・・・・

確かにそれはコストがかからない方法ではあるかも知れませんが、実は失うものも大きいリスクの高いやり方なのですね。汗

コストカットのために良かれと思ってやっていることが、裏目に出ているかも知れないこともあるんですよ?

これは実際にクライアントさんであった話なのですが・・・・・・

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整骨院・整体院における新患と既存の間にあるステージ

整骨院や整体院では、新患さんの人数も重要ですが、それ以上にリピートをしっかりと出して、既存患者さんを増やしていけるかどうかが生命線と言えます。

売上の推移を見てると分かるのですが、なかなか売上が伸びていかない・・・と悩んでいる先生は、毎月の売上がただ単に新患さんの人数や成約率で増減しているだけだったりしますし、逆に徐々にしっかりと売上が伸びている院では、ちゃんと既存患者さんからの売上が右肩上がりに伸びていくという傾向が見て取れることが多いです。

だからこそ、本当に伸ばしていくべきなのは新患さんの人数よりも、既存患者さんの人数とも言えるのですね!(新患さんの人数はある程度安定していればずっと同じままで大丈夫です。もちろん、院のキャパによって抱えられる総カルテ枚数の限界値はあるでしょうけど。)

ただ、この「新患さん」から「既存患者さん」になる手前に、もう一つ別の「ステージ」があることを、あなたはしっかりと認識出来ているでしょうか?

このステージの存在を理解せず普段から患者さんへの対応を行なっていると・・・・・・

どうしても既存患者さんが増えない治療院が出来上がってしまいますよ。汗

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自分の院の離脱率の重みをちゃんと理解していますか?

治療院経営において、毎月必ず追っていかなければいけない数字というのは当然いくつもありますが、そのうちの一つには「離脱率」というものがあります。

この離脱率をただの数字でしか見ていない先生と、離脱率によってどのような部分にどのような影響が出てくるのか意味がしっかりわかっている先生とでは、治療院経営の質に大きな差が出てきます。

この数字の影響を理解し、毎月必死にコントロールしようとする院はどんどん来院数も伸び、院も賑わってきますが、逆に深く理解せずなんとなく離脱率を集計しているような院では、なかなか来院数も伸びず、院の成長が止まる原因にもなってしまうのです。汗

そこで今回は、どの程度の離脱率が適正で、またその数字によってどういった部分での方向性が決まってくるのかについてお伝えしていきますね!

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初回問診「でしか」伝えないから途中で離脱してしまう

初回問診の重要性がどんどん認知され、初回問診にこだわっている先生も本当に増えてきました。

技術セミナーほどではありませんが、問診セミナーなんかの数も爆増していますし「問診が大事」ということはすでに疑いようもないことでしょう。

成約率もリピート率も初回の問診のやり方で大きく数字が変わってくるのですから、ここに力を入れることは絶対にムダにはなりません!

ただ・・・問診に力を入れること自体はとてもいいことなのですが、とはいえ初回問診に「だけ」に力を入れればリピート対策は万事OKというわけでもありません。

特に気を付けたいのが「初回問診で全部伝えきることが重要」ということを、ちょっと間違って解釈してしまっている場合なのです。

ここを勘違いしたまま初回問診だけを頑張っても、結局最終的なリピート率はあがっていかないんですよ!

これはどういうことなのかというと・・・

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整骨院や整体院の電話対応はここを気を付ける!

整骨院や整体院では予約やお問合せの多くはメールやLINEよりは電話で直接かかってくることのほうが多いです。

最近ではさすがにLINEでの予約数がかなり増えている院も多く、院によってはLINE予約のほうが多いって院も出てきていますけどね。(ちなみに美容系のメニューだと予約のほとんどがLINEだったりします。)

この時に院長が直接電話を取れれば特に気にすることもないのですが、受付さんをパートなんかで雇っている場合には、ほとんどの場合電話を最初に受け取るのは受付さんですよね?

実はこの「受付」と「院長」が電話を受け取った時に話していることって、ちゃんと教育していないと結構違ったりするのです。汗

そしてその差が、予約確定と予約取りこぼしの明暗を分けちゃったりすることも少なくないのですね!

一体何が違って、その差が生まれてしまうのか・・・・・・。

そこで今回は「受付」と「院長(というか治療家)」の電話対応の違いと、電話対応の際に何を受付さんに教えておくかについてお伝えしたいと思います。

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治療院ホームぺージは症状ページを増やすことで集客を伸ばす

最近では「〇〇専門」という治療院の見せ方をして差別化を行っている先生が結構いますね。

もちろんこれはこれで1つの戦略として「アリ」な方法なので、先生の院にマッチするのであれば、その方向性でやっていくのもいいと思います。

特に1人治療院で毎月そこまで大量に新患さんが必要なわけではない(そもそも大量の新患を見れるキャパが無い)、という院だったりするのであれば、専門特化は非常にマッチしやすいです。

とはいえ、グループ院の場合だったり、単純に「集客数」に目を向けてホームぺージからの反応数を上げたいのであれば・・・・・・専門特化型のHPではどうしても集客数が足りない場合も増えてくるでしょう。

そのために有効な方法は、やはり作り込んだ下層ページを増やし、むしろ入口を大量に増やしていくことなのです!

専門化とは真逆の戦略とも言えますね。笑

では、どのような下層ページを作成していくべきなのかというと・・・・・・

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戦略は戦術をたくさん持っていないと成り立たない

治療院経営を行っていく上で、戦略的に行動を起こしていくことは非常に大切です。

「離脱率を長期的に下げて行って、母数を増やした経営基盤安定を図ろう」

「1人治療院だと1日に診れる人数に限界もあるから、段階的に値上げして可能な限りの高単価施策を取って行こう」

「地域でウェブ戦略を強く行っている院が少ないからウェブ集客をガッツリ展開していこう」

なんていう戦略的な方向性を定めたりですね^^

年末だからこそ、今まさにこういった来年の院の経営方向をじっくりと考えているところでしょう。

とはいえ・・・

残念ながら、そもそも具体的な戦術をあなたがたくさん持っていないのであれば、戦略的に経営を行っていくなんて逆立ちしたって出来やしません。(あるいは、自分が出来なくてもチームの誰かができる、とかなら別ですが。)

だからこそ、戦略を実現するために、その前段階で数多くの戦術を修めることが大事になるのです!

戦術なき戦略(具体策の無い構想)は机上の空論で終わりますからね。汗

あなたは自身の思い描く経営戦略を実現するための、沢山の戦術をしっかりと学んでいるでしょうか?

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