治療院経営はここを理解しておかないと一生忙しいまま!

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実は治療院の経営者さんの中には、「ある数字」を決定していないせいで、する必要の無い努力や、感じる必要のない不安に駆られている人が一定数います。

常に強迫観念に駆られるように「足りない」を感じ続け、実際に何がどれくらい足りていないのかもハッキリしないまま、とにかく気持ちだけ焦って頑張り続ける、というような精神状態になってしまうのですね。

毎月の各数字の計測はやっているにも関わらずこの数字を決定していないばかりに、各数字の計測の効果を最大化できていないわけですし、これは非常に勿体ないことです!

できれば、あなたも「この数字」をしっかりと把握し、余計な苦労をせずに治療院の経営が行えるようになっていてくださいね!

ではその数字がなんなのかというと・・・

治療院経営で把握すべき「イナフナンバー」

結論から言えば、各指標となる数字においてあなたの院で「もうこれ以上はいらない」という数字を把握しておくことが経営を精神的に安定して行う非常に重要な要素となるのです。

この数字を「イナフナンバー(十分な数字)」と呼んだりします。

 

「イナフナンバー」が決まってないと・・・

例えば、あなたの院が1人治療院にせよ、2人治療院にせよ、予約制であるならば1ヶ月間で診ることのできる患者さんの総数というのはザックリと決まってきます。

1人の先生が仮に1日20人の患者さんを施術することができる体制なのであれば、仮に20日診療だとすると、400回の施術が、その院のキャパの限界になるわけです。(単純計算で、例えば2人院だったらその倍の800回ですね。)

ということは、仮にこの院の平均の来院頻度が月に4回だとすると、400回÷4回で100人(800人÷4回だったら200人)の患者さんを抱えるのがキャパの限界になります。(すごく簡略化した数字ですが。笑)

この場合のカルテ枚数(あるいは総患者数)100人というのが、この院でいう「もう十分な数字(イナフナンバー)」なわけです。(厳密には限界ギリギリの数字ではなく、限界の数字×90%とか80%くらいをイナフナンバーに据えるのが一般的ですが、わかりやすくするために限界値で書いておきます。)

この数字がすでに取れているのであれば、それ以上無理やり来院総数を増やす意味はそれほど無いですよね?

だって、これ以上患者さんを抱えると、別の誰かが診れなくなったり、あるいはスペース(空き時間枠)が無いから新患さんが入れられなくなったりするんですから。

それ以上院の売上を伸ばしていきたいのであれば、きちんと現状を理解した上で、時短していくか値上げをしていくのか、あるいは人を雇ってキャパを広げていくのか、といった拡張可能な選択肢をちゃんと取っていかなければならないのです。(間違っても上記のような院の場合であれば、新患さんをただ増やすだけで売上が伸びると思うのは危険ってことですね!)

 

新患さんの人数だってそうです。

集客を必要十分以上にかけすぎて、自分の院が抱えられる以上の新患を呼び込んでしまったら、結局お断りする形になってしまうのです。

たまにいるんですよ?新患がもっと欲しいです。。。って相談に来たと思ったら、予約枠が取れないせいで毎月10人以上新患さんをお断りしてた。。。みたいな。汗

ギャグというか、トンチみたいな話に聞こえますが実際にそういうことってあるんです。

それって集客よりももっと前の段階で解決すべき問題があるんじゃないですか?って話ですよね。

これも、自分の院では「毎月〇〇人新患さんが来れば、これ以上はいらない(これで十分)」という数字がハッキリしてないから、とりあえず新患さんを増やせるだけ増やそう!なんて入れるスペースもないのに、チグハグなことが起こってしまうわけです。

 

あなたが毎月集計している数字にそれぞれイナフナンバーを設ける

やらなければいけないことは簡単です。

あなたが毎月集計している各データの数字。

それらに、それぞれの「あなたが十分と思う数字」を設定するのです。

新患数や離脱率やリピート率や顧客獲得単価や来院頻度など様々な数字に基準とすべき数字を定めておくのです!

あとは、そのイナフナンバーを割らないように院の運営を行なっていく。

そうすれば、イナフナンバーをクリアしている内は本当に精神的に安定して経営を行えるのです。

何故なら、経営が上手くいっていることが数字でわかるのですから。

 

 

まとめ.経営の安心感はイナフナンバーの設定から始まる

このイナフナンバーを設定していないばかりに、院の経営が上手くいっているのか、それともまだまだなのか分からず、経営のコントロール感が無いから、不安感が消えないという先生は本当に多いです。

そりゃそうです。

だって、毎月のように集計している各数字のデータが望ましいのか望ましくないのか、十分か不十分かも分からないのですから。(多くの場合において、最終売上に関してだけはどの先生もイナフナンバーがあるように見えますね。とりあえず月商100万のラインは超えておきたいとか、200万のラインは超えておきたいとか、300万のラインは超えておきたい、みたいな。)

偏差値や学年順位、あるいは模試の合格判定など、とりあえずこれ以上の順位や点数だったら大丈夫だろう・・・と自分の成績を判断していた記憶がありませんか?(志望校の模試結果がA判定以上だから大丈夫だろう、とか学年順位100番以内だから大丈夫だろう、とか。)

安心感とは基準から生まれます。

もっともっと高い売上を、なんて考えて売上の上限を上げることばかり考えていたら、どれだけ売上が伸びても安心感が得られなかったりするので、ぜひあなたの院のイナフナンバーを設定して、経営に対する精神的な安心感を手に入れてくださいね^^

 

 

 

 

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