
事業を経営していくっていうのは本当に難しいことで、全ての行動には期待を持ちながらも不安が拭えないって感じはよくわかります。
もちろん、何か失敗をしでかして損失を被るくらいなら「現状が続けば良い」という気持ちもわからなくないのですが、、、
この「現状が続けば良い」という考え方そのものが、すでに衰退の始まりなんですよ?
現状維持、なんてものはない
世の中には基本的には「現状維持」なんて状態は存在しないのです。
現状維持なんて言っているのは、時間というもっとも重要で貴重な資産を無視している言葉です。
今年と、来年で状況が「仮に」全く同じなら、その組織は「1年」という時間をそっくりそのまま失ってしまっているのです。
- 受験に失敗した学生が1年浪人して試験を受けて、また試験に落ちて来年も「同じように」浪人。
- 今年こそは就職しよう!と思っていたのに、そのまま1年が過ぎて、今でもニートのまま。
- いつかやろう!とずっと思っているアクションに踏ん切りがつかず、今でもいつかやろう!と思ったまま1年が過ぎる
こういった状況は果たして「現状」が「維持」できているといえるのでしょうか?
確かに、あなたを取り巻く環境に変化を起こすことは出来なかったかも知れませんが、確実にあなたは限られた寿命の中で、1年という時間を「消費」してしまっているのです。
だからこそ、失敗を恐れずに自分の現状を変えるべく積極的にアクションをおこしましょう!
現状維持とは、僕らの人生が「無限」だった時のみ通用する言葉なのです。
何故、人は動けなくなるのか?
自分のやることが100%上手くいく、という確証を得られるまで不安が消えない、、、行動できない、、、
これが、人が動けなくなる心理的な要因の大きな理由の1つです。
確かに、「準備をバッチリして全てを完璧に用意してから動く」というのはすごく賢いような気もしてきます。
が、僕らの生きている世界で自分がコントロール出来ることが限られている以上、それは実際は不可能なのです。
患者さんの身体にどのタイミングで痛みが出るかコントロールもできませんし、ライバル店が近隣に開業することだって止めることは出来ません。
自分でコントロール出来ないことがある以上、「全てを完璧に準備する」も何も無いのです。
これは例えるのであれば、家から10km先の目的地まで信号が全部青に変わるまで家を出ないと言っているようなものなのです。
それだけでも、ほぼ絶対に有り得ないし、仮に、本当にもし仮に全ての信号が青になったとしても、進み出したら到着するまでにどこかの信号が、結局赤に変わりますよね?笑
結局、準備したものがすべて有効な手段になり、何一つ問題が途中で発生せずにやりとおせる、なんて保証は一切無いのです。
まとめ.問題は動きながら解決していけば良い
整骨院で言えば脱保険して、自費での診療をやっていきたいとか、1人院長であればスタッフを雇ってみてキャパを広げてみたいとか、いつか分院を持ってみたいとか、、、。
何かしら、今のあなたも「こういうことをやってみたら、うまくいくんじゃないだろうか?」と感じていることはありませんか?
確かに不安な気持ちもわかります。
全く準備するな、と言っているわけではありません。
しかし、時間が有限な以上、行動を起こさなくては待っているのは緩慢な衰退です。
どれだけ準備しても完璧が無い以上、どこかのタイミングで覚悟を決めて行動を起こすしかないのです!
安心してください。どこかできっと問題は起きるでしょう!笑
ただ、それでいいのです。
想定していたこと以上の問題なんて、結局やってみないとわかるわけがありません。(いつ地震が起こるとか、いつ政権が交代するとか、いつ自分が事故に合うとか、誰が予想できますか?)
だからこそ、そういった問題は起こった時は、そのときに迅速に対応して、行動を推し進めていけばいいのです。
あなたの目の前にある信号が同時にすべて青になることも、ずっと青で居続けることもありません。
時には、どこかの信号が赤になったら、その時は一旦止まればいいだけだ、という気持ちでアクションを見切り発射してみるのも良いのでは無いでしょうか?^^
その覚悟が、1年後にあなたを現状とは違った場所へと連れていってくれるはずですよ!
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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