治療院は季節によって経営戦略を変えることで売上を伸ばす

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経営者さんの中には「常にもっとも新しく見聞きしたことの優先順位が1番に来る」という罠にハマっている人がいます。

Instagram広告がやばいらしい!LINEで新規集客をしよう!サブスクでうまくいってる院が増えてきたらしい!TikTokが一部で成果を上げ始めているらしい!リピート率を伸ばすことこそ王道だ!新しいEMSがかなり自費の収益をあげてくれているところが多いらしい!などなど・・・・・・

こんな話を聞くと「え!?じゃあ自分もすぐにやるか!!!」ってなってしまうパターンですね。

これは自分の治療院経営の中で、現在なにが不足しているのかしっかりと把握できていない場合に起こりがちですが、、、

まずは頭の中を整理するという意味でも、季節ごとにやったほうが良いことと、やらないほうが良いことを覚えておくだけでも、かなり戦略が立てやすくなります。

日本には四季があり、比較的外部環境の変化が多い土地柄ですから、季節戦略というものも存在するわけです。

最近めっきり寒くなってきましたし、もうボチボチすれば冬も間近といったところでしょう。

その際に立てる戦略の方針として役立ててみてください^^

経営戦略は季節をベースに考える

治療院業界というのは季節の影響を比較的受けやすいです。

例えば、死ぬほど暑くなる8月や、逆に寒くなったり、ひどいときは雪で外に出られなくなるような2月なんかはどうしても来院数の低下が起きやすくなります。(沖縄や北海道など、地域によってはもちろん例外もありますが、、、)

逆に気候的に落ち着きやすい6月や9月10月なんかは、どんな地域でも来院数的にも売上的にも記録を更新したりしやすい月になります。

ということは、当然といえば当然ですが、2月や8月なんかと、6月や10月なんかでは(土台となる環境が大きく違う以上)同じ戦略方針で経営を行っていくのは、ちょっと変なことになるってことです。

では、それぞれの季節に沿った戦略とはなんなのでしょうか!?

 

閑散期は新しいことを導入しやすい季節

2月や8月に代表される、少し来院数・来院ペースが落ちやすい時期。(地域によってはそういった時期でも忙しかったりもしますので、そこは例外として、全体の傾向的な意味で。)

この時期に患者さんの数が減りすぎないように追加の集客を行うことも大事ですが、いっそ患者さんが多少減ることを利用して、新しい技術や機械、仕組みの勉強や導入、スタッフ教育などを行っていくことが非常に適している時期になります。

どういうことかというと、新しい技術や仕組みというのは、それなりにうまく稼働させるまでに多少トライ&エラーが必要になってくるものなのです。

導入したものが翌日から新しいモノや仕組みが完璧に回り始めることなんて、ほぼほぼあり得ません

新しく使う機械であればスタッフさんが使い方にまだ慣れてないこともあるでしょう。

新しく始める仕組みであれば、チェック漏れなどのヒューマンエラーなんかも起きやすかったりしますね。

であれば、小さく徐々に初めて、うまくいかない部分をチェックして修正してPDCAサイクルを回すことをしっかりとやっていく必要があるのですが、あまりバタバタすることの少ない2月や8月などの来院数が多少落ち着いている時期は、このチェックが非常にやりやすいんですね^^

この時期に新しい仕組みやルールなどを導入すると、じっくりと稼働に意識を向けられることが多いので、定着率が非常に高くなります。(暇になりやすい時間を新しいことに対する勉強などに充てることで多少暇な感じをごまかせたりもしますしね!)

新しい機械の導入なんかをスタートしたときに、最悪やり方がまずくても、影響を最低限に留めることもできますしね。汗

修正するための時間も比較的確保しやすいことでしょう。

つまり、閑散期は「今目の前のこと」に少し余裕ができるので、あえて「少し未来のこと」に意識を向けて、種を撒くことに適している時期だといえます。

 

 

繁忙期は値上げや目標達成を狙う

逆に、(あくまでも傾向ですが)6月や10月などで患者さんも結構来ていて忙しいと、うまくいってないのはわかってるけど、仕組みを変える時間がないからそのままいっちゃう・・・あるいは、新しい仕組みの定着もままならないまま、日々の忙しさに忙殺されて、結局仕組み自体が消えてしまっていた・・・なんてことがよくあるのです。

つまり、繁忙期は新しい技術や機械を導入するのにはちょっと向かない季節ってことですね。

であれば、繁忙期は何が適しているかというと「値上げ」や「目標達成によるスタッフのモチベーション向上」などがぴったりなのです。

特に、「上手に値上げ」するためには新患さんが増える時期を狙うのは常套手段ですので、ぜひこの時期を狙っていきたいです。(逆にただでさえ新患さんが少ない2月や8月の値上げは、一気に来院数が低下する可能性があるので、かなりリスクの高い選択になってしまいます)

また、スタッフさんを雇っている院なんかは、閑散期で少し下がってしまったスタッフのモチベーションを上げるためにも、達成したい少し高めの目標などを設定して、チームで目標達成を目指すのなんかは良い取り組みですね^^

集客なんかもこの時期は比較的当たりやすい時期になりますから、目標達成のためにいつもより多めにやるのもありです!(閑散期に行う集客は、いわば下りのエスカレーターを駆け上がろうとするものです。逆に繁忙期に行う集客は、上りのエスカレーターをさらに駆け上がろうとするようなイメージです。)

ぶっちゃけ、繁忙期は新しい仕組みの導入なんかではなく、すでにやっていることのクオリティを下げない(むしろ上げていく)ことを念頭に、目の前のことに集中する時期と言えます。

 

 

 

まとめ.治療院経営にもサイクルがある

新しい集客法がすごい!新しい機械がやばい!他院の取り入れてる仕組みが素晴らしい!

このような、売上を伸ばしてくれそうな美味しい話というのは常にどんな時でも転がっています。

それが良いのか悪いのか、本当なのかただの噂なのかは別にして、あなたはそれらの導入時期などをしっかりと自分の院の状況を考えて導入しなければいけません。

仮に本当に良いものだったとしても、導入時期をミスると、それだけで仕組みそのものも導入失敗に終わったりするのです。これでは本当にもったいないですね。

他院ではうまくいったものが、自院ではうまくいかなかった・・・というケースの一つに導入タイミングの失敗というケースも十分にあり得るのです。

今あなたがやりたいことは、本当にこの時期にやるべきことなのか?

それともあえてもう少し導入を先延ばしすべきなのか?

ベストなタイミングはいつなのか??

ぜひ、本当に良いものを導入するときこそ、こういった思考で一旦冷静に考えられてみてくださいね^^

 

 

 

 

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