治療院で集客を始める時にやりがちな失敗

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あなたはこれまでに「意識して集客を行っている」と言えるくらい集客に意識を割いて来ていたでしょうか?

そして実際に集客を行った際に、ちゃんと狙い通りの成果が出ていたでしょうか?

満足のいく成果が出ている先生には本日の話は必要ないかもしれませんが・・・

今回は治療院が集客を始めていく際に、多くの先生がついついやってしまう「間違え」についてお伝えしようと思います。

もしあなたが現在思ったように集客の成果を出せていないのであれば、ここを修正するだけでも成果が伸びる可能性もありますよ^^

せっかくのこれから行っていく集客活動に失敗しないためにも、集客におけるこの基本部分はしっかりと抑えておきましょう!

治療院の集客は自分の院の患者さんの「属性」を見ることから始める

まずは結論からいきましょう。

多くの治療院が集客を始めていく際に、もっともやってしまいがちなミス。それは、、、、、、「現在自分の院で獲得できていない層の患者さんを欲しがってしまうこと」です。

基本的な集客の考えでいくのであれば、しっかりと集客を成功させたいのであれば、まずは「すでに自分の院に多数来院している患者さんと同属性の患者さんをもっと集める」のがもっとも成功する確率が高いのです。(まぁ気持ちとしては、新しい顧客層の開拓を行いっていうのはすごく理解できますし、院が成長していってるのであれば、そういった新しい層へのアプローチが必要になるタイミングがあるのも事実なんですけどね。汗)

どういうことかと言うと・・・

 

すでに治療院に来院されている「属性」の患者さんを広げるほうが簡単

あなたの治療院では普段どんな患者さんが多く来院されているでしょうか?

女性?それとも男性?

腰痛?頭痛?肩こり?膝痛?

30代?40代?それとも50代?あるいは70代以上?

住んでいる地域はどのあたり?北のほうが多い?それとも南側に住んでいる人のほうが多い??

まぁ、いろんな属性があると思います。が、割合でみると多くの場合ほとんどの治療院ではこの傾向に「偏り」が生まれているのです。

例えば、「50代女性の頭痛に悩んでいる人」が良く来ているとか、「40代の仕事をしている腰痛男性が多い」とか、「70代以上の高齢者が多い」とか、「産後のママさんが8割以上」とか「〇〇町方面に住んでいる人」とか、何かしらの「偏り」です。

これは、単純に何年も治療院をしているとあなたの院にマッチした属性の人のほうが残りやすいからこんな風になるのですね。(意識してそうしているか、無意識にそうなってしまったかの違いはありますが。)

 

例えば、30代の産後の骨盤矯正の悩みで来院されている割合が多い治療院があったとしましょう。

こういった治療院は当然ですが「30代の産後の骨盤矯正の悩み」を抱えている患者さんを、よりいっそう集客するほうが成果を得やすいです。

何故なら、集客の段階では「すでに過去に30代の産後の骨盤矯正の悩みをたくさん解決した実績」を持っているため、地域でその部分に関しては良いクチコミや評判、イメージなどが得られている可能性だってあるからです。(この属性なら、20代の産後のママさんくらい類似性のあるターゲットであれば十分集客は可能ですけどね^^)

もちろん、表に出せる喜びの声なんかも、その部分に関しては質の高いものも多いでしょうから、そういった部分のクオリティが自然と上がりやすいというのもプラスの点ですね。

さらに言えば、実際に「30代の産後の骨盤矯正の悩み」を抱えられた女性が来院した際にも、院内には自分と似たような人がたくさんいることはリピートを決めるだけの安心感にもつながりますし、そういった属性の人をこの治療院は一番よく対応しているのですから、問診や単純な対応に関しても「適切な対応」を取りやすいということも、リピートに繋がりやすい用意につながるからです。

 

逆に、上記の例の治療院がこんな風に考えたらどうでしょうか?

「俺の院は30代の産後骨盤矯正の患者さんが多いけど、男性患者さんは少ない、、、よし!だったら患者さんの人数を増やすために、これからは40代男性で腰痛に悩んでいる人を増やしていくぞ!!!」と。

可能性が0とは言いませんが、30代の産後骨盤矯正の女性を集客するよりは単純にハードルが高そうですよね?汗

実績に対する評判やクチコミが広がってない可能性も高くなりますし、なにより実際に40代の腰痛男性が来院された際に院内を見渡した時に「あれ?女性ばっかりだな、しかも子連れ、、、俺ちょっと場違い?」なんて居心地の悪さを感じ、治療院に定着しない可能性も高くなってくるからなのです。

 

こういった観点から、集客は基本的に「すでにあなたの院に来院している患者さんの層と同じ属性」(か、それに近しい属性)の人を集めるほうが成果につながりやすいのです。

 

 

現在来院している患者さんはあなたの院の強みを知っている

じゃあどうすればいいか?というと、まずは患者さんをじっくりと観察することです。

別に凝視しろ、とかいうわけじゃありません。笑

単純に「自分の治療院で多い患者さんの層ってどこかな?」と調べるのもいいですね。どこから来てるかな?と地域を調べるのだって有効です。

あるいは、患者さんに直接アンケートを取るのこともしたほうが良いです。(もちろん、すでにご自身で院のカラーを決めて、ターゲットを狙い撃ちしている先生もいらっしゃるでしょうから、そういった先生はきっと問題ないでしょう^^)

強みを知っている、というと少し表現が違うかも知れませんが、あなたの治療院に通い続けている患者さんは「何か」あなたの院に惹かれるものがあって通い続けているわけです。

それは、先生の人柄かも知れませんし、先生の患者さんへの対応への安心感かも知れませんし、先生の技術を評価してのことかも知れませんし、あるいは・・・単純に近くて(あるいは交通の便がよくて)通いやすいのかも知れません。笑

しかし、いずれにせよ患者さんは何か先生の院に対して通い続けるだけの理由を見出している・・・つまり先生の治療院の良いところ(強み)に惹かれているわけです。

それをアンケートでしっかりと聞き出すことによって、必ずあなたは自分でも意識していなかった「自分の治療院の強み」を知れることになるでしょう。そこを前面に押し出して集客を行っていくことは、成果を上げる上で大きな助けになりますよ^^

 

 

まとめ.集客の基本は既存の層をさらに厚くしていくこと

経営者の感覚としては、ついつい「新しいパイ」を狙いに行って、院内の来院数の総数を増やそうとしてしまいます。

確かに気持ちはすごく分かるのですが・・・笑

しかし、実際には「今来ていない層」ではなく、「すでに来ている層」(か、それに類する層)をもっと広げるほうが抵抗も少ないし、成功率も高いのです。

ちなみに、すでに十分な集客を行っていて普段獲得している層はもうほとんど拡大の余地が無さそう・・・ということであれば、「新しいパイ」を狙っていかなければならない先生もいらっしゃるでしょう。(スタッフさんの人数が増えてきてイノベーションのタイミングを迎えている院なんかであれば、この可能性もあるでしょう。)

しかし、少なくてもあくまでも「これから集客を始めていく」という早期の段階であれば、まずはすでに自分の治療院に来ている患者層の拡大を優先したほうがいいよってことです!

 

もちろん、これから自費移行していくなどの理由で、どうしても新しい層(自費でも通ってくれる単価のまったく違う層)の患者さんたちを取り込まなくてはいけない、というような時には、ハードルが高くなろうと、違う層を集客していかなくてはいけない時もあります。(自費移行する時なんかは、既存の患者さんと同じ属性の人を集客しても、どうにもならない時がありますからね。汗)

が、単純に成果を得て集客を成功させたいだけであれば、ぜひ今現在あなたの院にすでに来院されている患者さんに目を向けられてみてください^^

そうすれば、抵抗も少なく堅実に集客成功の成果を得られるはずですよ!

今のうちにしっかりと準備をしてこれからの集客でしっかりと成果に繋げていけるよう頑張ってみてくださいね!

 

 

 

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