初回問診におけるリピートするかどうかの決め手はココ

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治療院経営にとってリピート、それも初回問診から続いての「2回目のリピート」ほど大事なことはそう多くはありません。

どれだけ腕が良かろうと、どれだけ新患さんが来ようと、新患さんが誰も2回目のリピートをしてくれないのであれば、治療院経営は傾いていくしかないでしょう・・・

まさに現場で一番最初に求められる成果が「2回目のリピート」といっても過言ではないですね。(まぁ2番目、3番目と求められることは他にもどんどん増えていくんですけどね。笑)

そんな大事な2回目リピートですが、いまだに「痛みが取れる」ことが2回目のリピートを得るための「決め手」だと思っている先生は少なくありません。

確かに、痛みが取れないよりは取れたほうがいいですが、患者さんが2回目のリピートを決める要因の決め手はそうではないのです。汗

本当に患者さんに「2回目リピート」を決めてもらうのに大事なことはこっちなんですよ!

初回問診におけるリピートするかどうかの決め手はココ

僕自身も現場で多くの患者さんの施術に入ってきましたが、「初回で痛みはずいぶん取れたはずなのに2回目に来てもらえなかった」患者さんもいれば、「正直、初回ではあまり大きな変化を見せられなかったのにも関わらず2回目も(というかそれ以降も)しっかりと通院してくれた」患者さんも沢山いました。

これはきっとあなた自身もなんとなく経験があることだと思います。

つまり少なくとも「痛みが取れたかどうか」だけが2回目のリピートを決める要素ではないってことなんですね!

 

では、何がもっとも2回目リピートに大事かと言うと・・・

結論から言えば患者さんが「ちゃんと治してくれそうだと安心感(予感)を感じられる」ことなのです。

初めから続けて通わないと決めていたり、金額の面で通えないような場合を除けば、これがもっともリピートに取って大事な要素となるのです!

 

ちゃんと治してくれそうだと安心感を感じられるとは

ここで大事なのは、「治してくれた」という初回の実感ではなく、「(続けて通えば)治してくれそうだ」という予感を感じてもらうだけで十分ということです。

例えば、初回の施術で手応えがあって、ある程度変化が出た場合を想像してもらいたいのですが。

そういった場合、初回の施術で痛みが取れているとは言っても、さすがに全部の痛みが完全になくなっているわけではないでしょう?

あくまでも分かる程度には変化が出た、といったところではないでしょうか?

ただ、患者さんとしてはその「分かる程度に変化した」ということから「続ければ治りそう」という予感を感じ、続けて通おうかなという気持ちになってくれているわけです。

 

しかし・・・

こう考えると、何も「予感」を感じるのは「(痛みの)変化」だけではないことに気づきますよね。

例えば、先生が施術に入る前に自信を持って「最初のうちはなかなか変化を感じにくいかも知れませんが、同じような症状はこれまで何人も見てきましたので、〇〇さんも安心していいですよ!」と話すその堂々とした姿に「この先生なら治してくれそうかも」と予感を感じることもあるでしょうし、真剣に施術をしてくれている親身な先生の姿勢に関心して「この先生なら治してくれるかも」と予感を感じてくれることだってあるわけです。

決して「初回で変化が出る」ことだけが「予感を感じてもらう」ための決め手ではないわけですね。

もちろん、初回で変化が出ることに越したことはないでしょうけど、症状によってはどうしても最初のうちは変化を出しにくい症状だってありますからね。そういった際に大事なのはこの部分の考えをしっかりと腑に落とせているかどうかなのです。

変化が出なかった途端弱気になったり、患者さんに堂々と自信を持って話せなくなっているのであれば、その「弱気」のほうが患者さんに伝わっているだけなんですよ!(とはいえ、治せない症状を自信満々の演技でリピートしてもらえってわけではありませんからね!)

 

また、安心感を感じてもらうことも同じくらい重要です。

どれだけ腕が良さそうに見えたとしても先生自身が患者さんの心を開けなければ、これもまたリピートには繋がらないのです。

これは何よりも「患者さんの話(訴えたいこと・悩み・抱えている不満)を聞くこと」と「患者さんの話(本当の欲求・手に入れたい希望)を聞くこと」が大事になります。

ともかく患者さんの話をしっかりと聞けってことですね。笑(ただ話させるだけじゃダメですよ?あくまでも患者さんのコアなニーズを聞けるようにするため、あなた自身が質問で自然と誘導していくことが必要になります。)

治すことに関してはある程度クリアできていても、この「心を開く(安心して任せられると感じてもらう)」ことが出来ていない先生は多いように思います。

たまに聞くことがあるかも知れませんが問診で質問が大事、っていうのはこのあたりに関して大事になってくるスキルなんですよ^^

 

これらのことができて初めて「ちゃんと治してくれそうだと安心感を感じて」もらえ、そしてリピートを決めてくれるのです!

そもそも最終的に患者さんの症状を治せるだけのスキルが足りていない、という場合は論外ですが、治せるだけの腕がちゃんとあるのであれば、初回に大きな変化を出せるかどうか、というのは決してリピートにおける致命的な失点にはならないですから、その他の部分でしっかりと患者さんの気持ちを掴めるようにしておきましょう!

 

 

まとめ.患者さんは腕以外にもたくさんのことを見てるよ!

本当に患者さんの症状が「治るか治らないか」だけが決めてなら、腕のある先生は一切患者さんとしゃべらなくてもリピートをしてもらえる理屈になります。

しかし、残念ながらそんなことはなくて、腕の良い先生でもトークがついてこずリピート率が散々な先生がいるのも事実です。

そういった先生ほど問診におけるヒアリング力などの重要性を身に染みて感じていたりします。

あるいは「痛み」を取ることだけにフォーカスし続けた問診を行っていて「痛みは取れているのに患者さんはリピートしてくれない」という治療家としては嬉しくても、経営者としてはどんどん苦しくなる状況に陥ってしまったりする先生もいることでしょう。

逆に腕はそれなり(患者さんが治るまでに多少の期間がかかる)にも関わらず、自信の見せ方や安心感の与え方、話の効き方が上手な先生がリピートを大量に獲得できているということもあるのです。(もちろん、少しでも腕が良いに越したことはないですけどね。だからこそ、こういったリピートが取れている先生でも日々技術向上のための練習に取り組んでいるわけです。)

ここに、まさに患者さんがリピートを決める要因が「腕」だけ「治療効果」だけでないことが証明されているわけです。

痛みが「取れる・取れない」だけにフォーカスしすぎるのではなく、患者さん自身が今後続けて先生に治療を任せていいと思えるだけの「安心や信頼」を獲得できるかどうか?という視点を持ってみてください!

この事実に気づけた人から初回問診というものに対する取り組み方がガラっと変わっていくことになりますので、ぜひ初回問診で本当に大事なことの本質をしっかりと捉えられてくださいね^^

 

 

 

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