治療院経営のジレンマの一つに早く痛みを取ってあげようと思えば思うほど「痛みが取れたらリピートしてくれない」ということがあります。
もちろんこれはあくまでも「そういう患者さんも一定数いる」という話であり、本来であれば決して痛みが取れたことが、そのままイコール離脱になるわけではないのですが、実際にそういう風に思っている先生も多かったりしますね。
あるいは、予防通院を主眼において、初めから予防治療を含めたメニューを勧めようとしても「なかなか患者さんが購入してくれない」ということも起きますね。
そう。基本的に継続治療を念頭に置いた「予防」という商品は売れにくいのです。
これは何も治療院業界に限った話ではなく、多くの業界における壁の一つとも言えるのです。
やはりどんな業界でも「今必要なもの」が当然売りやすく、「いつかのために備えておくもの」は売るのが大変なのです。
では、そういった「予防」商品を出していくためには、どんなアクションが必要なのでしょうか?