整骨院の自費移行

施術単価を上げる2つの価値視点

近頃では完全自費院もどんどん増えてきていますし、むしろまったく自費を取り入れていない、という整骨院のほうが珍しくなってきたようにも思います。

整体院だって毎年さらに施術単価を上げられるようたくさん努力している先生が多いですね^^

ではそういった治療院がどうやって値上げをしているかというと、施術の技術を磨いて、それを価格に反映させる先生が多いのですが・・・・・・

実は治療内容は一切変えなくても値上げは普通にできるんですよ?(もちろん、技術を磨いてそれを価格に反映させることが悪いとか言いたいわけではありません!他の手段もある、と言いたいだけです。)

そのためには価格を上げる2つの面からの視野に気づけばいいだけなのです。それは・・・・・・

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次回予約が取れない先生が持つべきマインドセット

次回の予約が取れずに、患者さんが離脱してしまうことが悩み・・・という先生は少なくありません。

これがプレゼンをした結果、相手の気持ちを変えることができずに予約が取れないというのなら、練習次第でどうにでもなりますが・・・

ひどくなると「相手に次回来て」と伝えること自体に抵抗を覚える先生もいるようです。汗

冬場なんかは新規患者さんの人数が減りやすく、既存患者さんの離脱が大きなダメージとなりやすいため、こんな状態は可能な限り避けたいところですね。

本来であれば先生ご自身で患者さんに伝えなくてはいけない次回来院の予定を伝えることができず、支払いの際に受付さんと患者さんとのやり取りで次回通院日を決めてもらっている・・・という先生もいらっしゃったりするのです。(この点は、それが過去のデータ的に自院にとってベストのやり方だった、ということであれば問題ありません。)

特に元々ずっと保険でやっていて、自費でそれなりの料金を頂こうとし始める最初の段階でこういった心理状態に陥る先生が多かったりするのですが・・・

そういう時はこの話を思い出してください。

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整骨院でサービスをサービスのまま提供してはダメな理由

僕のブログでもたびたび触れる話題ではありますが、整骨院経営に限らず、多くの企業で多くの営業マンが勘違いしていることがあります。

なんのことかというと・・・ほとんどの営業マンは顧客が商品を購入しに来ていると思っている、ということです!

たしかに、現実の中で行っている行動自体は商品の購入ということであっているのですが・・・

しかし、厳密に言えば顧客は「商品そのものを購入したい」から、さまざまなお店や場所に足を運んでいる訳ではないのですね!

「商品」を通して「その先の目的」を達成したいからこそ商品を購入するわけです。

このことは、治療院経営にだってもちろん当てはまります。

ここの理解を一歩でも二歩でも深めることができれば、きっとあなたのプレゼンは患者さんの心をつかみ、あなたのサービスを「ぜひそれをお願いします!」と頼まれ、そしてサービスを受けた人から「ありがとうございます」と言われるようになれるでしょう^^

今回はそのために必要な3ステップをお伝えします。

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回数券が切れた後にも治療院に通ってもらうために必要な視点

あなたの治療院では、回数券やプリカを導入していたりはするでしょうか?

最近は多くの院でこういった先払いの仕組みを採用しているところが多いので、あなたの院も何かしらの仕組みは入れていることでしょう^^

個人的には自費院ならば先払いの仕組みは必須だとすら考えております。

あるいは、最近流行りの会員型サブスクなんかを導入している先生も居るかも知れませんね。

どちらが良いというよりは、どちらのほうが自分の院に合っているかなので、この辺りは相性次第といったところでしょう。

ところで、回数券やプリカ自体は素晴らしい仕組みの1つなのですが、どうしても使い切った時点が縁の切れ目というか、残高を使い切った瞬間がもっとも患者さんが離脱してしまいやすいタイミングの1つであることは間違いありません。

これをまったくの「0」にすることは難しいですが、少しでも離脱を減らすために現場で意識しておかなければならないポイントについてお伝えします。

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初回問診「でしか」伝えないから途中で離脱してしまう

初回問診の重要性がどんどん認知され、初回問診にこだわっている先生も本当に増えてきました。

技術セミナーほどではありませんが、問診セミナーなんかの数も爆増していますし「問診が大事」ということはすでに疑いようもないことでしょう。

成約率もリピート率も初回の問診のやり方で大きく数字が変わってくるのですから、ここに力を入れることは絶対にムダにはなりません!

ただ・・・問診に力を入れること自体はとてもいいことなのですが、とはいえ初回問診に「だけ」に力を入れればリピート対策は万事OKというわけでもありません。

特に気を付けたいのが「初回問診で全部伝えきることが重要」ということを、ちょっと間違って解釈してしまっている場合なのです。

ここを勘違いしたまま初回問診だけを頑張っても、結局最終的なリピート率はあがっていかないんですよ!

これはどういうことなのかというと・・・

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整骨院で物販を成功させる2つの戦略

多くの先生とお会いしていると、施術だけではなく物販を導入していきたい、と言われる先生とも多く出会います。

以前の新型コロナなどの影響によって、店舗内で売上を作りにくかった時期を長く経験した先生ほど、こういった新しい売上の柱を作れる余地がある部分が気になるのでしょうね。

整骨院の先生の中には「整骨院で物販なんて怪しくて売れないよ」とか「いろいろ試したけど、結局整骨院で売れるのは手技だけだったよ」なんて言われる先生も多くおられますが・・・・・・そして確かに、そう言われるくらい大変な分野なのは事実ですが・・・・・・。汗

私自身は整骨院での物販は十分取り組むだけの価値と可能性がある分野だと思っています。(本当に、決して簡単ではないとは考えていますけどね。笑)

実際にコンサルに入らせて頂いている先生の中にも、物販での売上を大きく伸ばしている先生はいらっしゃいます!

では、いったい上手く行きやすい治療院での物販と、失敗しやすい治療院での物販では何が違うのでしょうか?

今回は物販の肝の部分についてお話していきたいと思います。

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治療院で高額商品を販売するためにすべき3つの手法

あなたの院では現在10万円や20万円以上するような高額商品を扱っているでしょうか?

治療の回数券かも知れませんし、EMSの回数券かも知れませんし、痩身や発毛などの美容コースかも知れませんね。

最近では50万円や100万を超えるような商品を取り扱っている院さんもチラホラ見かけるようになりましたし、今後も高額商品を取り扱う治療院は徐々に増えていくことでしょう。

こういった単価の高い商品を用意することは、治療院経営に限らず、どんなビジネスでも安定経営を目指す上では非常に重要になってきます。(あくまでもその金額に見合うだけの価値のある商品であれば。)

実際、既存の患者さんに対して高額商品が売れる導線がしっかりしているクライアントさんは、新患さんからの売上が立ちにくかったりする月があったとしても、高額商品の販売によってかなり助けられている部分もよく見受けられています。

とは言っても「それは分かってるけど・・・そんな高い商品売れないよ・・・」という先生も多いと思います。

そこで今回は高額な商品を出すために必要な3種類の手法についてお伝えします。

これらを上手に組み合わせることで、きっと高額商品でも成約率が伸びてきますよ!

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プリカの契約率が伸びないならセールスプロセスを見直す

プリカや回数券の販売というのは面白いもので、ほんの少しの変化でも大きく販売が伸びたり、あるいは大きく下がったりすることもあります。

初回問診におけるテンプレート内容の変更はもちろんのこと、もっと大きなセールスプロセス全体までチェックすべき点は様々です。

僕のクライアントさんでも良かれと思って行った改善で販売率が低下してしまったケースもあれば、そんなことで??と思える程度の変化で回数券やプリカの販売が大きく伸びた院もあります。

自分自身の院でのやり方というのは、ついつい定着化してしまい大きな変更を行うことがなくなってしまったりしますが、もし今現状の契約率にどうにも納得がいっていない先生は一度自分の院でプリカや回数券が出るまでのセールスの流れを一度見直してみるというのはいかがでしょうか?

幸いなことに新患さんが毎月ある程度訪れる院であれば、それなりの早さでPDCAサイクルを回せるため比較的改善しやすいというのも良い点ですね!

十分にPDCAサイクルを回して改善を行えれば、思った以上に大きな変化が訪れるかも知れませんよ!

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セルフイメージの高さが治療院の数字に反映する

あなたは自分自身にどんなイメージを抱いているでしょうか?

根拠があるわけではないけど、死ぬほど自分に自信のある先生。

特に自分に特別な才能があると思っておらず、ごくごく普通だと思っている先生。

周りよりも劣っていることのほうが多く、自分にまったく自信がない先生。

内容は様々でしょうが、なんとなく「自分はこういう人間だ」という漠然としたイメージを自分自身に対して持っているものだと思います。

今回はそんな個人が抱く「セルフイメージ」が治療院の売上やあらゆる数字に影響を及ぼす、というお話をしていきたいと思います。

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人は感情によって購入し、理屈で正当化する

整骨院業界の自費移行化の流れに乗って、自費移行を頑張っている先生は多いと思います。

僕のクライアントさんでも、すでに完全に自費移行を完了している先生は少なくありません。

あるいは、完全自費移行後にさらなる売上UPを狙って繰り返し値上げをがんばっている先生も多いですね!

電気代や日用品、食料品などあらゆる物価が上がっている現在、治療院でも値上げは無関係ではいられなくなっていますね。

おそらくあなたも常に値上げのことは頭の中にはあることでしょう。

とはいえ、順風満帆!とはいかず、いろいろと苦労している部分がある先生も多かったりするのではないかと思います。汗

特に自費メニューを患者さんにしっかりと受けてもらいたいのであれば、当然ですが的を得たプレゼンとクオリティの高い問診が必要になってきます。

そこで今回は自費メニューを患者さんに受けてもらうために必要な「的を得たプレゼン」に必要な3つの要素をお伝えしたいと思います。

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