整骨院の経営戦略

2019年の治療院経営は「基本」を抑えてからスタートする

2019年は広告規制などの法改正も入り、治療院経営の流れに大きな節目を迎える年になりそうです。

こういった大きな変化を迎える時は、それまでうまく行っていた方法が通用しなくなり、また新たなやり方を模索していかなければならない状況を迎えるようなことも少なくありません。

なので新しいやり方を模索していくことはもちろんなのですが・・・

とはいえ、そんな状況でも不変となる「基本的な部分」というのは存在します。

そこで今回は新年初の投稿ということで、今年も、そして来年も再来年もその先も、ずっと変わらないであろう治療院経営を安定させていくうえでもっとも大切となる基礎の部分をお伝えしていきますね!

まずはここがしっかりと達成できているか?をしっかりとチェックして、今年1年をスタートできるようにしてみてください!

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ライバル院が近くに出来る時に事前にやっておくべき施策

「近くに整骨院ができるらしいよ」

おそらくあなたがもっとも聞きたくない噂の一つだと思います。笑

しかし、最近では分院展開を目指す先生も多く、聞きたくない噂な割には頻繁に耳にしてしまう噂の一つにすらなっているかも知れませんね。汗

こんな噂を聞いてしまった時、あなたは一体何をすることにしているでしょうか?

まさか指をくわえたまま「噂が間違いでありますように・・・」なんて祈ってはいませんよね?汗

もし近くにライバル院が出来る、なんて噂を聞きつけたのであれば、ぜひあなたはこの2つの行動を行うべきかどうか検討してみてください!

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初期治療期間は先々の予約まで抑えてしまう

治療院経営を軌道に載せていく上で、最初のステージとして集客とリピートを上手く回すというステージがあります。

このステージを越えてくると、多くの場合「予約がパンパン」「来院数がキャパオーバーしている」というような現象が起こってくるわけですが・・・

特にこの時期には新患さんの初期治療期間の予約が上手く取れないことが原因で離脱に繋がってしまう・・・という現象がよく起こるようになります。

せっかく伸ばしたリピートが、院内のキャパの問題でまた下がってくるというわけなんですね。汗

この現象を少しでも回避するために行ってもらいたい施策が「これ」になります。

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予約がいっぱいの時の飛び込み新患さんへの対応

予約制でやっていると(あるいはそうでなかったとしても)、飛び込みで訪れる新患さんをどうにも見る時間が取れない・・・ということは良く起こります。

月に1回以上は起きてるんじゃないかな?汗

経営者としての視点からそういった取りこぼしを勿体ないという気持ちと、治療家としての視点からそういった患者さんを診て上げられない悔しさはあると思います。

しかし予約がいっぱいだからと、ただ諦めてしまうだけではそれで終わってしまいます。

全部を救い上げるのは無理ですが、そういった場面で少しでも多くの新患さんを見られるようにするためにやって欲しい行動はこの2つです。

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集客コストを下げることばかりに意識を向けるのはダメ

普段、集客にかかるコストを抑えるためにいろいろと頑張るのは大事なことです。

やはり運営費としてかかるコストが下がれば下がるほど、安定した治療院経営を行えますからね!

とはいえ、まったく集客にお金をかけないのはちょっと危ない・・・というのはなんとなくイメージが付くと思います。

実際集客にかかるコストを抑える意識は大事なのですが、集客コストを下げること「だけ」に意識を集中するのは危険だったりするのです。

このほんのわずかな意識の違いで一体どんな「不都合」なことが起こってしまうのでしょうか?

それは・・・

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保険の整骨院が積極的に取り入れるべき戦略

どんどん厳しくなっているとは言え、まだまだ売上のメインを保険診療に頼っている整骨院の先生は多いと思います。

確かに、これからの時代は完全自費でやっていく治療院がどんどん増えていくでしょう。

しかし、それは法律などのしがらみから抜け出すための意味合いが強いわけであって、保険の仕組み自体が売上を伸ばしていく上で劣っているわけではないのですね。

むしろ保険自体(低単価メニュー)を中心に据える戦略というのは、本来であれば世界中の大企業が積極的に取り入れている戦略に似ているとても優秀な戦略なのです。

では、世界中の大企業がどのように低単価メニューを活用して大きな売上を上げる仕組みを構築しているかと言うと・・・

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治療院経営はカルテ枚数で方針が決まっていく

今現在、あなたの治療院のカルテ枚数は毎月平均で何枚くらいになっているでしょうか?

カルテ枚数というのは、治療院経営においては非常に重要で、経営スタイルそのものがカルテ枚数によって決まってしまう側面もあるくらいです。

しかし・・・そんな大切なカルテ枚数なのに、毎月必死に患者さんを治療して、結果的に今月はカルテ枚数がこれだけだった、という「結果」としてしか捉えていない先生が多いようです。汗

残念ながら、結果的にカルテ枚数が何枚だった、なんて考えではいつまで経ってもあなたが目指したい治療院経営には近づいていかないんですよ!

しっかりと経営の方向性を定めた上で、必要なカルテ枚数になるべくゴール設定していけるようにしましょう!

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あん摩マッサージ師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会って?

現在、水面下で(といっても別に隠れてないですが。笑)僕らの業界に対する広告規定の改正についての話し合いが行われています。

「あん摩マッサージ師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」というやつですね。

すでに第3回を終え、第4回が11月22日開催と迫っております。

全6回なので、もう終わりが見えてきましたね。

これが終わった後、いったい僕らの業界の集客はどう変わっていくのか?

もちろん、まだ話し合いが終わってない以上、確定の話はできませんが・・・

こういった変化が訪れるのは想像がつきますね。

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治療院経営において先に手に入るキャッシュの価値を知る

経営においてキャッシュが大事だということは今更僕が言うまでもありませんね。

手に入るチャンスがあるのであれば、可能な限り正規料金で頂きたい・・・という気持ちも分かるものです。

だからこそ、集客が増えそうだと聞いても初回オファーで値下げすることに抵抗がある先生もいますし、リピートが伸びやすいと聞いても回数券やプリカを導入して1回1回の施術単価を下げることに抵抗がある先生もいらっしゃるわけです。(単純に集客の質が下がるとか、回数券の販売額が売れる気がしないって理由の先生もたくさんいますけど。)

とはいえ、キャッシュというのは手に入るタイミングが変われば120万円よりも、100万円のほうが価値が高くなったりもする性質を持っていたりもするんですよ?

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1人治療院で経営するなら補助ツールはあればあるほど便利

1人治療院の先生なんかだと、治療に忙しくなってくると本当に治療以外のことが何もできなくなってしまう・・・というようなこともあります。

「口コミ」や「喜びの声」はしっかりと集めないといけませんよ!とお話しても、「忙しすぎて集めるタイミングが取れないんです・・・」って返されることも多々あります。汗

それはそれで喜ばしい状況なのかも知れませんが、やはり今後のことを考えると「今」だけのために忙殺されているのは健全ではありませんからね。汗

なので、1人治療院に近い形でやっている先生ほど、治療以外の大事な部分をこなすためにはあらかじめ自分の動きをカバーするための、補助ツールを用意しておかなければなりませんよ!

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