2019年の治療院経営は「基本」を抑えてからスタートする

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2019年は広告規制などの法改正も入り、治療院経営の流れに大きな節目を迎える年になりそうです。

こういった大きな変化を迎える時は、それまでうまく行っていた方法が通用しなくなり、また新たなやり方を模索していかなければならない状況を迎えるようなことも少なくありません。

なので新しいやり方を模索していくことはもちろんなのですが・・・

とはいえ、そんな状況でも不変となる「基本的な部分」というのは存在します。

そこで今回は新年初の投稿ということで、今年も、そして来年も再来年もその先も、ずっと変わらないであろう治療院経営を安定させていくうえでもっとも大切となる基礎の部分をお伝えしていきますね!

まずはここがしっかりと達成できているか?をしっかりとチェックして、今年1年をスタートできるようにしてみてください!

今年の治療院経営を「基本」を抑えてからスタートする

治療院経営を大きく大きく発展させていこうと思えば、考えなくてはならないことはたくさんありますが・・・

まずは「治療院経営を安定させる」という視点に立った時に、本当に外してはならない部分というのはせいぜい「商品」「集客」「リピート」の3点くらいです。

この3点だけしっかりと構築しておけば、あとは他の難しいことを一旦脇に置いておいてもある程度治療院経営は上手くいきますし、逆に他にいろんなことをたくさん勉強していたとしても、この3点がガタガタなら治療院経営は上手くいきません。(治療家としての腕がある、というのは大前提で!笑)

ということで、今回はこれら3つの点について超えるべきハードルについて見ていくことにしましょう。

 

商品が超えるべきハードル

まずはあなたの院が用意している商品(メニュー)が超えるべきハードルについてです。

これは何も「〇〇といった治療法を用意しなさい」とか「✖✖といった機械が今後熱いよ」とかそういうことを言いたいのではありません。

そうではなく「治療院の商品として超えるべき分単価を知っておく」ということなんですね。

治療院は経営の体系上、基本的には先生が動いている時間イコール売上となります。

小売店のように、中国人が爆買いして1人で200万置いて帰った!!しかもその間レジで対応した時間はたったの3分!!なんてことはあり得ないわけです。

治療院の売上というのはどうしても分単価以上の売上はあげられない以上、分単価の設定ミスは、その後の努力ではどうにもならなかったりするんです!(最近では物販を取り入れてる治療院も増えていますが「うまくいってる!!」といえる店舗は少数派ですしね)

だからこそ、最初の商品を作成した時の「分単価」の設定はメチャクチャ大事なんですね。

では、その基準となる分単価がいくらかと言うとこれは別にどこかに正解が書いてあるわけでもなんでもないのですが、僕個人の経験と感覚から言えば「分単価150円」がひとつのハードルとなってくるかな、と考えています。

ここを越えられていない施術メニューは正直「頑張ってる割に売上が・・・」という状況に陥りやすいです。

「単価7000円いただいています!」と言っても、施術時間の枠を60分も取っているようでは分単価としては116円くらいですしもう一声頑張ってもらいたいと感じますし、逆に保険請求で窓口370円しか頂いてなくても(その後の保険請求と合わせれば2部位なら合計1200円くらい)、施術時間の枠を8分くらいでやっているのであれば分単価の視点から見ればそっちのほうが全然良かったりするわけです!(まぁ返戻とかもあるので一概にいえませんが。汗)

 

ちなみにこの分単価の縛りはあくまでも「先生」が拘束されている時間です。

機械でパットを貼って30分当ててるだけ、なんて場合には分単価はそこまで気にしなくて大丈夫なんで安心してくださいね!

 

また、分単価150円とは書きましたが、最近では様々な他の商品やメニューを組み合わせることで実質的な分単価を300円とか400円まであげるようなことに成功している治療院も沢山ありますし、そういった院はやはり売上を大きく上げることに成功しているので、まずはあなたの院の施術の分単価がどれくらいなのかしっかりと把握されてみてくださいね^^

 

 

集客が超えるべきハードル

新患さんというのは、治療院経営にとっては必ず必要になってくる要素の一つですが・・・

多ければ多いほうが良いってものでもありません。汗

多くなりすぎてキャパオーバーになって、結局経営に悪影響を与える場面をこれまでに何度も見てきましたしね。汗

では、どれくらいの人数を集客出来ているのが適切なのかといえば「(新患さんに入れる先生1人につき)18名」がひとつのハードルとなってくるかなと考えています。(これは平均しての数字なので別に新患さんが15人の月があっても、22人の月があっても良いです。変に大きく偏らないとすれば「年間で220人くらい」のほうが良い表現かも知れませんね。)

これくらいの人数が集客できていればまず間違いなく治療院経営は成り立つはずです。

たまに新患さんは十分来ているのに「新患さんが足りないんです!」なんていう先生もいますが・・・

それでもうまく行っていないのであれば、それは集客ではなく他の部分に致命的な欠点を抱えているのではないか??ということを疑ってみても良いかも知れませんよ!

 

 

リピートが超えるべきハードル

十分な人数の新患さんが来ても、誰もリピートしてくれなければ全く意味がありません。

ついつい見落としがちになっている先生も多いですが、このリピートってめちゃくちゃ大事なんです。

では、リピートにおいてはどれくらいの数字を達成していかなければいけないかというと・・・

「初回から6回目時点での通院達成者が新患さんの50%を超えている」状態は最低限目指していかなければなりません。

集客の段階でオファーなんかを付けていると、自分の院のターゲットでない患者さんが来たり、あるいは県外から本当に1回しか通院できないような患者さんも来たりしますからね。

そういった方も新患さんで来院されることを考えると、新患さん全体で6回目の通院達成者が50%を安定して超えていればリピートとしてはまずまずと言えるでしょう^^

もちろんリピートが得意な先生はこういった条件でも70%とか80%のリピート率をしっかりと出しますし、この数字は高ければ高いほど良いわけですから、頑張ってリピート率を上げられるようにしてみてくださいね^^

 

 

 

まとめ.まずはこの3点を達成させる

「分単価150円」「月の新患平均18名」「6回リピート率50%」

このあたりが治療院経営を安定させるためにまずは必要になってくる達成すべきハードルになります。

他のすべての施策はまずはこれを達成してからですし、これを達成していない間はまずはここを達成することに全てのエネルギーを注いでも良いのではないかと思います^^

 

もちろん、安定経営よりももっと大きな目標を持っているのであればこれら3つの数字の目指すところももっと大きくなってきます。

1人院で月商300万を目指そうと思ったら、上の3つの数字くらいの達成率では足りていませんしね。汗

2019年、これから大きく変わっていく治療院経営の流れですが、ぜひ大きな波に揺られて転覆してしまわないように、これら基本となる3点をしっかりと達成し、屋台骨のしっかりとした経営を行っておけるようしっかりと準備しておいてくださいね^^

 

 

 

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