整骨院の集客法

治療院経営でもリストマーケティングという概念を知っておく

治療院経営を行っている一般的な治療院の多くには「弱点」と言えるものがあります。

それは、ほとんどの先生が患者さんに対して「院内」でいかにアプローチをするか?どのようなサービスを「院内」で提供すれば売上(あるいは満足度)が上がるか?という視点で経営を行っている点です。

弱点というと少し強めの表現と言えるかも知れませんが「院内」でしか患者さんに対してアプローチする手段を考えていないのであれば、それはやはり弱点とも言えるでしょう。汗

店舗で経営を行っていると、どうしても視野が「店舗内」に向いてしまいやすいのは仕方ないんですけどね。汗

とはいえ、アパレル業界などでは少しでも売上を伸ばすために「あるマーケティング手法」を意図的に使うことで、「店舗外」に居る顧客に対して強い影響を及ぼすことを可能にしています。

治療院経営でも確実に使えるマーケティング手法だと考えているので(というか実際に使っている先生も沢山いるので)、ぜひあなたもこの概念を理解して利用してみてくださいね^^

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オファーはそれほど新患さんの質を落としてしまうのか??

あなたの治療院のHPには現在オファーの提示はされているでしょうか?

すでにHPにオファーを掲載している先生からすれば意外に思われるかも知れませんが、ご自身のHPにオファーを掲載していない先生というのは割と多かったりします。

その理由自体は先生によって様々かも知れませんが、もっともよく耳にする理由の一つは「新患さんの質が低下するのが嫌」というケースですね。

確かに心配していること自体は分かるのですが・・・・・・

実際にオファーを付けている治療院に来る新患さんはみんな質が低いのでしょうか?

逆に、オファーを付けていない院に来る新患さんはみんな質が高いのでしょうか?

決して、そんなことはありませんね。

今回はそんなオファーに対する誤った認識と、オファーを付けることでどの程度の影響が出たりするのかを、実際の数字を交えてお伝えしたいと思います。

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治療院の集客は年々厳しくなっているということを受け入れる

コンサルタントという仕事柄、クライアントさんの集客周りのことをお世話する機会も非常に多いです。

その時に良く聞くのが「前にやったときはもっと成果が出たのに今はあまり成果が出なかった・・・」というような意見です。

これは過去にSEOで1位だった時のことかも知れませんし、昔に撒いたチラシデザインかも知れませんし、数年前にやっていたPPC広告のことかも知れませんし、過去に1度だけ試してみたFacebook広告のことかも知れません。

要は以前にやった時にはもっとお金もかけずに、大きな成果が出た気がするのに、何故今はそれほど成果が出ないのか・・・という悔しい気持ちを抱えていらっしゃるわけですね。

これは確かに悔しいことではあるかも知れませんが、残念ながら治療院の集客を取り巻く現状というのは基本的にどんどん厳しい方向に動いていっているという現実を、感情の面からも受け入れなければならないのですね。

数年単位で自分たちの使うサービスや機械はどんどん便利になっていってますし、物価もどんどん上昇していますし、要は時代が変化しているというのは事実であるということを認識しなければならないのです。

このことをしっかりと受け入れておかないと、治療院経営における判断をする際の「判断ミス」の原因となってしまうかも知れないからです!

実際にどのような変化が来ており、それに対してどんな対応を取っていかなければならないかというと・・・

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治療院集客でもAISASの法則を意識する

あなたはAISASの法則という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

消費者の購買行動プロセスの1つとして有名なフレームワークなので1度くらいは聞いたことがあるかもしれませんね^^

このAISASの法則という考え方を治療院経営にも組み込むことで、集客の流れをスムーズに行えるようになったり、既存のビジネスモデルの改善を行うことができます。

これからの季節では治療院でも新患さんが訪れやすいタイミングになりますので、今のうちに集客力を強化して、この時期の新患さんの流れを取りこぼさずに院内で受け入れることができれば、院の経営状況もグッと上向いて来ることでしょう!

もし全然意識したことがない、っていう先生はぜひこの考えをあなたの治療院経営にも組み込んでみてくださいね!

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あなたの治療院の店頭はどれだけ目立っているか??

治療院の集客において、毎月一定数の「通りがかり」患者さんが、あなたの院にも来院されていると思います。

駅前のメインストリートなんかであれば、通りがかりだけでも2桁くらいの新患さんは普通に来店されるでしょうし、郊外でも大通りに面していればそれなりの人数の通りがかり新患さんが毎月訪れるものです。(さすがにマンションの3階の一室とかでやっているとかだと、通りがかり新患さんを呼び込むのは厳しいかも知れませんが。)

確かにネットでホームページなどをしっかりと見て来院された人よりは初回の契約率が悪かったり、LTVが低くなりやすかったりしますが、それでも貴重な新患さんの導線といえば導線です。

通りがかりの新患さんというのは、どうしても店舗自体の立地場所に大きく左右されてしまう感があることは否めませんが・・・

立地的には多少微妙な位置だったとしても、どうにか工夫をこらして通りがかり患者さんの反応を高めることだってできるのです!

そこで今回はあなたの院に訪れる「通りがかり新患さん」を少しでも増やすためにすべき工夫をお伝えしていきます。

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治療院は集客が上手くいっても気を抜くな!

本当に集客が上手くいくと、人は「もうこの商品は絶対に買う!」というつもりになってお店を訪れることは多々あります。

小売店や車、時計などのアクセサリーなんかはこの傾向が強いでしょう。

さらに言えば、通販なんかは「絶対に買う!」と思った瞬間に、その場で購入まで進んでしまうので、なおさら「思ってから買うまで」の過程が短くなりますね。

つまりこういった商品は「集客の成功=販売完了」の図式が成り立ちやすいため「より集客に力を入れられる」のです。

しかし・・・・・・どの業界でもこの図式が成立するかと言えば大間違いです!

少なくとも治療院業界に関して言えば「集客の成功=販売完了」にはなりにくいんですね。

何故かというと・・・・・・

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マタニティ整体から産後骨盤矯正の流れをしっかり作っていく

あなたの院では「産後の骨盤矯正」メニューを取り扱っていたりはするでしょうか?

分かりやすく自費メニューを導入する際の一つとして「産後の骨盤矯正」は非常に分かりやすいメニュー(既存の他のメニューと差別化がしやすい)なため、近頃の自費メニューを取りあつかっている整骨院でも、かなりの確率で導入されている人気商品と言えますね!

実際、市場からの需要もしっかりとあるので今後も導入していく院は増えていくことでしょう。(とはいえ、年々減少していく出生数を考えると手放しではオススメしにくいですけど。汗)

しかし、そうなると「集客での争い」が起きてしまうのは必然とも言えますね。

確かに産後のママさん達からの需要もあるのですが、それ以上に地域に産後の骨盤矯正を行っている院が多ければ、新患さんの取り合いになってしまい、思うように産後骨盤矯正での新患さんが獲得できない・・・という状況になってしまいかねないのです。汗

そして、需要があるとは言っても、コロナ禍を経て全国的に出産数が激減(といっても過言ではない)していることも向かい風となっています。

そこで今回は、この状況から少しでも抜け出すための方法の一つとして「マタニティ整体」を絡めた集客の導線作りについてお伝えしていきます。

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突然新患さんが来院された場合への対処法

あなたの院が現在予約制でやっているかどうかはわかりませんが・・・

予約枠がいっぱいいっぱいなのに、突然通りがかりの新患さんが来院されることもあると思います。

(あるいは予約制ではなかったとしても、めちゃくちゃ混んでいる時に新患さんが来院されるとかね。)

きっとあなたも新患さんは少しでも多く来てもらいたいでしょうから、気持ちとしては新患さんを見たいとは思いますが・・・

しかしそういった場面だと、どれだけ新患さんを見たかったとしても、どうしようもないこともありますよね。汗

そして、結果的に新患さんを逃してガッカリするという・・・まさに治療院あるあるでしょう。笑

これを「0」にするのは難しいかも知れませんが、少しでもそんな風になるケースを減らすために、可能な限り新患さんを逃さずに対応するための現場での方法をお伝えします。

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こんなことをするから治療院の集客は「失敗」する

治療院の集客をかけてみて、「大失敗」する先生たちにはある「共通点」があります。

もし、あなたが同じようなことをしてしまえば、同様にかなり高い確率で集客は失敗することでしょう。

しかし、もしあなたが予めこのことを腑に落とし、事前に準備をしておけるのであれば、治療院の集客における「大失敗」の確率はグッと低くなることでしょう!

もちろん、それと同時に集客に成功する確率が高くなってくるという話でもあります。

これは別にチラシ集客が失敗するとか、Instagram広告が失敗するとか、DM集客が失敗するとか、そういった「この媒体は使うな!」的な話ではありません。

そうではなく「集客」というものに取り組んでいく際の「スタイル」そのものの話なのです!

一体どういったスタイルで集客に取り組もうとすると失敗しやすくなるのか。

逆に、どうすれば失敗を回避して成功へと向かいやすくなるのか?

それは・・・・・・
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理想の顧客ばかり集めようとすると売上が低下するワケ

一般的なマーケティングの理屈から言えば、売上を伸ばすための集客の基本は「あなたの院にピッタリとあった患者さんを集客すること」です。

悩みも深く、回数券やプリカを購入し、長期の通院にも積極的・・・等々。

まぁこういった属性を持つ方ばかりが集客段階で訪れてくれれば、治療院経営も随分と楽になることでしょう。笑

理想的といえば理想的なのは間違いありませんね。

しかし、この言葉自体はたしかに間違っていないのですが、表面上の言葉だけをサラッと聞いて理解した気になって、ちゃんと自分の院にピッタリの患者さん「だけ」を集客しよう!と考えて集客を始めるとだいたい失敗します。汗

この「あなたの院にピッタリとあった患者さんを集客する」というのが、どの程度の塩梅を指すのか、どの程度の絞り込み方だと、適切な人数の患者さんが来院してくれるようになるのか、について経営的な側面を含めてお伝えしていこうと思います。

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