自分の治療院に、毎月何人の新患が来ればいいか把握してる?

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整骨院や整体院において、毎月訪れる新患さんの人数は非常に重要になってきます。

新患さんが少ないよりは、多いほうが経営的にも間違いなく楽ですしね!

とはいえ、じゃあ来れば来るだけいいのか?と言われれば、答えはNOです。

僕のクライアントさんにも一部ですが「新規が来すぎて他の数字が落ちている」院もあるのも事実なんですね。(嬉しい悩みではありますが。笑)

新患さんがたくさん来れば、多くの問題は解決するけれど、それはそれで別の問題を引き起こすってことですね。汗

そういった先生はわざとPPC広告の予算を下げたり、電話での予約受け入れの基準をめちゃくちゃ厳しくして新患さんの人数をあえて下げるようコントロールしているわけです。

まさに、過ぎたるは猶及ばざるが如し、というわけですね。汗

そこで今回は、過不足なくしっかりと目標の売上を達成するための「あなたの院に必要な新患人数」をお伝えします。

整骨院・整体院に必要な適切な新患人数とは?

あなたの院に必要な毎月の新患さんの人数を把握するためには、当然いくつかの数字が必要になってきます。

ですが、逆に言えばいくつかの数字を把握するだけで、必要十分な新患さんの人数を自分で理解し、毎月確信をもって意味のある目標を持って集客が行えるのですね^^

では、その把握してもらいたい数字とは・・・・・・

離脱率、カルテ単価、目標売上あたりのカルテ枚数です。

 

まずは平均の離脱率を把握する

まず、あなたの院の離脱率を計算して出して見てください。

計算式はこれで出ます。(再診さんの人数も新患人数に含んでいますが、院によっては再診さんは数から外した状態で計算したりもします。)

 

今回は離脱率の目標数値の話ではないので(院の規模によっても少し数字が変わるので)ザックリとだけお話しますが、ここで出た数値が15%〜20%くらいなら割と良い数字だと思っていいです。(1人院長の院であれば8%~15%を狙いたいですね!)

20%〜30%くらいの数字だと普通かちょっと悪いくらいなので離脱率を下げる取り組みを意識し、この数字がもし31%を超えているのであれば、離脱率がちょっと高すぎると思って、離脱率を下げる取り組みをガッツリとされてくださいね^^

とりあえず、今回は設定として1人治療院で離脱率が20%だったとしておきましょう。(計算しやすいので。笑)

 

平均のカルテ単価と目標売上から、必要なカルテ枚数を導く

次に知ってもらいたいのが、あなたの院に訪れる患者さんの1ヶ月あたりの平均カルテ単価です。

この数字は院の料金設定と、リピート率などによってかなりばらつきが生まれてしまうのですが、仮にここではカルテ単価を1万円ということにしておきましょう。(もう少しカルテ単価は高い院のほうが多いでしょうけど、とりあえず計算しやすいので。笑)

仮にあなたの院が1人治療院だとして、月の目標金額が200万円だったとしましょう。

交通事故や保険などの売上が一切絡まない整体院だった場合、1人あたりの設定カルテ単価が1万円なわけですから、200万の売上をあげるためには単純に200枚のカルテ枚数が毎月必要なわけですね。(このカルテ単価が8000円だったり1万2000円だったりすると、200万の売上を作るために必要なカルテ枚数が上下していくわけです。)

 

必要なカルテ枚数を維持する際に必要な新患人数を離脱率から出す

では、上記の治療院の場合、月に200万の売上を作るために必要なカルテ枚数は毎月200枚必要なわけですが・・・

毎月の離脱率が20%という数字が出ているので、200×20%で毎月40人の患者さんは離脱されていくわけですね。

ということは、毎月200枚のカルテ数を維持し続けるためには、毎月の新患さんを40人ずつ獲得していかなくてはいけないわけなのです!

これで、この治療院の場合、目標売上をキープするために、毎月何人の新患さんを集客しなくてはいけないかという数字を得ることができたわけです^^(そしてもっと院を成長させていきたいと考えて、これ以上過剰に新規を集めるのであれば、しっかりと院内の受け入れ態勢の準備をしておかないと、もろもろの他の数字や院内対応に悪影響を及ぼしてしまう可能性が出てくるのです。)

 

あとは、今の流れをあなたの治療院に置き換えることで、あなたの治療院に毎月必要な新患さんの人数もしっかりとわかりますよ!(もちろん、新患さんの人数を増やすことだけを目的にせず、離脱率を頑張って下げる、などの目標設定にしてもいいでしょうね^^)

 

 

 

まとめ.治療院の新規集客も意図と目標を持って行う!

新患さんを際限なく増やしすぎると、間違いなくリピート率が下がったり、離脱率が上がったりします。

予約の電話は入れられないし、(予約制でやっているのに)時間が押して既存の患者さんを待たせてしまったり・・・・・・

接客のクオリティがガクっと下がってしまい、長期的に見た場合には結局来院数が下がってしまったりと、マイナス面が目立つようになってきます。

こういった現象は本当によく見られる光景です。汗

結局、必要以上の新患さんを獲得できたにも関わらず売上は何故か下がってしまった。。。一時期は新患さんの人数はちゃんと増えてたのに、結局前と同じくらいの人数に落ち着いてしまった。。。なんていう冗談みたいなことも起こりえるわけですね。しかも余分な集客コストまでかかって・・・・・・汗

もちろん、まだまだ全然新患さんが足りない治療院さんは、まずはどんどん新患さんを増やすための施策を行なっていくべきですが、もし今現状あなたの院が「最近新患さんの予約取りこぼしが多い??」というようなことを感じ始めているのであれば、ぜひ一度冷静になって、あなたの目標金額を達成するために何人の新患さんが本当は必要なのか??ということをしっかりと調べてみてはいかがでしょうか?^^

 

 

 

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