治療院では予約フォームを簡略化することで予約数を伸ばす!

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あなたの院では新規の患者さんの予約受付をどのように行っているでしょうか?

十数年前なら電話予約だけ、という治療院もあったでしょうが、現在ではほとんどの院が最低でも電話予約に加えてメール予約くらいはできるようにしていますし、最近では公式LINEアカウントなどによって24時間予約を受け付けている院もかなり多くなってきていますね!

あとは、院によっては予約専用フォームをホットペッパービューティー等の外部サービスと連携することで用意している院もあるでしょう。

ちなみにこのメール予約やLINE予約ですが、いろんな治療院のホームページを見ていると、ちょっとばかり「やりすぎてるなー。汗」という院がチラホラ目に付いたりします。

ぶっちゃけ、メール予約やLINE予約の申し込みフォームが最適化されていないばっかりに予約の取りこぼしが増えそうなケースも多々見受けられますし、実際僕のクライアントさんでも過去に似たようなことが原因で予約の取りこぼしが増えていたことがあったのです。

せっかくHPの中身は納得してくれているのに、予約の段階で取りこぼすのは勿体ないですよね!

では一体、どういった部分に問題が起こりやすいのかというと・・・

治療院では予約フォームを簡略化することで予約数を伸ばす!

実際に、僕のクライアントさんの院でも過去にあったりしたことなのですが「出来る限り事前に詳細な患者さんの情報を知りたい」という気持ちが強くなってしまったばかりに、「予約フォームで記入してもらう項目が増え過ぎていた」ことがあったのです。

先生的にはよかれと思ってやっていた訳ですが、結果として入力項目を増やし過ぎていた期間はLINEからの問い合わせが体感で感じるほど減っており「最近なぜかLINEからの予約が少ないんですけど、なんでですかね??」と聞かれた際に、色々と調べてみた結果いつの間にか入力項目の数が3倍くらいに増えていたことが分かったんですね。笑

そこで患者さんが予約する際に、記入しやすいようにグッと必須項目の数を減らしてみたところ、翌月にはLINEからの予約数が目に見えて増え、無事問題が解決したのです^^

 

 

通販業界ではかご落ち対策は当たり前!

治療院業界でいえば、集客媒体はPPCが良いだの、ホットペッパービューティーが良いだの、Instagramが今は熱い、なんていう風に「どの媒体が集客力があるか?」という話題に意識がいきがちですが、通販業界なんかでは「商品購入数」を伸ばそうとする際には、集客媒体以前に「かご落ち」対策をすることが非常に重要と言われていたりするんですね!

これはザックリ何かというと、「カートに入れる」というボタンを押して、商品を買う手前まで行っていたにも関わらず、結局最終的に「購入」までは辿り着かずにドロップしてしまう現象を指すのです。

ぶっちゃけあなたも一回くらいやったことあるんじゃないですか?笑

僕は普通にあります。笑

もちろんその理由は様々でしょうけど、通販業界で言えばかご落ちしやすい原因としては

  • (スマホなどを使っているから)入力画面が小さく入力がしにくい
  • 入力項目が多すぎる
  • 購入までに移動するページが多すぎる(カート>本人情報記入>お届け先選択>支払い方法選択>確認画面>完了画面)ことによる途中離脱
  • 会員登録しなければ購入できない(ゲスト購入不可)

などを筆頭に、他にもたくさん「かご落ち」に繋がってしまう原因があるといわれています。

要は「めんどくさすぎる」と感じられると、商品自体は買いたいという気持ちがあるにも関わらず、かご落ちしてしまうという現象が起こるのです。

もちろん、これはあくまでも通販業界の話ではありますが、こういった考え方は治療院業界でも大いに参考になるのです!

 

 

治療院業界でも問い合わせフォームは少しでも簡略化する!

全部とは言わないまでも治療院業界でも入力フォームは意識すべき点になります。

実際に僕のクライアントさんの例でもあったように多すぎる記入項目というのは本当に「ああ、めんどくさい。もうやっぱり予約するのいいや」ってなったりすることがあるのです。(特に会社や電車などの隙間時間で治療院を探していた時なんかは、時間に余裕がないケースも多いので「メンドクサイから後でいいや!」と後回しにされてしまったばかりに、そのまま予約が入らずに終わるというケースも決して少なくないでしょう。)

よっぽど患者さんの本気度を測るために意図してやっているのではない限りは、基本的には患者さんの利便性を優先させるほうが予約数の増加(というか、取りこぼし防止)にも繋がりやすいのです!

時々、10項目を超えるような項目が全部「入力必須」になっているような予約フォームがあったりしますが、出来ればそういった予約フォームは(どうしても外せないというのならまだしも)もう少し必須項目を減らしていきたいところですね。

情報を得たい治療院側としてはそのほうが良いでしょうけど、入力する側としては本当にめんどくさいんですよ!笑

あるいは、どうしても消すのが嫌なら、いくつかの項目だけでも「入力必須」ではなく「自由入力」に変えるなどの工夫をしておきましょう^^(まぁ個人的には自由入力でいいかな?と思うような項目なら消してもいいのでは、と考えていますが。)

 

 

 

まとめ.細部に神は宿る

細部に神は宿る、というと大げさかも知れませんが、それだけ詰めの部分は大事ってことなんです。

行ってみたい・気になるな、という気持ちと「予約確定・来店」は決してイコールではないのです。

細かい部分に聞こえるかも知れませんが、本当にこういった些細なところで予約数が変わってきたりするので、これまであまり深く考えずに、ただ単に院本位なまま予約フォームを作ってしまっているのであれば、ぜひ1度ご自身の院の予約フォームを見直してみてくださいね^^

資金に余裕のある先生であれば、LINEに外部AIツールを導入して自動応答内容を編集し、ボタンを何度かタップしていけば予約が確定するようなやり取りを構築するのもかご落ち防止に繋がる手段になり得ますので、そのあたりも検討してみてはいかがでしょうか?^^

「かご落ち」という現象のみならず、他業種が重要視しているということは、多くの場合治療院業界でも取り入れればポジティブに働くような内容なことが多いのです!

今回はその中で特に「予約フォームの最適化」という点について話させてもらいましたので、ぜひ今後はこういった部分にもしっかりと意識を向けられて見てくださいね^^

 

 

 

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