整骨院が自費施術を導入する際の回数券の料金設定方法

これまで保険診療メインでやっていた整骨院の先生なんかが自費施術を導入していく際に「とりあえず回数券(プリカ)くらいは用意しておくかー」と、回数券などを同時に導入することは少なくありません。

私自身も、自費施術を取り入れていくのであれば(少なくとも自費導入初期のうちは)出来れば回数券やプリカなどの仕組みを取り入れておくことはオススメしています。

会員制なんかも悪くはないんですけど、説明の手間だったり自費そのものに対する慣れを考えると、まずは自費移行初期に関していえば回数券やプリカのような「売り切り」の仕組みのほうが単純な分、成果も伸びやすかったりしますしね^^

余談にはなりますが、1人治療院なんかだと会員制も手放しにオススメしにくかったりしますしね。汗

しかし、これまで回数券なんかを導入していなかった先生は導入に際して、ある「やりがちな失敗」をしてしまうことによって『回数券は出ているのに、なんだか全然自費の売上が伸びない』という現象に陥ってしまうことがあるのです。(あるいは、そもそも回数券が全く出ないという失敗パターンも・・・汗)

その『やりがちな失敗』とは・・・・・・?

続きを読む

値上げ自体が目的になってはいけない!

僕のクライアントさんでも今年4月からのタイミングで値上げを検討しているクライアントさんは多いです。

世間的にもいろんなものの価格が上がっている現状を考えると、治療院の先生方も同じように考えることもある意味仕方ないとも言えるでしょう。

もしかすると、あなたも「今年中には値上げをしたい」と考えて行動しているかも知れませんね。(というより毎年1度は値上げしている、という先生もいらっしゃるかも知れませんね。)

治療院経営における値上げのインパクトは非常に大きいです。

売上に直接的に関わってくる顧客単価にモロに影響しますからね!

とはいえ、ここで気を付けて頂きたいのが値上げを意識するあまり、手段だったはずの「値上げすることだけ」が目的となり、本来の大目的である「院の売上目標の達成」という部分が疎かになっているケースをたまに見かけます。

まさに手段が目的化してしまうという失敗ですね。汗

あなたのその値上げは、しっかりと目標達成のための手段になっているでしょうか?

続きを読む

高単価の自費施術を支える「治療技術以外」の価値

僕は決してすべての治療院に対して高額な自費施術の導入を勧めているわけではありませんが(グループ院なんかは単価3~4000円前後くらいで人数を回すスタイルでも問題ありませんしね)、それでも1人院長でやっているところなんかは、回転数の問題もあってやはり施術単価を4000円、6000円、8000円・・・と上げていかないと中々売上が安定していかない院があるのも事実です。

とは言うものの、保険診療から自費移行した多くの先生が「1回の施術で8000円とか10000円は、、、それはちょっと、、、」と感じてしまうのも事実です。

しかしじゃあ、1回の施術を4000円で提供している院と、1回の施術を8000円で提供している院では、治療技術や治療効果に2倍の差があるのか??と言われると、正直僕はそんなことないと思っています。(ただ価格設定を変えていて全くリピートが取れていないケースは除きますよ?笑。あくまでもこの単価でやっていけている院で考えた時のことです。)

では、どこにその差が生まれるかというと、、、それは「治療技術以外のサービス(や心遣い)」だったりするのです!

一番大事、とまでは言いませんがあなたはこの視点を軽視し過ぎてたりはいないでしょうか!?

続きを読む

数字の失敗はマーケティングでは取り返せない

治療院経営に限らずですが、基本的にマーケティングというのは根拠のある数字を基にした計算による論理的思考を出発点に置きます。

集客だとかリサーチなんかは、マーケティング活動を構成する表面的なアクションに過ぎず、基本的にまず最初に本当に地味で大変でめんどくさい数学的な作業の繰り返しがマーケティングの本質とも言えるのです。汗

なので、何かしらの計算違いによって、もともと数字の計算が狂っているものを集客やリサーチなんかの表面的なマーケティングでどうにかしようとしても、絶対に上手く行きません。

つまりどういうことかと言うと・・・商品やメニュー作成の段階で数字に致命的なミスがあれば、その後の集客やリサーチ活動、プレゼンや販売がどれだけ上手くいったとしても、その先には失敗しかないよ、ということですね!

目の前にある崖に気づかずに全力で車を走らせているような状態になってしまうわけです。汗

これはどんな業種でも起こりえることですから、当然治療院経営にも付きモノと言えます。

では具体的に治療院経営では、どういったケースが起こりやすいのかというと・・・

続きを読む

パターンの深堀りこそ治療院集客成功へのステップ

治療院において集客(あるいは教育など)を行う際に、あともう少し頑張れば成果が出るのに!!!というところで諦めてやめてしまう、非常にもったいない先生をよく見かけます。

少しでも早く成果を得たい・・・ダメならダメで他のことに時間と労力を割きたい・・・という気持ちは確かにわかります。

ゴールが見えていない時の、成果が出るまでもう少しの「待ち時間」の辛さが耐えられないのですね。汗

そんな時に、成果が出るために「あと一歩」だけ頑張れる、ある大事な法則をお伝えします。

このことが頭の片隅に残っているかどうかで、最後のもうひと踏ん張りに差がつき、成果が得られるか、あるいは全く成果が得られずに終わってしまうかが分かれたりすることもあるのですから。

実は努力と成果との間にはこんな「イジワルな法則」があるのです。

あなたにもそんな時が来たら、ぜひこの法則を思い出してください!

続きを読む

整骨院・整体院に通ってもらう頻度はどのくらいが適切なの?

今回は整骨院や整体院において、初診以降どのくらいのペースで来院してもらえれば、リピート率が伸びやすく、その後のバックエンド商品(例えば、継続来院用の回数券や会員など)の購入率などが高くなりやすいかについてお話していきます。

回数券の再購入や会員誘導への成功は安定経営達成への大事なステップですからね!

残念ながら統計ってほど正確なデータじゃなく、あくまでも自身の経験談として計測した結果、これくらいが目安だろうという指標ですが、少しは参考になると思いますよ^^

患者さんの回数券やプリカなどの継続購入率に悩んでいるのであれば・・・まずはこの「適切なペース」を念頭に初回問診を組み立てていかないと、なかなかバックエンド商品を受けてもらえず、リピート率や来院数も伸びていきませんよ!

続きを読む

初回問診でリピートを得るためにもっとも大切な質問

保健診療の整骨院だろうと、自費メインの整体院だろうと、治療院経営を安定させるためにもっとも大切なことはリピートをしっかりと得ることです。

それも2回、3回でなく、できれば5回、10回、20回とリピートしてもらえるようになることが大切ですね。

そういった回数リピートしてくれる患者さんが1人でも2人でも増えていけば、治療院の経営はどんどん安定経営に向かっていくようになります。

ではどうやってそういった患者さんを増やしていけば良いのかと言えば、当然ここで大事になってくるのが「初回問診」なわけですが・・・・・・

細かい注意点は数あれど、リピートを得るために必ずしなければならない大事なポイントなのが「この質問」への深堀りなのです!

ここをしっかりと抑え患者さんの心を掴めた先生と、ここをイマイチ抑えられず患者さんの心を掴めなかった先生とでは、リピート率に大きな差が生まれてきますよ!

続きを読む

治療院のネット集客に必要な3方向からのアプローチ

治療院でネット集客を行っていく上で、ホームぺージの完成度が高いほうが望ましいことは言うまでもありませんね。

ペルソナを絞ったり、デザイン自体を見やすく綺麗にしたり、メッセージにとことんこだわったりと、様々なこと全てがHPの完成度に関わってくることは言うまでもありませんね!

現在ではチラシからHPへ、MEOからHPへ、各種ポータルサイトからHPへ、などなど様々な媒体の最終着地点として閲覧されることが多いHPですから、なおさらクオリティを高めておかねばならなくなったのは、自然の流れと言えるでしょう。

ちなみにメッセージと言えば、見る人によって刺さるメッセージというのはそれぞれ違うわけですが・・・

実はそれでも大別すれば人が反応する大きな理由は「3種類」に大別されることが多いです。(あくまでも大雑把にですからね!笑)

つまり、3方向からのアプローチすべてをホームぺージに取り入れておけば、おおよそすべてのユーザーを引き込みやすいホームぺージになる可能性を高めることができるということです!

では、治療院のネット集客の反応を高めるためにホームページに取り入れるべき3方向からのアプローチとは・・・

続きを読む

治療院ブランディングって勝手に出来るものだと思ってない?

あなたの院はすでにご自身の治療院がある地域で、一定のブランディングを築けていると自信を持って言えるでしょうか?

当然ですが、ブランディングが出来上がっている院は集客やリピート、あるいは単価まであらゆる点でブランディングが出来ていない院よりも優位に立てます。

近頃ではただ広告を出すだけでは、簡単に集客できなくなった・・・というような地域も増えつつありますし、よりブランディングの重要性が増してきていると言えるでしょう。

それくらい重要なブランディングですが「そもそもブランディングってなんなの?」「具体的にどういう状態がブランディング出来てるっていう状態なの?」というくらい、ふわっとしたイメージで、単語だけが先行して使われている印象もありますね。汗

もし、あなたの院がまだブランドと呼べるものを確立出来ていない、そもそもブランドの確立というものがどんな状態なのか分からない・・・というのであれば、ぜひ今回の話を参考にしてみてくださいね^^

続きを読む

問診はメラビアンの法則を意識することでリピート率が上がる

あなたは初回での問診をする際にどういったことを意識して行っているでしょうか?

これから新患さんに通院を決めてもらって、院のファンになってもらうための第一歩として初回問診での成約率というのは治療院経営に大きく大きく影響を及ぼしてきます。

当然、成約率やリピート率を高めるためにいろんなポイントを意識されていますよね?

例えば話す内容ですか?それともビフォー&アフターでの変化の見せ方ですか?あるいは相手の話を良く聞くことかも知れませんね?

当然、どれだけしっかり治せるかという治療内容に関しても常に意識されていることでしょう!

1つだけではなく、いろいろと意識されていることはあるでしょうが・・・

これまでも何度かブログでも伝えてきていますが、まず一番最初に意識してもらいたいことと言えば、それは「メラビアンの法則」を腑に落とすことからはじめてもらいたいのですね!

この法則を意識した問診を行うことでリピート率や成約率にポジティブな影響をもたらすことが出来るようになりますよ!

続きを読む