これからも1人治療院でやっていきたい先生が必ずやらなくてはいけないこと

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今回は1人治療院の先生が、これからも1人治療院でやっていくためには何をしなければいけないかについてのお話をします。

ちなみに、今回の話は治療院経営に直接関わる話というよりも、もう少し大きな括りでの話になります。

経営においてスタッフを雇い、教育し、分院展開をどんどんしていき、いずれは社員に会社を任せていく、という人にはあまり関係のない話になりますが・・・

全体から見れば、治療院業界ではやはり圧倒的に個人院でやっている先生のほうが多いわけですし、こういった話も必要になってくるでしょう。

あなたが今後も1人治療院で経営を行っていくのであれば、どのタイミングからでも必ず現役の間にやっておかなければならないことがあります。

それは・・・

1人治療院の先生は投資を行う

結論から言えば、利益をプールしその資金を利用して投資を行い、ご自身の資産を現役の内から作る努力をしなければならない、ということです。

十分な利益があれば貯金だけでもいいかも知れませんが、そうでなければ多少なり資産運用を行い、資産を増やせるような体制を作っておけるのが望ましいです。(僕自身は決して投資の専門家ではないため、余計なお世話と思われるかも知れませんが・・・、それでもこれは本当に重要な考えと断言できます。)

 

「そんなことよりももっと治療院の経営を頑張らないといけないんじゃないの??」

と思う先生もいると思います。

 

もちろん、現時点で損益分岐点ギリギリで余剰利益なんてでないよ・・・という先生はまずはもっともっと治療院経営を頑張っていかなければなりません

まずはこれが大前提です。(そして、それは普段から別の投稿で沢山お話をしているので、そちらの記事もぜひ読まれてください^^)

これが出来ていない先生は金銭的な投資を行うよりももっと先に、治療技術や集客知識などの勉強に自己投資するほうが先でしょう!(自己投資も立派な投資ですね!)

 

しかし、ある程度の売上が作れており、利益が出ている1人院長は車を買ったり、時計を買ったりするのではなく、しっかりと余生のための資産を蓄えておかなくてはならないのです!(まぁ円安などの影響もありますし、車とか時計で「現物投資」を行っている方はそれはそれで良いと思います。実際、人気のあるものは今かなり値上がりしていますしね。)

そうでないと、グループ院のようにスタッフを雇うことなく、分院を展開することなく経営を行った場合、どうしてもリスクヘッジが出来なくなってしまいます。

たった1人なのですからケガしたり、病気をすればそれだけで収入が消えてしまう可能性もあるってことなんですね。

1人治療院というのは常にそういったリスクを抱えているのです。

 

大きな話にはなりますが、もうすでに2年以上続いているロシアとウクライナの戦争だって、それこそ(多くの日本人にとっては)「まさか」なことでしたよね?

新型コロナによって数年も生活に影響が出るレベルで世の中に変化が起きたことも「まさか」だったでしょう。

「自分だけは事故らない(病気にならない)」なんて思っていたとしても、世の中いつだって「まさか」は十分起こりえるのです。(僕のクライアントさんにも交通事故にあって1カ月くらい院を閉めていた先生だって実際にいます。)

日本は地震も多いですからね、「まさか」とは思っていても起きる時は本当に起きるのです。

それに、、、現実的にはどれだけ経営を頑張ったって、今後も1人治療院の体制でやっていくのであれば、いつかは現役を退く形になりますしね。

いくら現場に出ている時は問題なかったとしても、その時に退職金もなく、お金を使い切り、資産がまったくないという状態では、余生のことを考えると、笑うに笑えない状況になってしまうのです。

 

跡継ぎか、スタッフに経営を任せるか、投資か

もちろん、ご自身の院を任せられる跡継ぎが居たり、あるいはスタッフを雇い治療院を会社化し、自身が現場から退いても会社が回っていくような仕組みを現役の内から行っている先生は、引退後もある程度の収益を確保できる環境が作れる可能性が高いので、そこまで投資に目を向ける必要はありません。

ある程度の貯金だけしっかりとしておけば十分でしょう。(投資内容によってはインフレ対策にもなりますから、それでも一部投資はしておくべきだとも考えますが。)

しかし、ご自身に跡継ぎもおらず、今後もスタッフをたくさん雇って自分は現場に一切出ずに、スタッフのみで治療院を回してもらう・・・という経営体形が全くイメージできないのであれば・・・

ご自身の引退後でも余裕を持った暮らしができるよう、今の内から投資という発想を持ち、資産運用をしっかりと行っておかなければならないのです!(もちろん、引退後はどこかに勤め人として雇ってもらうという手もありますが。)

これが1人治療院を続けていく上で(人を雇わない代わりに)将来のために必ず考えておかなければいけないリスクヘッジなのです!

 

 

 

まとめ.1人治療院のリスクヘッジは資産運用で行う

今回の話は決して冗談で言っているわけではありません。(余計なお世話ではあるかも知れませんが。汗)

むしろ超現実的に考えた上での対応策です。

人を雇ったり、分院を作ることでリスクヘッジをする。これは非常に素晴らしいリスクヘッジの方法です。

しかし、現実的に考えて圧倒的に「分院化」しない先生のほうが多いわけで・・・

であれば当然1人院長のまま経営を続ける際のリスクヘッジの方法だって考えなくてはいけないわけです。とはいえ、1人院長のまま取れるリスクヘッジの選択肢は残念ながら無限にあるわけではありません。限られた選択肢の中から選ぶ必要があり、その中の1つが資産運用ということなのですね。

もし、今現在あなたが1人院で、この先も1人院で経営を続けていくのであれば、ぜひ「投資なんて、、、資産運用なんて、、、」と思わず、真剣に一度こういった「将来・引退後」のことも視野に入れたリスクヘッジのための投資を考えられてみてはいかがでしょうか?^^

 

 

 

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