治療院で患者さんにリピートしてもらうために確実にしなければならないこと

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1度通院を決めたはずの患者さんが、こちらが思うよりも早いタイミングで勝手に離脱してしまった・・・という経験は誰しもあると思います。

離脱の原因自体はもちろん様々な理由があるのですが、そんな中でも「本来なら誰でも出来るはずのこと」なのに、ついついウッカリとし損ねてしまい、結果的に離脱に繋がった・・・というような、非常に勿体ない要素があるのです。

ちなみに、この現象はそれなりに新患さんが訪れるそこそこ忙しい院に起こりやすい現象ですね。

さて、あなたは忘れずにこの「当たり前のこと」が出来ているでしょうか?

治療院でリピートしてもらうためには患者さんに興味を持つことが絶対に大事

結論から言えば「患者さんに対して興味を持ってない」ことを患者さん側が認識してしまうと、一気に通院意欲がダウンしてしまい、結果的に自発的な離脱へと結びついてしまうのですね。

どんなサービスでもそうですが「顧客に対して興味・関心を感じられない」というのは、そのサービス・商品から離れてしまう大きな要因の一つなのです。

「いやいや!ちゃんと患者さんに興味を持って接してますよ!」と、仮にあなたが「そんなことはない!」と思っていても、患者さんからそう認識されてしまえば残念ながら同じことです。

一部の先生の中には、患者さん自身というよりも「患者さんの症状」に意識や興味が向きすぎてしまっている先生もいますから。汗

人も本来動物ですからね。こういった部分は理屈ではなく感覚で分かる(感じてしまう)ものですからね。汗

確かに治療技術も大事ですし、回復の経過も大事なことです。なんと言っても治療院なわけですからね!

しかし!!!治療院における本質的な部分には誰しも必要以上に気を配るからこそ、見落としがちなこういった部分のほうがライバル院との「差」をつける部分になってくるのです!

さて、あなたはしっかりと患者さんに対して「興味・関心」を持っていることを伝えられているでしょうか?

 

興味・関心を持ってくれている、と患者さんに伝えるためにしなければならいこと

上記の話を見れば、おそらくあなたも「じゃあ具体的に何をどうすれば患者さんに興味・関心をちゃんと持っていることが伝わるのか?」と思っていることでしょう。

とはいえ、これは何も難しいことをしなければならないわけではありません。

むしろ誰にだって本来出来ることです。

では、何をしなければならないかと言うと・・・「相手のことをちゃんと覚えておくこと」です。

「いやいや、そんなの当たり前に出来てるよ。笑」と思うかも知れませんが本当にそうでしょうか?

僕もクライアントさんに対していろいろとヒアリングを行ったりしますが、意外とご自身が入った患者さんのことを数日後には忘れている先生も多かったりしますからね!汗

 

前回患者さんと話したフリートークの内容はちゃんと覚えていますか?

患者さんが最近子供の何に悩んでいるか話したかもしれませんが、覚えていますか?

患者さんが昔飼っていたペットの話をしたかもしれませんが、何の動物を飼っていたかちゃんと覚えていますか?

家族構成や、昔どこに住んでたかは?前にそれぞれの地元の話をしたことがありましたよね?

夏に旅行に行くって言ってましたけど、どこに行くって言ってたかちゃんと覚えていますか?

 

これらのような話をあなたが実際にしたかどうかわかりませんが、治療家というのは施術中などにいろいろと症状や痛み以外の話も患者さんとしたりするものです。

施術を全力で行うのはもちろんですが、こういったトークも患者さんからの信頼を得るためには重要だったりしますからね!

先生にとってはその日1日の中で沢山の患者さんといろいろとお話した話題の中の1つに過ぎなかったかも知れませんが、患者さんからすれば自分の身体を任せている先生に対して話した唯一の話なわけです。

人間ですから当然僕らは忘れる生き物です。いろんな話を毎日聞けば聞く程、どうしても1人1人との会話内容なんて忘れがちになってしまうこと自体は仕方ありません。(ひどくなると、話した内容どころか、そもそもどんな患者さんだったかさえ、どんな症状に悩んでいたのかさえ、忘れてしまっているケースも多々聞きますよ!汗)

しかし、そうだとしても実際に次にその患者さんが来た時に先生と話してみた時に・・・「あれ?先生もしかして前回私と話したこと忘れてる??」と感じられると、患者さんとしては一気に「先生ってたぶん私のことに関心がないんだろうな。まぁ患者さんも沢山来てて忙しそうだし仕方ないだろうけど・・・」とテンションが下がり、その結果通院に対する意欲まで下がってしまったりするのです。

 

実際、患者さんの通院ペースが週1回とかになってくると、沢山の会話のしかも1週間前の会話なんてとてもじゃないけど記憶の中だけでは覚えてられないですからね。汗

それでも、たったそれだけのことが通院意欲というものに大きく響いてくるのも事実なのです!

なぜなら最初に言ったように多くの商品・サービスから離れる理由がまさに「顧客に対して興味・関心を感じられない」ことだからなんですね。

仕方のないようなことに思えるかも知れませんが、それくらい「相手のことを覚えておく」(=相手に興味を持つ)ということはとても大事な事なのです。

 

 

必ず情報やトーク内容を残すようにする

そんな風に患者さんから離脱されないように僕らが出来ることは「必ず情報を何かに残す」ことだけです。

人間が忘れてしまう生き物な以上、出来ることは「忘れても大丈夫な(思い出せる)ようにしておく」ことだけですからね。汗

患者さんから家族構成や地元、ペットや子供の名前なんかをフリートークの中で聞けたときには患者さんのカルテにそういった情報を書き込みましょう。

毎回毎回のトークの中でメインとなった話題については、前回どんな内容の会話をしたかを簡単にメモしておきましょう。

当然ですが、患者さんの治療経過、症状変化など、治療に関わる部分もしっかりと残しておかないといけませんね!

その日の夜にまとめて記載してもよいですし、時間が許すのであれば次の患者さんに入るまでに数分だけ時間を取ってササっと要点だけ書き残すでもよいでしょう。

地味な作業ですし、1日に沢山の患者さんを相手にする忙しい院の先生ほど大変かも知れませんが、実際こういった作業でもちゃんとしないと患者さんのことをちゃんと覚えておくなんてできないでしょ?

相手を覚えるってのは何も、患者さんの顔を見て誰なのかを認識できれば良いって話ではないですからね!

患者さんが「この話は先生にした」と思っていることを、あなたが覚えていること、が大事なのです!

 

 

 

まとめ.顧客情報としてのメモを充実させる

リピート率が高い先生なんかのカルテを見せてもらうと、症状や痛みだけでなく様々な情報を記入する欄があらかじめ用意されていたりします。

家族構成や子供の名前、趣味や乗っている車、昔やってたスポーツや飼っているペットの名前など「え?全然治療関係ないじゃん」みたいな情報を記入する欄が沢山あったりするわけです。

あとは「その日話した内容」とかを書けるメモ欄がスペースとして用意されてたりね。

こういった部分をあらかじめ用意しているからこそ、患者さんとの会話を仮に忘れてしまったとしても思い出せるキッカケになりますし、その結果として患者さんから「この先生はちゃんと自分の話を聞いてくれてる!(興味関心を持ってくれてる!)」と判断してもらえるようになるのですね。

もしあなたが今現在こういった会話内容や情報、を毎回毎回何にも残さず、ただ頭の中で覚えている気になっているだけであれば、ぜひ1度この地味な作業をちゃんとやることを意識してみてください。

絶対に忘れている内容ってありますから。笑

そして、そのことがキッカケで患者さんが通院意欲を無くしてしまうことがあることもしっかりと認識するべきです!

今回のことは誰でもできる簡単なことのわりに、面倒臭がったりして以外とやってない先生も多いので、ぜひ意識してみてくださいね^^

馬鹿らしく思えるかも知れませんが、確実にリピート回数に差が出てきますよ!

 

 

 

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