最近では「〇〇専門」という治療院の見せ方をして差別化を行っている先生が結構いますね。
もちろんこれはこれで1つの戦略として「アリ」な方法なので、先生の院にマッチするのであれば、その方向性でやっていくのもいいと思います。
特に1人治療院で毎月そこまで大量に新患さんが必要なわけではない、という院だったりするのであれば、専門特化は非常にマッチしやすいです。
とはいえ、グループ院の場合だったり、単純に「集客数」に目を向けてホームぺージからの反応数を上げたいのであれば・・・・・・専門特化型のHPではどうしても集客数が足りない場合も増えてくるでしょう。
そのために有効な方法は、やはり作り込んだ下層ページを増やし、むしろ入口を大量に増やしていくことなのです!
専門化とは真逆の戦略とも言えますね。笑
では、どのような下層ページを作成していくべきなのかというと・・・・・・
目次
治療院ホームぺージは症状ページを増やして集客を伸ばす
結論からいえば、作るべき下層ページは「しっかりと練り込まれた各種症状ページ」です。ただページ数を増やすだけの中身が薄いページであれば必要ありません。
時々、下層ページに対して「当院の施術内容」とか「整体メニュー」とかざっくりとした下層ページを作成している先生を見かけますが、こういった自分の院でやっていることを書いた下層ページはベストとはいいづらいです。
少なくとも「集客数を増やす」という観点でいえば不足であると言えます。
そうではなく、検索してページを見てくれたユーザーが求めているページをもっと大量に作成するべきなのです。
検索ユーザーは何を求めてる?
では、検索ユーザーが何を求めているかというとそれは、「自分の症状(悩み・痛み)を治せるかどうか」ですよね。
究極的に言ってしまえば患者さんはあなたの院の治療内容よりも、院の内装よりも、先生自身よりも、まず大前提として自分の症状を治してくれそうな院かどうかに興味があるわけです。(もちろんそのほかにも料金がいくらか、どんな先生がやっているのか、などの情報を求めていますが、やはり一番となるとまずは自分の症状が治せるかどうかでしょう。)
だからといって、院の内装や先生の人柄がどうでもいいというわけではありませんよ?それらも重要な要素ですが、より重要なのがそもそも治してくれそうなイメージがHPから伝わってくるかどうか、というわけです。そこをクリアしてはじめて、内装や人柄なども判断基準になってくるって話です。(焼肉を食べようと思って焼き肉屋を探してるのに、お寿司屋さんのHPを開いてしまい、そこに内装や握り方が書いてるからといって読み進めたりしませんよね?ページを即座に戻って、まずは焼肉が食べられるお店のHPが見つかるかどうかが第一ですよね?笑)
となれば、あなたはしっかりと自分の院が患者さんの症状を治せるということをわかりやすく伝えなければならないわけですね。
そのために用意しなくてはいけないのが、例えば「腰痛ページ」だったり「頭痛ページ」だったり「産後の骨盤矯正ページ」だったり「ヘルニア・坐骨神経痛ページ」だったりといった、各種の症状ページになるというわけです。(施術内容、なんてページでは結局どんな症状に対して先生の院がアプローチできるのか、外部から見た際には分かりにくいものなんですね。汗)
もちろん、ただ用意するだけでなく作成した各症状ページを上手にトップページに配置して、見てもらいやすくする配慮も必要です。
そのあたりは以前の記事にも書いていますので、あなたの整骨院HPのトップページは親切?という記事も合わせてご覧になってみてください。
各ページを見るだけで予約したくなるような構成にする
では、どんなページが練り込まれた症状ページかと言うと、「他のページは見なくてもそのページを見ただけで予約したくなるようなページ」こそ、しっかりと練り込まれた良いページと言えますね。
現在のスマホ大全盛の検索傾向としては、検索ユーザーの1サイト内において巡回ページ数はどんどん減っている傾向にあります。
よっぽど印象が良くなければせいぜ2ページ、多くも3ページくらいしか見てくれなくなってきてるんですね。
2ページって言ったらだいぶ少ないですよ?笑
「トップページ」→「(その人が気になっている)症状ページ」
を見ただけで、もう2ページですからね。
だからこそ、トップページの次に訪れる症状ページだけで相手をその気にさせることが重要なのです。
(専門特化している院はこういった面において、たった1ページ、トップページを見るだけで情報を全て伝えられやすい、という点では有利と言えるでしょう!)
「トップページ」→「中途半端な症状ページ」→「料金表ページ」→「アクセス・地図」→「予約ぺージ」
なんて流れは現在では悠長すぎる構成なのです!
実現するのは難しいかも知れませんが、理想を言ってしまえば、1ページ見ただけでそのまま予約のお問合せまで頂けるようなページ構成がベストと言えるでしょう。
ぜひ、トップページの次に訪れる症状ページを作り込み、そのページだけでガッツリとユーザーを引き込めるような構成にしていきましょう!
このあたりの構成の詳しい解説は過去記事の見込み客に自然と予約してもらえるホームぺージ構成の記事も参考にされてみてください^^
まとめ.良い症状ページを作って、適切にトップページに配置する
僕のクライアントさんでも、もともと症状ページをほとんど持っていなかったせいかHPからの新患さんが月に2名とか3名しか来ていなかった先生もいました。(それだけが理由ではありませんが。汗)
そこで時間はかかりましたが、しっかりとした症状ページをいくつも作成してはバナー画像をトップページに配置し、作成してはバナー画像をトップページに配置し・・・を繰り返し行っていきました。
すると現在ではHPからの新患さんだけで毎月10名を超え、20名に届くところまで伸びてきた、というような先生もいます。
今後ももっと症状ページを作っていけば、さらに多くの新患さんに来てもらえるようになるかも知れませんね^^
なんだかんだ言っても、扱っている症状が増えればそれはそのまま集客の数に繋がっていく部分もあるんですね。
もちろん、地域にすでに圧倒的に強い院さんがあるなら隙間を狙った専門化戦略のほうが良いケースもあるので、全部が全部この方が良いという訳ではありませんが、常に最適な戦略を選べるよう、今回のイメージもぜひ頭の中に入れておいてくださいね!
もしあなたが現在特に専門院という形をうたって戦略を組んでいないのであれば、ぜひ質の良い症状ページを増やしていってみたはいかがでしょうか?^^(さらにPPC広告までしっかりと活用すれば、もっと成果が上がりやすくなりますよ!今回の症状ページを絡めたPPC広告の運用方法に興味がある先生は治療院集客におけるPPC広告は最高の媒体の1つの記事も見られてみてくださいね。)
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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ことをしてもらえると、とても嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに