治療院の経営をしていると、新規患者さんを集客し続けることがどれだけ重要かが、身にしみてわかってきます。
しかし、そのせいか旧患さんの呼び戻しに関しては、あまり注意を払わない先生が多いのも事実です。
でも、ちゃんとしたメッセージを届ければ旧患さんはあなたの院に戻ってきますし、もちろん患者さんはそういったメッセージを待っていますし、そのうえちゃんと売上の貢献にも繋がるのです。
あなたはDMの価値を低く見積もってはいませんか?
目次
治療院経営には定期的なDMは必須
一口にDMと言っても様々なものがあります。
新患さんに送るサンキューレターだって、カテゴリで言えばDMな訳です。
が、今回お話するのは以前通院していて、直近ではしばらく通院が見られない患者さんへ送る「呼び起こしレター」のことだと思ってください。
新規集客と既存患者の呼び起こしは反応率がまったく違う
例えばチラシなんかで新規集客をした時の反応率は本当に0.1%とかそんな世界です。
ネットのPPC広告なんかでもクリックあたりに対して2〜4%の反応が出ればまずまずでしょう。(クリック単価にもよりますが。)
しかし、DMなんかなら100枚送って7人とか8人なんて普通に戻ってきます。
反応率でいえば7%とか8%なわけですし、もちろん2桁の反応が出ることも珍しくありません!
これくらい優秀な反応率を叩き出す、旧患さんの呼び起こしDMを主戦略の1つとして採用しない手はないのです!
DMは誰に送ればいいのか?
基本的に、DMは誰でも彼でも送れば良いというものではありません。
大事なのは「どこでセグメント分けをするか?」です。
来院回数は単価にもよりますが、基本的には6回以上来院した患者さんをターゲットにDMを送るとある程度の反応を確保しやすいです。
逆に、2〜3回程度しか通院されていない患者さんをターゲットにしてもあまり反応が出ないことが多いので、その辺もターゲットに含んでしまうと、結果的に費用対効果が悪くなりやすくなります。
ここを適当にやってしまうと、いくらDMとは言え反応率が下がってしまうので気を付けましょう!
どんなメッセージを送るべきか?
DMを送る場合、大きくわけて2つのパターンで送ることが多くなります。
つまり、「既存の商品で呼び起こす」のか「新商品で呼び起こす(新商品の紹介)」のか、です。
例えば、ずっと治療で通院していた患者さんに、「治療をまた受けませんか?」とDMを送るのは「既存の商品で呼び起こす」パターンですね。
逆に、ずっと治療で通院していた患者さんに、「新しく美容を始めました!お試しで受けませんか?」というのは「新商品で呼び起こす」パターンになるわけです。
もちろん、どちらのパターンにもDMを使っていくのですが、基本的に「既存の商品で呼び起こす」パターンのほうが反応率自体は高いことが多いです。
ですので、既存の商品と新商品で、同じ反応率が出ないからといって「この商品は患者さんに喜ばれてないのか?」なんてネガティブになる必要はありませんからね^^
DMを送ることに慣れていない先生は、まずは既存の商品の呼び起こしレターでやってみることをオススメします!
どんな風に書いて、どんな風に送るべきなのか?
それと、DMは書き方や送り方も反応を高めるために重要なウエイトを占めてきます。
ですので、しっかりとDMを作り込みたい先生は過去記事のみんなDMの作り方を間違ってるよ!の記事を参考にしてみてください^^
さらに、上級編としてDMの究極の裏技。反応を上げる必殺戦術も合わせてDM戦術をマスターしてみてください^^
まとめ.治療院DMまずは送ってみよう!
ここまでDMはいいよ!ということを書いてきてみましたが、ぶっちゃけ最初は反応が出ないこともあります。笑
慣れてないから当然といえば当然なのですが、1回のチャレンジで諦めないでください。
何度かトライして、DMに慣れてくることによって、結果的にどんどん反応率が上がってくるのも感じてくることでしょう!
「試してみたけど、やっぱりダメだったー。もうしない!」
と、思ってしまうのは非常に勿体ないことです。
DMを集客の手段としてキープできれば非常に治療院経営にとってプラスになります。
ぜひ、何度もトライしてスキルを高めていってみてくださいね^^
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