治療院集客専門コンサルタント 三芳達也

値上げはどれくらいの値上げ幅を基準に考えればいいのか?

電気代や各種食材、さらには人件費や税金に至るまで、世の中における様々なものが値上がりしていますね。

このインフレ時代の波を受けて(あるいは受ける前から)、あなたの治療院でも各種商品の値上げを行ったり、検討している方も多いのではないでしょうか?

軽い気持ちで出来るものではありませんが、かといって1度も値上げをしないまま経営を行っていくというのもキツイ世の中になっていますからね。汗

物価が上昇している以上は、あなたの院が値上げという選択肢を取るのも合理的な判断だと考えます。

とはいえ、この「値上げ」というアクションをいざ取ろうとするときには必ず「いくらくらい上げるのがいいですかね??」という質問もセットで聞かれるものです。笑

もちろん「たった1つの正解」があるような問題ではありませんが、マーケティングにおいては過去の様々な企業の値上げの結果による経験則から、値上げする際に念頭に置くべき「値上げ幅の基準」となるような考え方もちゃんと存在するのです。

では、値上げする際にマーケティングにおいてまず検討すべき値上げ幅がどれくらいかと言われているかというと・・・

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チラシは手配りと業者では反応に結構な差が出る可能性がある

あなたの院では普段からチラシ集客を、集客活動の一部に取り入れているでしょうか?

ネット集客よりは集客単価が高くなるとは言っても、それでも新聞折り込みとかミニコミ誌の折り込みなどを使えばそこまでコストがバカ高いってこともありませんから、チラシを集客に使っている先生も多いと思います。(ポスティングだと最近はけっこう高いので注意ですね。汗)

実際僕のクライアントさんも手配りにせよ、折り込みにせよ、チラシ集客を活用して大きな利益を上げているクライアントさんも沢山いらっしゃいます。

そういった意味でも「費用対効果」で考えればチラシだって十分な選択肢になりえるってことですね!

ただ・・・そんなチラシ集客ですが、実は同じチラシを使っても業者さんに配布を頼むのと、自分で手配りをするのでは反応率に大きな差がついてしまうことが多々あるのです。汗

正直コスパを追い求めるなら手配り一択ですが、実際にどれくらいの反応差が生まれてしまうのかと言うと・・・

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治療院の現場でリピート率を上げていくために必要なトーク

治療院経営において集客と同じくらい大きな悩みになりやすい「リピート率」。

正直に言えばこのリピート率を他のどの院よりも高くすることができるだけで、間違いなく治療院経営がうまくいくと断言できますが・・・

頭では分かってはいても、達成することが難しいのが、リピート率を伸ばしていくってことですよね。汗

一時期伸びたと思ったら、また気が付いた時には下がったりすることもありますし「完成」というものがある意味では一生手に入らないものかも知れませんね。

多くの先生が常に現状に満足せず、常に意識し続けている永遠の課題とも言えるでしょう。

そういった意味でこのブログでも何度も取り上げてきている題目ではありますが、今回は特に初回から3回目とか4回目くらいで患者さんの痛みが徐々に取れ始めてきた頃に通院が途切れてしまう先生がやってしまいがちな失敗と、そうならないために必要な考え方をお伝えします。

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治療院集客はプル型集客とプッシュ型集客を上手に使い分ける

治療院の集客における一つの成功パターンとして、プッシュ型の集客とプル型の集客を上手に使い分けられている、ということがあります。

この2つを上手に使えている治療院は、やはり新患さんの人数も毎月安定して多い印象です。

逆にこの2つをタイミングよく上手く使い分けられていなかったり、極端に片方に偏ってしまっていると、集客が不安定になる可能性が高くなるのです。

費用対効果だけで言えば、プル型広告のみを使っていたほうがぶっちゃけ安くなるのは事実なのですが、集客の安定感という意味では両方を上手く使いこなしている院のほうが圧倒的に安定感のある経営を行っている事のほうが多いです。

ちなみに、あなたはプッシュ型の集客とプル型の集客をどれだけ意識して使い分けられているでしょうか??

費用とか印象の問題だけで、使えるものを使わず、自ら選択肢を狭めていないでしょうか?

この2つを上手に使い分けることが出来れば、かなりの確率で今のあなたの院に来院している新患さんの数を増やすことが出来るので、ぜひトライしてみてくださいね!

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整骨院の自費移行や単価アップには付加価値が必要不可欠

これまで保険診療のみでやっていた整骨院の先生たちも、今ではどんどん自費移行したり、単価アップのための自費メニュー導入を行っていますね。

個人的にも令和という新しい時代に保険診療「のみ」でやっていくのは厳しいと考えているので、健全な流れだとは考えています。(保険自体が全部ダメとは思っていませんからね!保険は保険でメリットのある仕組みですから。笑)

では、そういった先生たちが単価アップのために何をしているかと言えば、新しい施術メニューの習得だったり、新しい機械の導入だったり、新しい施術器具の導入だったりしているわけです。(発毛とかダイエットとかの別メニューの導入もそうですね。)

つまり、「施術メニュー自体」に変化を加えて単価アップをはかろうとしているわけです。

たしかにこれはこれで必要なことではあるのですが・・・ぶっちゃけ導入する商品によってはかなり導入の際に初期費用もかかるんですよね。汗

この初期費用を用意するのが難しく、なかなか動きが遅くなっている先生もいらっしゃると思います。

でも実は、本当に単価アップや自費移行のために必要なのはこのようなメインの部分ではなく、むしろ「こういった部分」なんですよ!

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これからも1人治療院でやっていきたい先生が必ずやらなくてはいけないこと

今回は1人治療院の先生が、これからも1人治療院でやっていくためには何をしなければいけないかについてのお話をします。

ちなみに、今回の話は治療院経営に直接関わる話というよりも、もう少し大きな括りでの話になります。

経営においてスタッフを雇い、教育し、分院展開をどんどんしていき、いずれは社員に会社を任せていく、という人にはあまり関係のない話になりますが・・・

全体から見れば、治療院業界ではやはり圧倒的に個人院でやっている先生のほうが多いわけですし、こういった話も必要になってくるでしょう。

あなたが今後も1人治療院で経営を行っていくのであれば、どのタイミングからでも必ず現役の間にやっておかなければならないことがあります。

それは・・・

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治療院で患者さんにリピートしてもらうために確実にしなければならないこと

1度通院を決めたはずの患者さんが、2回目とか3回目くらいの通院で、こちらが思うよりも早いタイミングで勝手に離脱してしまった・・・という経験は誰しもあると思います。

離脱の原因自体はもちろん様々な理由があるのですが、そんな中でも「本来なら誰でも出来るはずのこと」なのに、ついついウッカリとし損ねてしまい、結果的に離脱に繋がった・・・というような、非常に勿体ない要素があるのです。

ちなみに、この現象はそれなりに新患さんが訪れるそこそこ忙しい院に起こりやすい現象ですね。

忙しいとついついルーズになったりしてしまう部分ってことです。

さて、あなたは忘れずにこの「当たり前のこと」が出来ているでしょうか?

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店頭集客を活発化させるためのA型看板やのぼりの工夫

治療院の立地にもよりますが、通りがかりからの集客も1つの立派な導線となっている治療院もあるでしょう。

駅前やバス停前の店舗などならバンバン目の前を人が通るでしょうし、逆にマンションの一室経営だと部屋の前を誰かが通るなんていうのはちょっと考えにくいですし、そこは完全に立地次第ではありますが。汗

通りがかり患者さんはネットなどからの集客と比べて本気度が高くない患者さんが混じる場合も多く、それほど重要視されてない先生もいらっしゃるかも知れませんが・・・

とはいえ、別に通りがかりで訪れる人が全員ダメってわけじゃありませんからね^^

あなたの院でも、通りがかりで来られた患者さんが回数券を購入されて、今でもずっと通ってるっていう人はちゃんといるでしょう?

ですので、最初の段階から通りがかり患者さんを見限ってしまうのはちょっと気が早すぎるのですね。

そこで今回は、通りがかり患者さんの新規獲得を増やすために行って欲しい店頭でのA型看板の設置や、のぼりについての工夫についてお伝えしたいと思います。

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整骨院や整体院の現場で紹介を増やすための最初のトーク

整骨院や整体院の集客導線として常に大事なのが「紹介」です。

紹介に頼り切りになるのは、それはそれで問題がありますが・・・汗

それでも毎月安定して紹介を得られることは整骨院や整体院の経営にとって非常に重要なことです。

紹介で来られる患者さんはあなたの院への信頼性がある程度担保された状態で来てくれるものですし、何と言っても集客コストが実質タダですからね!素晴らしいことです!笑

これまでも何度かお話してきましたが、改めて現場で紹介を増やすために意識してもらいたい最初のトークの流れと抑えるべきポイントをお伝えしていきます^^

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カップラーメンに学ぶ治療院の仕組み化の「本質」

治療院業界ではこれまでマンパワー至上主義というか体育会系の文化がしばらくずっと続いていたため、仕組み化やツールの整備が整っていない院が本当に圧倒的に多かったです。

その反発もあるのか、令和に入る前後くらいになった頃からは逆に多くの先生が「仕組み化が大事」「ツールが大事」と言うようになってきたように思います。

まぁ現場で頑張ってるからこそ、マンパワーの限界というものをひしひしと感じる場面も多かったのでしょう。汗

確かに仕組み化やツールは非常に大事です。

何も無いよりも絶対にあったほうが良いです。

しかし、それをまるで「魔法」かのように過信してしまうと、逆に売上が低下することにもなりかねません!

何事もメリットがあればデメリットもありますし、使い方を間違えれば痛い目にだってあうのです!

だからこそ「仕組み化の本質」をしっかりと理解して、仕組み化による「メリットの恩恵」を最大限得られるようにあなたの院へ仕組みをインストールしていってくださいね!

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