普段僕のブログでは集客や商品作成などの「マーケティングが大事だ」ということを繰り返し言っていますが・・・・・・
勘違いして欲しくないのが、決して「マーケティング」だけやれば他がいらないって言っているわけではないんです。
むしろこういう時代だからこそ「技術力」もめちゃくちゃ大事だと考えています。
言ってしまえば「マーケティング力」プラス「技術力」(あるいは機械などであれば商品力)がこれからの時代に求められる最低限のボーダーラインです!
どちらが大事、という時期は終わり、どちらも大事、という時代にすでに入っているのです。
口コミや評判などがSNSやMEOなどで圧倒的に広がりやすくなってしまったこの時代、マーケティングだけでなく手技や人間力といった本質的な商品力そのものの力を高めて他院に差をつけていきましょう!
そもそもマーケティングの本質を理解しているのか?
そもそもとして、マーケティングを「売る技術」のように捉えている先生は注意してください。
確かに見方によってはそういった側面があることは否定しませんが、マーケティングの本来の存在意義とは「良いものをより多くの人に届けられるようにするもの」なのです。
治療院の場合であれば手技や症状の治癒、その他にも痩身や発毛といった結果、そしてそれらの施術を提供する際に付随する先生自身の人柄や人間力でしょうね。
つまり、提供しているサービスの質が低い(患者さんを治せない、安心・信用してもらえない、痩せさせられない、顧客対応の質が低い)のであれば、そのサービスを広げることは、マーケティングでもなんでもなく、ただの悪質な「何か」に過ぎないんですよ!
マーケティングの罪
平成の終わり頃には、技術ではなく、マーケティングに走り過ぎる先生も少し出ていたように思います。(マーケティング自体は重要ですし、それを勉強することは良いことなんですけどね?)
実際、一切マーケティング活動をしていない腕の良い先生の治療院よりも、技術力はそこそこだけれど、マーケティングの技術を活用している治療院のほうが流行っているという現象も、たびたび起こっていたように思えますし、ある意味でいえば「マーケティングによる差別化が起こってしまった」時期があったのも、それはそれで仕方なかったのかなと思います。
特に10年くらい前はマーケティングなどを積極的に行う治療院の数自体が今よりも圧倒的に少なかったこともあって、技術面では中堅どころだとしても、表面的なマーケティングの技術を使うだけで、圧倒的に地域で成果を上げる治療院も少なくありませんでした。
「認知」という部分で差が付きすぎてしまった時代があったわけですね。汗
実際にそれくらい「マーケティング」というものには力があるのです。
どの治療院もマーケティングを取り入れ始めた
とはいえ、令和に入って数年も経っている今では、どんどん治療院業界の流れも変わってきたように思います。
今まではマーケティングというものを「なんだか胡散臭いもの」と毛嫌いしていた先生たちまで、だんだんと「やっぱりマーケティングって大事なんだな」というような価値観にシフトしてきているように感じます。
実際、以前よりもはるかにしっかりとしたマーケティング活動を行う治療院は増えてきました。
ホームぺージは綺麗になったし、チラシやPPC広告を行う治療院も多くなってきましたね。
FacebookやInstagram、TikTokなどのSNSまで積極的に行っている院も少なくないくらいです。(成果に繋がっているかどうかは院によってマチマチな印象ではありますが。汗)
MEO対策やホットペッパービューティーなんかの口コミ活動も皆さん頑張っていますね。
おかげで、以前ほど「マーケティングをやっていればそれだけで勝てる」みたいな風潮は消え、その差が埋まりつつあるような気がします。
認知の部分における極端な差が埋まりつつあって、地域の方々が「調べれば見つけられて、ちゃんと比べることができる」ような状態になってきたわけですね!
これはすごく良いことですね^^
まだまだこれからですが、本当に技術を持っている先生ほど「腕があれば患者さんは来る!」なんて言わずにしっかりとマーケティングを行ってもらいたいのですね。
何故なら、良い技術(や良い商品)を適切に広げることこそ、本来のマーケティングの存在意義なのですから。
まとめ.もう一度技術の時代が来る
このままの流れで、治療院業界にどんどんとマーケティングが入ってくれば、当然「技術(商品力)」という本質が、より求められるようになってくるでしょう。
なぜなら、これまでマーケティング力でついていた差が埋まり、再び「技術」や「人間力」で比較され、選ばれるようになってくるはずですからね。
もうすでに、これまでみたいにマーケティングだけで誤魔化しが効くようなことは少なくなってくると思います。(あくまでも、マーケティングを取り入れた治療院の中だけでの話ですが。汗)
これまで腕や商品力に自信はあっても、マーケティングを取り入れていなかった先生は、この調子でぜひマーケティングをどんどん取り入れてもらいたいですし、、、
逆に、マーケティングの勉強をたくさんしてこれまで成果を出していた先生で、自分の技術に少しだけ自信のない先生は、これから改めて技術や商品力、顧客対応をもう一度磨きあげる時期なのではないかと思います。
口コミや評判がバンバンとグーグルビジネスプロフィールやホットペッパービューティ―、SNSや口コミアプリなんかに書き込まれる時代ですからね。
これからの時代は、治療院業界にマーケティングが入ってくれば入ってくるほど、より一層「技術(商品力)」による差が明確に現れてくる時代になってきますよ!!!
そんな時代でも生き残っていけるように「ご自身の納得のいく技術力」という準備だけはしっかりしておいてくださいね^^
「マーケティング力」プラス「技術力(商品力)」、これがこれからの時代に求められる最低限のボーダーラインですよ!
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