治療院集客専門コンサルタント 三芳達也

結果の数字も大事だけど、土台となる数字を見てない先生が多すぎる

あなたはご自身の治療院の数字を、普段からどれだけ細かく見ているでしょうか?

ひどい先生になると「先月の売上は〇〇〇万でした」「先月の成約率は〇%でした」と、最終数字くらいしか把握していない先生も居たりします。

もう少し経営意識の高い先生になってくると「窓口が〇〇万」「保険で〇〇万」「自費の売上比率が〇%」「離脱率が〇〇%」のように、各成績の結果の数字まで把握できるようになってきます。

まぁ最悪でもここまでくらいの段階では院の数字を把握できるようにしておきたいものです。

さらにもう一歩進むと「広告費が〇〇万」「人件費が〇〇万」「残った(税引き前)利益が〇〇万」のような感じで、貸借対照表やバランスシート的な視点で、月ごとの院の数字を管理する方もいらっしゃったりします。

このように数字というのは細かく把握すればするほど、院の経営をコントロールしやすくなるものなのですが・・・

こういった「実際に院内の動きを見ていれば把握できる数字」は管理しているのに、「ツールを使わないと確認できない数字」は全く確認しない、という先生がなぜか多かったりします。

「ツールを使わないと確認はできない」とはいえ、逆に言えば「ツールを確認すればすぐにわかる数字」ですからね!!

これからの治療院経営を考えていく上で、ぜひこういった「ツールを確認すればすぐにわかる数字」というものも把握する習慣をつけられて見てくださいね!

ではそれがどんな数字かというと・・・

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DMは相変わらず費用対効果が高い

あなたの院では、年間にどれくらいの回数DMを患者さんに向けて送っているでしょうか?

昔で言えばDMといえばハガキ(やメール)でしたが、最近では公式LINEアカウントを使ってのDMを利用する先生が増えてきましたね!

実際に公式LINEアカウントをDMに使ってみるとハガキよりもレスポンスが早く、ブロックさえされていなければ確実に患者さんに届き、開封率が高いことを考えれば、公式LINEアカウントを利用したDMは非常に使い勝手のよい媒体だと言えるでしょう。

僕のクライアントさんでも「たった2通」メッセージを送っただけで50万を超える売上を作ったり、「(短い期間で)3通」メッセージを送ることで100万を越える売上を作ったりと、公式LINEアカウントをしっかりと活用して院の売上をコントロールしている先生は多いですよ!

もし「いまさらDMなんて・・・」と思っているのであれば、今もDM戦略というのは形を変えて生き残っているので考えを改められてみてくださいね!

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治療院で集客を始めても良い条件

治療院経営において、あなたは何よりもまず集客の安定が最初に来ると思ってはいませんか?

もちろん、新患さんが毎月安定して来ることは必須なのですが、、、とはいえ院内の環境を無視して新患さんの獲得だけに注力するのは、無駄になるどころか、経営を傾ける危険性すらあるのです!

では、集客を始める前に整えなくてはいけない院内の条件とはなんなのでしょうか?

そう。分かっている先生も多いと思いますが、とにかく安定して高いリピート率を叩き出せるようにすることですね!

これが出来てないと新規集客の効果も激減してしまいますからね!!

紹介や店頭看板、SNS投稿やグーグルビジネスプロフィールの口コミ集めなど、予算がかからない集客は別としても、PPC広告やチラシなどの予算をかけた集客媒体は、まずはここを達成してから行えるよう意識してくださいね!

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治療院経営でもリストマーケティングという概念を知っておく

治療院経営を行っている一般的な治療院の多くには「弱点」と言えるものがあります。

それは、ほとんどの先生が患者さんに対して「院内」でいかにアプローチをするか?どのようなサービスを「院内」で提供すれば売上(あるいは満足度)が上がるか?という視点で経営を行っている点です。

弱点というと少し強めの表現と言えるかも知れませんが「院内」でしか患者さんに対してアプローチする手段を考えていないのであれば、それはやはり弱点とも言えるでしょう。汗

店舗で経営を行っていると、どうしても視野が「店舗内」に向いてしまいやすいのは仕方ないんですけどね。汗

とはいえ、アパレル業界などでは少しでも売上を伸ばすために「あるマーケティング手法」を意図的に使うことで、「店舗外」に居る顧客に対して強い影響を及ぼすことを可能にしています。

治療院経営でも確実に使えるマーケティング手法だと考えているので(というか実際に使っている先生も沢山いるので)、ぜひあなたもこの概念を理解して利用してみてくださいね^^

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初回問診におけるリピートするかどうかの決め手はココ

治療院経営にとってリピート、それも初回問診から続いての「2回目のリピート」ほど大事なことはそう多くはありません。

どれだけ腕が良かろうと、どれだけ新患さんが来ようと、新患さんが誰も2回目のリピートをしてくれないのであれば、治療院経営は傾いていくしかないでしょう・・・

まさに現場で一番最初に求められる成果が「2回目のリピートを獲得できるかどうか」といっても過言ではないですね。(まぁ2番目、3番目と求められることは他にもどんどん増えていくんですけどね。笑)

そんな大事な2回目リピートですが、いまだに「痛みが取れる」ことが2回目のリピートを得るための「決め手」だと思っている先生は少なくありません。

確かに、痛みが取れないよりは取れたほうがいいですが、患者さんが2回目のリピートを決める要因の決め手はそうではないのです。汗

本当に患者さんに「2回目リピート」を決めてもらうのに大事なことはこっちなんですよ!

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あなたの治療院に来た新患さんに一番通って欲しい流れは?

治療家として、現場に来た患者さんに対して考えることは、常に全力で施術をし、結果を出し、喜んで帰ってもらえることだけを考えるのも良いことだと思います。

しかし、経営者として治療院経営を考える場合は、やはりどうしてもそれだけでは足りません。

経営者としてご自身の院を存続・発展させていく使命があるわけです。

どれだけ良い施術を提供していても、院を潰してしまっては地域の方たちに対して貢献することが出来なくなってしまいますからね。

綺麗事だけでうまく行けばそれが一番良いのかも知れませんが、キャッシュフローなどを一切意識しない経営をしてしまった結果もし院を潰してしまうことがあれば、それはある意味もっとも地域の方たちに対しての裏切り行為となってしまいかねないわけです。

「味」がめちゃくちゃ美味しい飲食店だって、仕入先のコスト削減を考えたり、SNSへの露出戦略を考えたりしなくてはいけないのと同様に、治療院経営だって施術効果を高めることはもちろん大事ですが、その他のことだって沢山考えなくてはならないんですね。汗

特に売上を安定的に伸ばしていくために大事な考えとして「来院された患者さんに1番乗ってもらいたい流れ」を予め明確に定めておくことは非常に大切な視点となります。

ここがブレていたり、あるいは決まってなかったりすると、あなたの院との付き合い方が患者さん自身も分からずに迷いますし、治療院の売上も伸びていかないんですよ!

これはどういうことなのかというと・・・・・・

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治療院経営は「why」ではなく「how to」で質問する

今回は経営手法というよりもメンタル的な話をします。

とはいえ、経営者さんのメンタリティは売上にだって直結しますからね!

メンタルを鍛えることは、とても大事なことですよ!

今回のお話ですが、経営者として自身のリソースを治療院経営に全力で傾けるに当たって気を付けなくてはいけないことがあります。

それは何かの判断を求められる際に、自分自身への「質問」を気を付けるということです。

実は人には「プライマリークエスチョン」と呼ばれる無意識に自身に問いかける質問があって、これが治療院経営の質だけでなく、それこそ自分の人生の質までも左右してしまうのです。

気を付けておかないと、どんどんドツボにハマっていきかねないのですね。汗

では、プライマリークエスチョンとは一体なんなのでしょうか?

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オファーはそれほど新患さんの質を落としてしまうのか??

あなたの治療院のHPには現在オファーの提示はされているでしょうか?

すでにHPにオファーを掲載している先生からすれば意外に思われるかも知れませんが、ご自身のHPにオファーを掲載していない先生というのは割と多かったりします。

その理由自体は先生によって様々かも知れませんが、もっともよく耳にする理由の一つは「新患さんの質が低下するのが嫌」というケースですね。

確かに心配していること自体は分かるのですが・・・・・・

実際にオファーを付けている治療院に来る新患さんはみんな質が低いのでしょうか?

逆に、オファーを付けていない院に来る新患さんはみんな質が高いのでしょうか?

決して、そんなことはありませんね。

今回はそんなオファーに対する誤った認識と、オファーを付けることでどの程度の影響が出たりするのかを、実際の数字を交えてお伝えしたいと思います。

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治療院の集客は年々厳しくなっているということを受け入れる

コンサルタントという仕事柄、クライアントさんの集客周りのことをお世話する機会も非常に多いです。

その時に良く聞くのが「前にやったときはもっと成果が出たのに今はあまり成果が出なかった・・・」というような意見です。

これは過去にSEOで1位だった時のことかも知れませんし、昔に撒いたチラシデザインかも知れませんし、数年前にやっていたPPC広告のことかも知れませんし、過去に1度だけ試してみたFacebook広告のことかも知れません。

要は以前にやった時にはもっとお金もかけずに、大きな成果が出た気がするのに、何故今はそれほど成果が出ないのか・・・という悔しい気持ちを抱えていらっしゃるわけですね。

これは確かに悔しいことではあるかも知れませんが、残念ながら治療院の集客を取り巻く現状というのは基本的にどんどん厳しい方向に動いていっているという現実を、感情の面からも受け入れなければならないのですね。

数年単位で自分たちの使うサービスや機械はどんどん便利になっていってますし、物価もどんどん上昇していますし、要は時代が変化しているというのは事実であるということを認識しなければならないのです。

このことをしっかりと受け入れておかないと、治療院経営における判断をする際の「判断ミス」の原因となってしまうかも知れないからです!

実際にどのような変化が来ており、それに対してどんな対応を取っていかなければならないかというと・・・

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今ある自費メニューをもっとも簡単に出す方法

あなたの院には、今現在で何種類の自費メニューがあるでしょうか?

手技の自費メニューがあるのはもちろん、機械を使った電気治療の自費メニューや、あるいはサプリメントなどの物販を取り入れている治療院も最近では増えてきていますね。

うまくいっているかどうかは別として、最近ではダイエットだけでなく、脱毛や発毛なんていう美容系商品を取り入れている治療院だって少なくないくらいです。

まさに、治療院業界における自費メニューの多様化の波が広がっていると言えるでしょう。

ただ、そんな状況の中で多くの先生から相談を受けるのは「せっかく商品はあるのに、全然売れないんです・・・」という相談です。

売れない自費メニューはプラマイゼロどころか、教育負担や不良在庫などの可能性を考えればマイナスですからね、なんとかプラスに転じられるよう頑張っていきたいところでしょう。

そこで今回は(すでにいろんな院でも普通に行われていますが)比較的簡単に、1つでも多くの自費メニューを出すための発想の転換をお伝えしましょう。

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