先日、友人が店長として雇われているバーに行ってきた。
なんでも「相談したいことがあるから来て欲しい」とのことだ。
小学生からの付き合いで、なんとなく相談内容に検討はついていたーーーまぁよくある「あの悩み」だーーーのだが、、、もしかしたらあなたもいつも思ってたりするんじゃないだろうか?
僕の友人と同じ罠にハマっていたら、、、要注意ですよ。
友人が勤めているバーはなんというか・・・・・・、まさに個人経営って言葉が似つかわしい好き放題やっている店だ。
カウンターこそオシャレなのに、後ろの本棚には自己啓発から経営指南書、果ては漫画まで大量に置いてある。後ろの壁全体が本棚になってるから、たぶん全部で2000冊くらいあるんじゃないだろうか?
心の声『『マンガ喫茶じゃないんだから。。。というか、今までオーナーが買った本をただ置いてるだけだろ。こんなの家におけよ。内装だって集客に影響するんだから少しは考えたほうが・・・』』
とか毎回思っているのは内緒だ。笑
その日はバーが賑わうにはまだ早い19時頃にはお店に着いたので、お客さんは僕の他にはグレーのスーツを着たサラリーマンのおじさん?が1人いるだけだった。
まぁこれならカウンターで友人の相談も聞いてもそんなにお店に迷惑かからないだろ、、、
と少し気が楽になったので、とりあえず話を聞く前にドリンクを注文することにした。
実は、僕はお酒がめっぽう弱く、せっかくお洒落なバーなんかに行ってもほとんどお酒を飲めないのがちょっとコンプレックスだったりする。笑
まぁ、それは置いておいて。笑
久しぶりの雑談などは省略させてもらうが、友人の相談ってのが、だいたいこんな感じだった。
実際、この友人はバーに勤め始めた時はカクテルなんて全く作れなかったのに、今では割と何を注文してもそこそこ美味しく作れるくらいまでに成長していたのは事実だ。
と。省略はしまくったが、ざっくりとこんな感じの相談だったのである。
その日は、それ以外は思い出話に花を咲かせて帰ったのだが・・・・・・。
誓って言えることがある。
確実に、この友人は「何もしないだろう!」ということだ。
何故って?
それは、この相談がすでに4回目の相談だからである。汗
1年周期くらいかな?のペースで同じ相談を受けるから、今回も相談の内容に検討がついていたのだ。
そしてそのたび結論は「独立もせず、他のお店にもいかず、今のお店で頑張ってみる」なのだ。
まぁそれはそれで充実して暮らしているように見えるし、友人の僕としては、彼がこのまま幸せに暮らしてくれれば大満足なのである。^^
でも、まさに今整骨院の経営をしているあなたはどうだろうか?
実際、これって割と誰しもが引っかかってしまう罠なんだよね。
現状を続けているだけじゃ、次の展開が見えない。かと言って、まるっと現状を変えるほどは勇気が出ないから、結局またいつもと同じ明日を繰り返しちゃう。
自費移行したら明日から患者さんが来なくなっちゃうんじゃないか、、、スタッフに厳しく指導したらすぐに辞めちゃうんじゃないか、、、ホームページ作りたいけど、失敗したくないから永遠と業者選びしてしまう・・・
心配ごとを上げ続けたらキリがない。
結局「無難」にやっていけることを「今までと同じように」繰り返す。でも、だいたいそういうのって、本当はそれじゃジリ貧だって、心の奥底では自分でもちゃんと感じてる。
動きだす時に必要なのは、「失敗しないための確実性」じゃなくて「思い切れるだけの勇気」。
どれだけ心配したって、準備したって、失敗するときは失敗する。
けど、実際やってみると自分が心配してたことの8割も起きないのが事実。(いや、マジで)
だから、必要なのはいつもある程度しっかり準備して、最後は「勇気」。あとは、もしダメだったらこうしようっていう「セカンドプラン」まであれば十分十分。あとはちゃっちゃとやってしまったほうがいいよ。
もし、あなたが先月、あるいは去年とかもっと前から、ずーーーっとやりたいと思ってるのにやっていない、やりきれていないことがあるのなら、足りてないのは「準備」なのか、「思い切り」なのか、一度考えてみるのもいいでは?^^
それでは!