治療院業界で欲しい人材を確保する求人戦略

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いよいよ年末も近づき、毎年3月に行われる国家試験の時期も近づいてきましたね。

たびたび話題にする内容ですが、治療院の経営者としても、優秀な人材を確保すべく敏感になっている頃だと思います。

といっても、本気で毎年新卒を獲得しているような大手さんは春先や夏前にはどんどん行動を起こしていますが。汗

そこで今回は少しでも優秀な人材を確保するためにすることのできる準備についてお伝えします。

治療院業界で欲しい人材を確保する求人戦略

治療院の経営者として、できることなら少しでも優秀な人材が自分の治療院に来てくれれば・・・・・・とは、きっと考えていますよね?笑

しかし、残念ながらそんな風に漠然と考えているだけでは優秀な人材の採用なんて夢のまた夢と消えてしまうのですね。汗

では、実際にどうすれば少しでも優秀な人材(というか、来て欲しい人材)に来てもらえるようになるのでしょうか?

 

まずは理想の人物像をしっかりとイメージすること

採用に当たってまず大事なことは、自分が本当に欲しいと思っている人材像をしっかりとイメージしておくことです。

漠然と「優秀な人」とか「いい人」なんて思っている人のイメージって

  • 何も言わなくても自分で考えて行動できて
  • 給与や労働時間に文句を言わず
  • 教育は1教えたら10理解してくれて
  • 出来ることなら数字や機械に強ければ助かる

くらいに考えてるんですよね。

どこにそんな人いるの??って感じです。笑(仮に居たとしてもそんな人は大企業に行きますからね。)

ここまで具体的に考えていないでしょうけど、こんな感じで漠然としたイメージしかないから「優秀な人材が全然こない・・・」なんてことになっちゃうんですよ。

 

そうではなく、本当にリアルに自分が欲しい人イメージをもっと具体的にしていきましょう。

どこが外せないのか?どこなら妥協できるのか?そうやって人物増を明確にしていくのです。

  • 数字や計算は自分が得意だから、できればコミュニケーション能力が高くて、ハキハキと喋れる子がいい
  • さすがに自分より年上を教育できる気がしないから、年齢は自分より下がいい
  • 男性がいい(女性がいい)
  • 福利厚生を求められるよりは、独立志向が高く技術を学びたいという人がいい

とかね。

こんな風にやれば、どんどん自分が欲しい人物像が具体的になっていくでしょう。

こういった視野を「あらかじめ決めて」面接をするから、「あ。この子いいな」っていうアンテナが立つのです。

言ってしまえば求める人材像が違えば、ある先生に取ってベストな人材は、決して別の先生に取ってはベストとは限らないってことですからね!

引き寄せの法則とまで難しいこと言わなくても、自分の欲しい人物像のイメージが明確だからこそ採用する人が自分の理想のイメージに近くなって当たり前なんですね!

(で、そういうしっかりした人ほど「イメージしてたら偶然きた!」という感謝の念を持ちます。が、これはある意味で自分自身の行動の結果なわけです。)

 

 

条件をできるだけ良いものにする

理想のイメージが固まったら、次にしなくてはいけないことは、採用条件を少しでも良くすることです。笑

「え??それはちょっと・・・」と思われるかも知れませんが、求人の最初の段階では先生の人柄や技術力なんてぶっちゃけわからないんですよ?最初に見れるわかりやすいものなんて、採用条件しかないのですから、そこが地域の他の院よりも良い条件であれば、それだけで有利なのは事実なんです。

 

とはいえ、じゃあ採用条件に出せない給料を載せるわけにはいきませんよね?笑

週休2日でもないのに、週休2日と書くわけにもいきませんよね?笑

 

では、何をしなくてはいけないかと言うと、やはりそういった条件を提示できるように普段から売上をあげていく必要があるのは事実なんです。

売上があがるから人件費にかけれる予算もあがるし、結果的に求人に出せる金額も上がります。

福利厚生面だって充実できるようになります。

そしてあなたの地域で1番の給与とは言いませんが、あなたの地域の同業種の中で1番の給与を提示出来ることを目指してください。

そうすれば、その業界に入りたい人にとっては、何か特別な理由がない限りはあなたの治療院は常に面接の候補1番手になるのです。

 

これはすぐに達成できなくても構いませんが、優秀な人材を確保するためにずっと頑張り続けなくてはいけないことの一つだと思ってくださいね^^

 

 

出来る限り多くの媒体を利用する

欲しい人物像を具体的にして、可能な限り採用条件を良いものにしたら、最後にすることはできる限り多くの媒体で求人をかけていくことです。

求人も集客と同じように、多くの媒体に仕掛けるからこそ多くの反応が得られるのです。

  • 地元の求人誌
  • 成果報酬型のポータルサイト
  • 学校の就職説明会への参加
  • 学校の掲示板への張り出し
  • 知りあいに「人が欲しい」と伝えておく
  • フェイスブックやInstagramなどでの求人募集投稿
  • 院内での求人ポップの張り出し
  • ハローワーク
  • ニュースレターに求人の掲載

などなど。

やろうと思えばたくさんの方法が思いつくはずです。

コストのかかるものから、コストのかからないものまでちゃんとあるので、ぜひ可能な限り多くの媒体へ求人を出すように動きましょう^^

 

 

 

まとめ.採用は簡単ではない

理想の人物像だけ描いて、その後多数の媒体に求人を出すだけで人が集まるのであればそこまで難しくないのですが、やはり採用条件を良くした方が良い人材が集まるのは事実です。

だからこそ、それができる大企業に優秀な人材が集まるわけですから。汗

とはいえ、何も大企業とまで争う必要はありません。

治療院という業界の中で、そしてせめてあなたの院がある地域で一番良ければ問題ないわけです。

 

もちろん、今年いきなりこんなことを言われても難しいと思います。

ですので今すぐではなく、今年よりは来年のほうが、来年より再来年のほうが、、、と徐々にでも成長していけるように頑張ってみてくださいね!

 

今回はあくまでも優秀な人材を確保するための求人段階での戦略の話ですが・・・

このように求人するのが現実的に厳しい先生は、最初から優秀なスタッフを確保するのではなく、あなたの院に来てからの教育システムを強化することで、普通のスタッフを優秀なスタッフへと変えられるように教育システムのほうを作成しましょう。

アプローチとしてはかなり違ってきますが、欲しい結果としては近くなるはずですよ^^

 

 

 

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