大事なのは手技ではなく、手技を提供する「自分自身」

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近頃、友人から面白い話を聞きました。

普段から僕は仕組みや、マーケティングスキル、集客や戦略や戦術が大事だと言っていますが・・・

とはいえ、全部が全部それが一番大事とも思っていません。

やはり、商品を提供するのは「人」ですしね。

ぶっちゃけ本当に売上が上がっている治療院のスタッフさんや院長先生は「人間力」が高い場合がほとんどです。

そこで今回は仕組みやマーケティング、もっと言えば治療技術なんかよりも「人」として自分自身が患者さんから信頼を置かれる重要性の話を、友人との話を交えてお話していきましょう。

商品ではなく提供する人で選ぶ時代

最近こんなやりとりがありました。

(※この会話に出てくる友人は、最近長崎から福岡に引っ越してきたばかりの友人です。)

 

友人
なぁ。ちょっと聞いてくれ。これ納得出来るか?
ん?どうした?
友人
嫁が長崎に帰るって言うんだよ。何のためだと思う?
なに?喧嘩でもしたの?笑
友人
違うわ!笑。いや、それが行きつけの美容室に行きたいから、1日長崎に帰るっていうの。信じられる?美容室に行くだけって!下手したら移動費のほうが高いし!笑
あー。。。何か腕がいいとか、そこでしかやってもらえないことがあったりするんじゃないの?
友人
いや、もちろん俺もそれ聞いたんだよ?そしたら、腕は普通って言うの。じゃあなんで?って聞いたら、仲の良い担当がいるから、って。。。おい!それだけ!?って感じだったよ。
おー、、、そっか。笑。なんか大変だったな。笑

 

というようなやりとりがあったのです。

 

仲の良い担当者がいる

この話だけ聞くと、男性の方は「いやー、髪切るだけなのに県外に行くとかないわー。。。」って感じる先生もいらっしゃるかも知れませんね。

でも、これって程度の差こそあれ結構あることなんですよ?

例えば、「保険はあの人に全部任せてる」とか、「車を買うときはあそこのディーラーの担当者から」とかはよくある話です。要は商品そのものではなく、それを売っている(信頼している)人に任せてるということですね。

よっぽど「ここでしか手には入らない」というような商品であれば別ですが、ぶっちゃけ、ほとんどの商品は多少の違いはあってもどれも似たようなものです。類似サービスなんて世の中にごまんとあります。

僕らの技術だって、使っている技術の差こそあれ、究極的な目的は「痛みを取ること」なわけですし、期間の早い遅いは多少あったとしても、サービスから得られる成果は、わりとどこの院に言っても変わらなかったりします。

であれば、よく知っている先生、信頼している先生、仲の良いスタッフさんから治療を受けたいと思うことはごく自然なことですよね。

 

人間が興味あるのはあくまでも人間

究極、患者さんとはどのような手技を受けるか、というのは興味としては二の次なのです。(ぶっちゃけどの施術がどう、なんてのは患者さんはわかりませんしね。)

患者さんがもっとも興味があるのは、「自分はどんな先生から治療をしてもらえるのか?」という点なのです。

患者さんが興味を持つのは、そのサービスを提供する人、あるいはその商品を売っている人、、、つまり「あなた」です。

あなたに親近感や魅力を感じれば、患者さんは他に多くの選択肢があってもあなたを選んでくれるでしょう。

他より多少高くてもあなたから買ってくれるでしょう。

そもそも他と比較すらしないかもしれません。

このことをもっと理解して、あなたは「あなた自身」をもっと患者さんに売り込んでいかなければいけないのです!

 

でも、売り込むって何をすればいいの?

安心してください。何も特別なことをしろと言っているわけではありません。

普段から患者さんに、あなたがどういう人なのか?なぜ今の治療院を開業したのか?毎日どんな思いで治療をしているのか?といったあなたの理念やパーソナリティを伝えていくだけでいいのです。それだけで患者さんはあなたに親近感や魅力を感じてくれるようになります。

例えば、初回の施術が終わった時に渡す自己紹介レターだったり、ホームページに掲載されている院長の紹介だったりと、普段の治療中のフリートークでさえそうですね、メッセージを伝える場所はいくらでもあると思います。

そういった活動をこまめにしっかりと行なっていけば、気づけばあなたのファンになっている患者さんの数はきっと今よりも増えていることでしょう!

治療院の先生は「治療だけを真剣に行う(行えばよい)」とついつい考えがちですが、(問診で自分の名前すら言わない先生も結構いますからね。汗)コミュニケーションの取り方で治癒率も変わるし、リピート率も変わると僕は信じています。

ぜひ、「自分」という人間を(できれば好意的に)患者さんに知ってもらうためにどうすれば良いか?というのを普段から意識するようにされてみてくださいね^^

 

 

まとめ.サービスだけでなく、提供する自分も売り込む

今回お伝えした、僕の友人の奥さんの話のように、商品やサービスでなく、提供する人で選んでもらえる、ということは決してありえないことではありません

むしろ、物が溢れかえっている現代では、商品の差なんてほとんどわからなくなっているのです。(どの販売員に聞いたって、「うちはモノはいいんですよ」っていいますよ?そう、今の世の中に売られてるモノって割とみんな良いものなんです。笑)

その最後の差の部分が「誰から買いたいか?」という、もっとも人間らしい理由での差別化になるのです。

技術だけ磨けば良い、仕組みが優れていれば良い、ではなく、1度改めて、自分自身は誰から買いたいかの「誰」に選ばれるほど、魅力的な人間で居るだろうか?ということを考えてもよいかも知れませんね^^

 

 

 

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