整骨院・整体院に通ってもらう頻度はどのくらいが適切なの?

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今回は整骨院や整体院において、初診以降どのくらいのペースで来院してもらえれば、リピート率が伸びやすく、その後のバックエンド商品(例えば、継続来院用の回数券や会員など)の購入率などが高くなりやすいかについてお話していきます。

回数券の再購入や会員誘導への成功は安定経営達成への大事なステップですからね!

残念ながら統計ってほど正確なデータじゃなく、あくまでも自身の経験談として計測した結果、これくらいが目安だろうという指標ですが、少しは参考になると思いますよ^^

患者さんの回数券やプリカなどの継続購入率に悩んでいるのであれば・・・まずはこの「適切なペース」を念頭に初回問診を組み立てていかないと、なかなかバックエンド商品を受けてもらえず、リピート率や来院数も伸びていきませんよ!

整骨院・整体院はまずはこれくらいの頻度で通ってもらえ!

まずこのお話をする大前提として、あくまでも「それが本当に必要な場合だからこそ、しっかりとした通院ペースを伝えるようにする」ということを覚えておいてください。

患者さん自身が根本改善を望まれていて、そのために10回とか20回とか、あるいは3カ月くらいの通院が必要な場合に伝えて欲しい頻度であって、仮に肘内障などで来院された子供に初回で整復は完了しているのに10回20回このペースで通ってくれ、なんて言ったらだめですよ!笑

患者さんの状態・要望を無視してこちらの経営上の都合だけを押し付けるのではなく、あくまでも患者さんの状態と要望を聞いたうえで必要性に応じて、今回の話は利用してください。

 

整骨院・整体院の初診時に伝えて欲しい来院頻度

まず初回で来院された新患さんに伝えて欲しい来院のペースは最初のうちは週2回以上のペースでの通院を勧めて頂きたいです。(もちろん、もっと詰めて通えるのであれば週3、週4来てもらっても良いです。そのほうが状態が早く良くなる方も多いでしょうからね^^)

自分が現場でやっていた頃は、6回目の通院時にさらなる継続通院の話をするような流れでやっていた(継続通院の必要性は初診からずっと話すけど、実際にプレゼンとして話すのが6回目ということ)ので、それ以上先のタイミングで継続通院を勧める先生にはハッキリとしたことは言えませんが、少なくとも6回目くらいまでの通院のペースが週に1回前後の頻度で通っていた患者さんと、週に2回以上の頻度で通ってくれた患者では、月末に計測するデータでほぼ必ず、週に2回以上の頻度で通ってくれた患者さんのグループのほうが、継続通院の成約率が高かったのです。(もちろん、週に1回の頻度で通ってくれた患者さんが、その後継続通院をまったくしないというわけではないですが、確率的なことを言うとほぼ下回っていたという話です。)

ということは、しっかりとした継続通院をすることが望ましい患者さん対しては、初回問診の時点でしっかりと「できれば最初のうちは週2回以上のペース(もちろん必要性があればそれ以上のペース)」で通うことを、まずは提案してあげるべきなんですね。

 

もちろん、保険請求のみで窓口で370円とか500円くらいを頂く整骨院と、毎回の支払いが5000円とか6000円前後になってくる整体院では、この通院頻度を伝えるハードルがかなり違ってくるのはわかりますが・・・・・・

とはいえ、僕自身のクライアントさんにもこの通院頻度の話は必ずしていますし、実際にこの流れで動いてもらうことが多いわけですが、やっぱり料金が上がろうと週1のペースでしか通わないグループより、週2のペースで通ってくれたグループのほうがバックエンドや継続通院に繋がりやすいという結果は出ているので、あまり金額的な負担を考えて通院ペースを下げることを初回から提案することはよくないと考えています。(そもそも僕ら治療側が患者さんの財布を心配すること自体が相手に対してかなり失礼なことです。堂々と必要ならしっかりと必要な通院ペースを相手に伝えましょう。)

 

なんで通院頻度が多いほうが(金銭面での負担は大きいように感じるのに)リピートの成約率が上がるの?

この理由はいくつかあります。

例えば詰めて通うことで単純に施術効果が高まりやすい、ということもあるでしょう。

治らない院よりも、治る院のほうが信用されやすいのは間違いないですからね。笑

あるいは、短い期間でも接触頻度が増えることによって先生への信頼感があがり、結果的にプレゼンに対してポジティブな影響を及ぼしているということもあるでしょう。

実際リピート率と接触頻度の間には大きな相関関係が間違いなくあります。

また、整骨院や整体院の先生が良く言われるように継続通院の話をしようとしたときには、もうすっかり患者さんの状態が良くなっているから継続してくれない、という点もある程度早めに継続通院の話をしていることで、まだ患者さんが自身の痛みに関心を持てている、ということもあるでしょう。(まぁこれに関していえば、初診からの患者さんに対しての教育ミスとも言えますけどね。詳しくは整骨院や整体院に継続通院してもらいたいなら「最初」が肝心の記事も見てもらいたいです。)

実際、もし週1のペースで通ってもらっていて、6回目に継続通院の話をするとしたら、その時点で1カ月半は初回の通院から経過しているわけですからね。確かに、痛みに対する関心はかなり下がっている可能性は高いです。汗

もちろんこれらだけではありませんが、初回からの通院頻度を週2以上に設定しておくことで、こういった要素に対してポジティブな効果が働き、結果としてそれ以降の継続通院への成約率が上がっていくのです。

 

 

 

まとめ.まずは必要な人には週2以上のペースを提案する

今回の話は初回の患者さんに対して、どれくらいの通院頻度を提案すべきかのお話をしました。

そして、継続通院がある程度長く続いた後には、患者さんの状態次第では徐々に来院頻度を落としていき、患者さんにあった通院ペースを見つける作業をしていければよいです。

この段階であれば、2週間に1回や、中には月1回通院のペースになっていく患者さんも少しずつ出てくるでしょう。

もちろん、週2のペースでの通院を伝えたからといって、全員がそのペースで来院できるわけではありませんが、まずはこちらからしっかりと伝えることが重要なのです。(そのうえで患者さんのお仕事などの都合をすり合わせて結果的に週1に落ち着いたりするケースだってあるでしょうけど、それでもまずは治療家の立場からしっかりとベストな通院ペースを伝えておくことが大事なのです。)

継続通院をしてもらうためには、ステップレターを用意したり、しっかりとした患者さん対応をしたり、あるいは商品販売の流れにストーリーを付けたりと、やることが沢山あって大変ですが、この通院ペースを伝えるというのは本当にただしっかりと伝えるだけで十分稼働する仕組みになります。

ですので、もし今現在継続通院の確率やバックエンドの成約率に悩まれているのであれば、まずはぜひこの通院頻度への提案をしっかりとやってみてくださいね^^

 

 

 

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