2018年8月1日と2日に、グーグルのコアアルゴリズムにアップデートが入りましたね。
思った以上にSEO順位にも変動が出ており、これまで上位だったサイトが急に圏外に飛んだり、あるいは今まで下位だったサイトが上位のほうに来たりと、いろいろと騒ぎになっています。
こういった変動があると、またそれから少しして変動があって順位が落ち着いたりするのですが・・・
やはり、最低限グーグルが推奨していることくらいは抑えておき、変な理由でSEOを下げられないようにはしていきたいところですね!
そこで改めてご自身のサイトの3つのポイントについて見直してみてください。
目次
SEOで負けてしまわないための3つの最低限のおさらい
グーグル自体はSEOの順位を決定する際の明確な基準というものを公表しているわけではありません。
あくまでも世界中の天才的な方々が、いろいろな計測やテストの結果「おそらくかなり高い確率でこれらの要素がSEOの順位に影響を及ぼしているだろう」と判断したものが、一般的にSEO対策として知れ渡っているわけです。
しかし、中にはグーグルのSEOに関わる偉い人が「これからのグーグルはこのポイントを重視しますよ!」的なことをポロっと言ったりしたり、あるいはグーグルはこれからこういった方針でやっていきますよ!と言ったようなことを言ったりすることもあるんですね。
そんなわけで今回は、特にグーグル自身が重要視していると公表している最低限のポイントが出来ているかどうかのチェックを行いたいと思います。
モバイルファースト
2018年3月27日に更新されたグーグルの公式ブログにて、正式にモバイルファーストインデックスの開始が公表されました。
「モバイルファーストインデックスってなに??」という先生も多いと思いますので、簡単に説明すると・・・
これまではPC用のサイトの出来がSEOの検索順位を決めていたのに対して、モバイルファーストインデックス以降は、スマートフォン向けのサイトの出来がSEOの検索順位を決める優先的な指標となったのです。(すごく簡略化した説明ですが、ざっくりこんな感じの理解で大丈夫です。)
ということは、スマホ対応したページを持っている治療院さんは有利になり、逆にスマホ対応したページを持っていない治療院さんは不利になってしまったということです。(スマホサイトを持っていない人も同様ですね。汗)
まずは基本の基本として、しっかりとご自身のサイトがスマホ対応しているかどうかは大丈夫でしょうか?^^
ちなみに、あなたのサイトがしっかりとスマホ対応の基準を満たしているかどうかは「モバイルフレンドリー テスト」と検索して表示されるサイトに、あなたのHPのURLを入力することでチェックできるので、やったことない先生はぜひチェックされてみてくださいね!
グーグルスピードアップデート
2018年7月より、グーグルは「ページの表示が遅いサイトは検索順位の評価をマイナスにする」というスピードアップデートを施行しました。
幸いこのアップデートは「本当に」表示が遅いページに対してだけ適応しているらしく、そこまで全体に大きな影響を及ぼすほどではなかったようです。
とはいえ、実際に表示が遅い(しかも遅ければ遅いほど)ページにはマイナスの評価がされ、SEOの検索順位が下げられているようなので、ここでもしっかりとあなたのホームぺージの表示スピードが問題ないかしっかりと再確認しておきたいところですね!
ちなみに、あなたのサイトの表示速度が問題ないかどうかは「ページスピードインサイト」と検索して表示されるサイトに、あなたのHPのURLを入力することでチェックできるので、こちらもぜひチェックされてみてくださいね^^
HTTPS化の推奨
2018年7月からリリースされたchrome68では、HTTPSで構成されていないサイトはURLの部分に「保護されていない通信」とラベルが付くようになった。(さらに2018年10月リリース予定のchrome70では、非HTTPSページでフォーム入力すると、「保護されてない通信」ラベルが赤色に変わるようになり、さらに警告の度合いが増すんだとか。)
グーグルはウェブのHTTPS化を出来る限り100%に近づけるために、今後もchromeのセキュリティ仕様を改良していくという方針を打ち出しています。
一応、SEOに与える影響自体はさほど大きくはない、と公表はしているものの、明らかに方針としてはHTTPS化を推奨しているわけですから、僕としてはできれば早めに対応させておくことが重要だと考えています。
ちなみに、SEOに与える影響以上に「視覚」や「印象」に与える影響は大きいと考えていますので、もう少し詳しく知りたい人は過去記事の「整骨院・整体院のホームぺージもHTTPS化が必要」の記事を読まれてみてくださいね^^
まとめ.直接的な原因はわからないけど、方針には従っておく
今回お伝えした内容をやってないから、今回のアップデートで悪影響を与えられた、というわけではありません。
あくまでも、これらの要素は特にグーグルも意識しているので最低限はやっておいたほうがSEOにポジティブな影響を与えられる、というだけのことです。
SEOを決定づける要素はこの他にもたくさんあり、まだ現時点では何が原因で圏外に飛ばされたか判別しない状況でしょう。(ページ内容だけではなく、各種SNSなどの登録との関係も影響しているのでは?という話も耳に挟みましたしね。)
とはいえ、1つずつ検証していく際に今回の3点は出来る限り早めに対応すべき内容ですので、ぜひまだしっかりと対応されてない治療院さんは対応されることを検討してみてくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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