今、徐々にですが治療院、、、というより店舗ビジネスという形態そのものの集客の流れが変わろうとしています。
この流れを敏感にキャッチしている人は、すでに行動を始めています。
ぜひ、あなたも「次の時代にやってくる集客法」を知っておいてください。
目次
次世代の治療院(店舗)集客はインバウンドマーケティング
あなたはインバウンドマーケティングという言葉を聞いたことがあるでしょうか?まずは、この言葉の説明する前にこれまでの集客で利用されていたアウトバウンドマーケティングという言葉を先に説明しましょう。
アウトバウンドマーケティングとは?
これはざっくりと一言で表せば「突然の売込み」を多用したマーケティングのことです。
例えば、セールスマンの飛び込み営業。あるいは突然かかってくるセールスの電話やいつも溢れかえっている売込みのチラシやハガキDMなど、提供者側が「商品を売る」目的でアプローチを仕掛けるマーケティングのことが総称してアウトバウンドマーケティングと呼ばれています。(ざっくりした説明ですが、だいたいこんな認識でOKです。)
あなたも何となく分かると思いますが、このアウトバウンドマーケティングの成果は年々下がってきています。
何故かと言われれば、ぶっちゃけアプローチが始まった瞬間から、見込み客は「あ。こいつ俺になんか売ろうとしてるな。」っていうのが伝わっちゃうんです。(まぁ確かに売ろうとしてるんで間違ってないんですけど。笑)
あなたもそうだと思いますが「なんかコイツ売ろう売ろうとしてるな〜」って感じちゃうと、仮に商品が良いものでも警戒してなんとなく購入することを回避してしまうんですよね。
インバウンドマーケティングとは?
これに対し近年注目を集めている手法が、アウトバウンドマーケティングとは正反対の「売り込まない」マーケティングであるインバウンドマーケティングなのです。
ざっくり言えば、先にコンテンツや情報を見込み客にweb上などで提供することで「相手から先に見つけてもらう」ことによって結果的にセールスに繋げる手法の総称である。
この手法の最大に優れている点は「相手から自分を探してもらう」ことで「相手に警戒心や売込みされる心配」を一切させない、という点である。
これなら、相手は「自分で欲しいと思ったから買った」という状況を簡単に作り出せるのです!
イメージしにくい?
なんか言いたいことはわかるけど、、、いや、やっぱよく分かんないんだけど??という意見が聞こえてきそうですね。笑
そこで、実際にインバウンドマーケティングを上手に行なっているサイトを例に紹介しましょう。
ここはyoutubeに卓球の技術に対する動画を死ぬほど沢山アップしています。たとえば「卓球 サーブ」と検索すれば、この店舗の動画が1番上に表示されるくらいです。(しかもクオリティが高い。)
そして、テキトーに動画を見たりサイトを移動していれば気づいたら店舗のショップリストや買い物ページに飛んでいて、動画で実際に使っている商品なんかが買えるようになっているのです。(ちなみにこの店舗の動画アクセスから発生する売上は数億円を超えてるとか。)
この人も上手にインバウンドマーケティングを利用していますね。
マジックの種明かしの動画や、マジックで人を驚かせるコツみたいな物をyoutubeに動画でどんどんアップしています。
そして「マジックが出来るようになりたい!!」と思った人は(僕も学生の頃は女性にモテたくてマジックを覚えようとしましたよ。笑)メルマガに登録してもっと詳しい情報をゲット出来ます。
そのメルマガにて実際に動画で配信しているようなマジックを直接指導してくれる合宿などを2day〇〇万円などで定期的に募集していますが、毎回かなりの人が参加されるみたいですよ。
ここは今まで上げた2つとは違い、ブログ更新する形でインバウンドマーケティングを活用しています。
「女性ウケする服装」や、「季節にあったコーデ」を検索で探そうとすると、結構な確率でここのサイトのブログにたどり着くことになります。笑
そうすると、ブログには当然かっこいいコーデや、オススメの着こなしが掲載されています。
それを見て、自分ですでに似たような洋服を持っている人は上手に真似して済ますでしょうが、「足りないアイテム」や「もっとかっこいい服」を見つけてしまった日には、商品リンクをクリックしてそのまま洋服を通販で買ってしまうことになるのです。(ええ、僕もつい購入してしまったことがありますよ。汗)
このようにインバウンドマーケティングとは最初に知ってもらうキッカケになるコンテンツが命です!
このコンテンツのクオリティが高いと、それだけで信じられないほどの見込み客をあなたの元へ連れてきてくれるようになるでしょう。
インバウンドマーケティングが「次世代のマーケティング」になる理由
上記の例を見ると、なんとなくインバウンドマーケティングを商品販売と結びつけるというイメージが湧いてきたと思います。
しかし、このインバウンドマーケティングですが最近産まれた新しい手法なのかと言われると決してそうではないのです。汗
それどころか十数年前からずっと「王道はインバウンド」と呼ばれながらも、なかなか日の目を浴びない手法だったのです。
しかし、日本では2004年から始まった「ある変化」がインバウンドマーケティングの有効性を確立しだし、そして2012年に起こった「ある変化」が組み合わさったことにより、これからの集客方法でインバウンドマーケティングが主流になることを決定づけてしまったのです。
この2004年と2012年に起こった変化を知れば、2016年からの集客法がどうなって行くかが分かってくるのですが、、、
ちょっと長くなってしまったので、次回の記事『これからの治療院集客は「時代」が変わります。後編』でお伝えしようと思います!
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。お金はいりません。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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