近頃では多くの整骨院が、自費移行による単価アップを目指していますね。
保険に頼れなくなっている時代の変化として仕方ない部分なのかな?とも思います。
とはいえ、既存患者さんに値上げをしていくことに抵抗感を感じ、なかなか上手に自費移行できない、、、という先生が多いのも事実です。
そこで今回は実際に「既存患者さん」に自費移行を進めていく時にやって欲しいアクションをご紹介したいと思います。
目次
整骨院が既存患者さんに自費移行で値上げを進めていく方法
これまで保険で安めの治療を行っていた整骨院が「じゃあ明日から値上げします」なんて言ってもさすがに通用しません。笑
既存患者さん離れが深刻化して、売上が下がるのがオチでしょう。
では、出来る限り売上の低下を抑え(ちなみに、既存患者離れが0%というのは無理です。)、既存の患者さんに自費施術を受けてもらうにはどうすれば良いかと言うと、以下の流れに沿ってアプローチをしていってみてください。
前提として自費移行の2カ月前を目安にアプローチを始める
どんなアプローチをすれば良いのかも大事ですが、まず前提として、既存患者さんへの自費移行は急に行わないということです。
急いで自費移行したい気持ちはわかりますが、急な変化は既存患者離れを確実に引き起こします。
なので、目安としては自費施術に変えていきたいときから2カ月前くらいを目安に患者さんに声かけしていけるようにしましょう!
実際に取り入れる自費メニューを受けてもらう
結局大事なのはここなんですよね。
自費メニューをするといっても、どんなメニューなのかもわからないし、どういう風に効果が出るのかわからないから、患者さんにプレゼンしても「いや、私は今までのままの治療でいいです。」と言われてしまうのです。
ですので、あなたに2カ月前からやって欲しいことは、患者さん1人ひとりに対して
こういう流れで、自費施術をどんどん体験させていってもらいたいんですね。
そうした上で、
というようなやり取りをしていってもらいたいんですね。
もちろん、施術を受けたからといって、それでも全員が自費施術に賛成してくれるわけではありません。
当然「まぁここまでしなくてもいいかな?」と、離れていく患者さんも出るでしょう。
しかし出来る限りのこととして、患者さんにしっかりと効果を実感してもらったり、想いに共感してもらったりすることで、「料金は変わるみたいだけど、これだけしっかりしてもらえるなら、通ってもいいかな?」と、一人でも多くの患者さんに思ってもらえるようにしなければならないのです!
まとめ.自費移行は準備が全て
今回は実際に値上げに持っていく際のトーク的な部分をメインにお伝えしましたが、既存患者さんを自費移行していく際には他にも環境的な準備も必要になってきます。
そういった部分は過去記事の自費移行する時に必ず守るべき4つのルールでも解説していますので、ぜひ参考にされてみてください^^
これらの環境的な準備と、今回の実際の誘導のトークなどを組み合わせて既存患者さんへの自費移行は推し進めていってください。
多くの先生は、施術の体験もさせることなく「〇〇さん、自費の施術を取り入れたので、受けてみませんか?」とだけ聞いて、「いや、いいです」と撃沈したりします。
自費施術の初回を無料でやることに抵抗があるのかも知れませんが、まずは1度受けてみて頂くことで自費施術への導入ハードルが一気に下がるので、ぜひ試してみてくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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ことをしてもらえると、とても嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに!