治療院経営において、いつも頑張ってるけど、何故か売上が伸びない先生の特徴の一つとして「業務のやりすぎで仕事をやっている気になっている」あるいは「業務が忙しくて仕事をする時間がない」という先生がいます。
僕のブログでもすでに何度か取り上げているテーマですが、ここの明確化は本当に大事なことです。
もしあなたがこの話を聞いて「仕事と業務って何か違うの??」と思うのであれば、ここの区別を明確化することによって、今後の治療院経営の健全化にかなり大きな力になることは間違いないでしょう!
治療院経営における業務と仕事の区別を明確化する
もちろん、辞書で引けば業務も仕事もほぼ同義語として記載されているでしょう。
なので、これはあくまでも僕なりに治療院経営を伸ばしていくために言葉の意味を区別している方法になります。
結論から言えば、患者さんの施術やレセプト記載、院内の清掃などの「そもそも毎日の院を回すこと」はすべて「業務」で、HP作成やチラシポスティング、トークスクリプトの改善や、スタッフ教育、値上げの決定など「院を回すためではなく、院を強くするための行動」はすべて「仕事」になります。
では、何故わざわざここを分ける必要があるのでしょうか?
何故、業務と仕事を区別するのか?
この記事の最初でも述べたように、その最大の理由は「業務をしていたら院の売上はいつか伸びていく(=仕事をしていると錯覚する)」と思うのを避けるためです。
もちろん、治療家である僕らは患者さんの身体を毎日必死に治療していると思います。
院内だって患者さんが過ごしやすいように少しでも綺麗にするようにしているでしょうし、レセプトの裏書きだってそこそこ大変な作業ですよね。汗
それでも基本的に「業務」をどれだけやっても、院の売上が「先月よりも今月のほうが高くなる」こととは一切関係がありません。
当然、新患さんが増えることと関係ありませんし、単価が上がることとも関係ありませんし、来院頻度が増えることとも関係ないからです。汗
でも、、、ぶっちゃけ「業務」って忙しいじゃないですか?
一生懸命治療していると、患者さんに喜ばれるし、満足感も高いから「仕事をしている気になってしまう」んですよね。
なので、あえて業務だけに全力を注ぎこまないように「業務」は「仕事」じゃないぞ、と自分に言い聞かせてるのです。
まとめ.毎日少しでも「仕事」の時間を意図的に取る
こういう風に自分の中で業務と仕事を区別すれば、業務の忙しさに忙殺されているときにふと気づくことができます。
「あ。今自分全然仕事をしてないや。。。」って。
この気づきを得られることで初めて日々の中で意図的に「仕事」の時間が作れるんですね。
僕の場合は仕事は必ず出勤前にやることにしていました。(治療で体動かした後は、頭が回らなかったので。笑)
どうしても業務の時間のほうが長くなってしまうのは現場に出ているのであれば当たり前ですから、「業務8:仕事2」くらいの割合ですね。
それでも毎日ちゃんと「仕事」をすると決めるだけで、院の数字にかなり劇的な変化が出てくるようになります。
新患さんの数は自分の頑張りで増やせることはわかるし、来院頻度だってコントロールが効くことがわかるし、単価だって上げる決心がつきます。
当然院の売上は伸び、経営は安定してきます。
ぜひ、あなたも院の数字を伸ばしていくために「業務」と「仕事」を明確に区別し、「仕事」の時間を意図的に確保できるように意識されてみてくださいね^^
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