1人治療院が目指すべき1回の施術単価

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現在1人で治療院を経営している先生の中には漠然と、「もっと自費の単価を上げて、売上を伸ばせたらいいなぁ、、、」と考えている先生も多いと思います。

ぶっちゃけて言ってしまえば最近は食材やら電気料金やらガソリンやら、なんでもかんでも値上がりしているので「値上げ」に関しては行いやすいタイミングと言えるかも知れません。

クライアントさんでも今月から値上げを行っている先生達がチラホラといらっしゃいますが、どの院もそれほど反発も無く値上げに成功していらっしゃいますし、患者さんからも「まぁこんなご時世だからね、仕方ないね」くらいの感覚で、過去に行った値上げよりも受け入れてもらいやすかった感覚があった、とのことでしたね。

ただ、一概に「値上げ」と言っても、最終的にどれくらいを目指して値上げしていけばいいのでしょうか?

3000円?5000円?7000円?10000円?もっと???

上げられるのであれば、そりゃどこまででも上げてしまいたい気持ちもあるかも知れませんが、それはあまりにも現実的ではないでしょう。笑

では、1人治療院の場合ではまずいくらぐらいを目安に単価を上げる努力をしていけばよいのかをお伝えします。

1人治療院が目指すべき1回の施術単価

大前提として、個人個人の達成したい売上目標が変わってくれば、設定しなければいけない単価も変わってきます。

とはいえ、せっかくリスクを背負って開業したわけですから、「最低限生きていければよい、、、」というよりは、「家族をしっかりと守れて、ある程度自分の生活にも自由がある」レベルや、あるいは「少なくとも私生活では自分の好きなことがほぼできる」といったレベルになるために必要な売上をベースに考えていきたいと思います。

 

まずは単価5000円を目指す!

まず、1回の施術単価が現在5000円まで届いていない先生は、一つのゴール地点として施術単価5000円に設定できるように努力していきましょう。(もし保険請求も使っている場合は、その分窓口単価は下がっても良いです。とにかく1回の施術の対価が5000円ということです。)

そうすると、仮に毎日の来院数が20人で、月に22日くらい稼働すれば

 

5000円 × 20人 × 22日 = 220万円

 

となります。

おそらく、来院数的にも、稼働日数的にも決して不可能ではない現実的な数字だと思います。(施術枠によっては1日20人診るのが厳しければ、営業日数24日くらい頑張るとかで、同じ売上目標は達成できますね。)

実際には稼働率の問題もありますし、これくらいの単価設定だと150万~200万に届くか届かないかくらいの売上に落ち着くことも多いですが、まずは(リスクを背負って開業したリターンとして)自費治療でこれくらいの売上を毎月立てられるかどうかが安定して経営しつつ、生活も守れるラインの一つだと思ってください。

自費でやっていると税金なんかの支払いも大きいですからね。汗

 

 

次に目指すのは単価7000円!

次に大きな目標になってくるのが、7000円という単価です。

先ほどの条件で、単価だけ7000円に変えた場合

 

7000円 × 20人 × 22日 = 308万円

 

となります。

当然労力自体は変わらないはずなので、数字的な不可能はないはずです。

先ほどの例と同様、実際の売上は250万前後くらいに落ち着いたりはしますが、それでもここまでくれば、1人治療院の売上としてはほぼ自分の生活を「不自由のない」ものにしていくことも可能になってきます。(もちろん拡大志向のある先生であれば、事業拡大のために人材採用だったり、設備やいろいろと投資にも使われるので、すべて自分のもの、になんてことはしないと思いますが。笑)

 

1人治療院では、1日に見れる患者さんの数が限られるため、売上を伸ばすためにはどうしても施術単価にメスを入れる必要が出てきます。

もちろん、患者さんがそもそも来てないとか、新患さんが少ない、とか別の問題があることもあるでしょうが、最後に1人治療院の先生がぶち当たる壁は、「どこまで自分の価値を高めて、施術単価を上げられるか?」です。

明確に達成したい施術単価の金額が定まっていないのであれば、このあたりをまずは目標にするのも良いでしょう!(あくまでも7000円は「まず目指して欲しい単価」です。自分の施術価値が10000円でも15000円でもする!と自信がある方は、その単価に設定しても良いと思います^^)

 

 

 

まとめ.今やってもらいたい本当に大事なことは

とはいえ、これらはあくまでも設定上の数字にすぎません。

実際あなたが患者さんに提供した施術の価値が5000円、7000円に満たない、というのであれば数字だけ設定しても上手くはいかないでしょう。

大事なことは、これらの単価を払ってもらえるだけの価値をしっかりと提供することです。

そしてそれだけの価値を十分に提供できていると自分自身にも自信を持つことです。

そのために、顧客対応のクオリティを上げたり、プレゼンスキル向上や、ビフォーアフターの見せ方の工夫、もちろん治療技術そのものを向上させる必要もあるでしょう!

もし、それらの価値が上がって、あなたの施術が7000円以上の価値がある、と思えるようになってきたのであれば、これ以上はあなたが納得できる金額に設定していければよいと思います。その時には施術単価を1回10000円にしたって構わないでしょう!

が、そもそも現時点で施術の単価が5000円に満たない先生は、まずは目標としてこのあたりを達成してみてはいかがでしょうか?

5000円の対価を頂くために、あるいは7000円の対価を頂くために、自院のどこを伸ばしていく必要があるのか?どこを伸ばせば、その単価を請求しても患者さんが喜んで払ってくれるようになるのか?

しっかりと目標を見定めて行動すれば、きっとその目標を達成することができますよ^^

 

 

 

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