整骨院や整体院の先生は本当に勉強家が多いと、私は思っています。
しかし、あまりにも勉強しすぎて逆に効率が下がってるんじゃないか??という先生にも出会います。
そこで今回はしっかりと勉強しているはずなのに、何故かなかなか成果が出ないって先生に「効率の上がる勉強に対するマインドセット」のお話をしていきたいと思います。
この方法で勉強を始めれば、本やセミナーに支払った費用なんて簡単に回収出来るようになりますよ!
全ては投資対効果で考える
今日の話は、すでに問題なく成果が出ていたり、自分なりの確たる勉強法がある人には必要ないと思います。しかし、もしあなたが、
- 本を読むのが遅い、というか活字が単純にキツイ。
- 教材を買ったは良いが勉強できずにどんどん溜まっていく
- なかなかマーケティングで成果が出ない
と言うのであれば、この勉強に対するマインドセットを身に付けて、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね^^
ジャストインケース型からジャストインタイム型の勉強に変える
ジャストインケース型の勉強法とは、いつか使える場面(ケース)もあるだろうと、とりあえず全部覚えておこうとする勉強法です。
それに対してジャストインタイム型の勉強法とは、「今(タイム)」必要な知識だけをとりあえず覚えようとする勉強法です。
例えば教材DVDを見て、講師の話した言葉で気づいたポイントなどをノートにメモするのは、ジャストインケース型の勉強です。
これって、書いたのはいいけど結局使わないままノートを見返すこともなく、忘れるってこと多くないですか?
行動が遅い人や成果に繋がりにくい人は、教材や本を学ぶ時にこのようなジャストインケース型の学習をしていることが非常に多いのです。
結局、「今」使うつもりが無いものだから、すぐに忘れちゃうんですよね。だから成果に繋がらない・・・。
逆に、あなたにも経験があると思うのですが、(人によってはかなり昔のことだと思うので覚えてるか分かりませんが)テスト前日の徹夜の勉強はまさに「ジャストインタイム(今必要)」な勉強です。
明日すぐに使う必要があるので、かなりの早さで必要最低限の(あるいは必要十分な)知識を習得できます。
学生時代であれば、それはテストの点数という形でしか返ってきませんが、経営者であればそれは「売上」という形になって返ってきます。
だって、とりあえず成果に直結する行動を起こせるだけの収穫はあったのですから!
もちろん、ジャストインケース型の勉強で、ものごとを体系的に学ぶということも大事なことではあります。が、それもバランスの問題。そういうやり方ばかりしていたらダメですよ、ということです。
それに、実践して成功体験や失敗体験をたくさん積めば積むほど、ジャストインケース型の勉強をしたときにも、より自分の身に経験として染みこむものです。
私の個人的な目安ですが、
ジャストインタイム型の勉強:ジャストインケース型の勉強 = 8:2
これくらいを目指してみてください。毎回勉強するごとに、グッと成果が出る確率が高くなりますよ!
全部を読まない
というか、本なんかは全体の1~2割でも読めば「今」必要な知識はとりあえず手に入ります。
全ては投資対効果です。
買った本は全部読み切らないともったいない。
高い教材は全部勉強しないともったいない。
という考え方は、逆に「時間がもったいない」というマインドセットを持ってみてください!
特にセミナーなんかの情報の場合、たった1つのアイディアを実践して成功するだけで、投資分くらいは楽々回収できたりすることも少なくありません!
例えば30万円のセミナーで得た中から、たった1つでもアイディアを実践すれば、30万円を回収するなんていうことは、経営というスケールでみれば十分に可能なわけです。
極端な話、本を読んでいて、アイディアやアクションプランが思い浮かんだら、読書をやめてそのまま実行に移したっていいのです。
そのまま本を最後まで読んでいる時間のほうが勿体ないくらいです。
読書に当てる時間が短ければ短いほど、読書時間に対する時間対成果は高くなるわけですからね。
例えば極端な例ですが、300ページの本を読んでいて、最初の1ページでアイディアを思いついたとしましょう。そこからアイディアを実行して300万円を売り上げたとします。
学ぶ時間 1分(本を1ページ読む時間) 売上300万円
学ぶ時間 3日(本を1冊読み終わる時間) 売上300万円
だったら、明らかに1分しか使わないほうが時間対効果が高いですよね?
時間は最も重要な資源です。
残りの299ページなんかどうでもいいんですよ(笑)だって、あなたは売上をあげるために本を読んでるんですから。
それでも気になるなら、一旦成果を上げた後に、さらなる成果を求めてもう1度途中から本を読み始めれば良いのです^^
まとめ.行動に起こすまでの時間を短くする意識が大切
ジャストインタイム型の勉強法のように本やセミナーの途中でもアイデアが思い浮かんだら中断してでも行動するっていうのは、つまりアイディアを行動に移すまでの時間が短ければ短いほど、成果が早く訪れるって考え方なわけですね。
この程度の知識では不十分なんじゃないか?なにか足りないものがあると迷惑をかけるんじゃないか?といつまでも考えすぎて行動できないのはとても勿体ないことです。
今回はあえて極端な例を出しつつ、ジャストインタイム型の勉強法に対する考え方を知ってもらいましたが、日本人にはもしかすると本当に大事な考え方なんじゃないかと思っています。
日本人はオーバーシンキング(考え過ぎ)の病にかかっている方が多いと言われたりしますが・・・仮に失敗してもいいんです!失敗したことが分かるのが早ければ早いほど、修正を加えて次のアクションが起こせるわけですからね^^
行動しなければ、修正のしようもありません。当然成果も得られません。
成果をガンガン得るためにも、ぜひ今回の勉強法を取り入れてみてくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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ことをしてもらえると、とても嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに