最近では整骨院の検索もスマホからのアクセスがグングン増えてきています。
当院でも今年に入ってからはパソコンからの検索よりもスマホサイトからのアクセス数のほうが上回って来ていますし、この傾向は今後ますます加速していくことは間違いないと思います。(やはり私自身も何か調べる時にスマホで調べることが増えてきていますし、今後スマホ世代が社会人になっていくことを考えれば仕方のない流れですね・・・)
というわけで現時点であなたの整骨院が、もしホームページをパソコン用しか用意していないというのであれば、やはり今後のことを見据えてスマホ用のサイトを用意しておくことが賢明だと思います。
そして、今回は”ただ”スマホ用のサイトを用意するのではなく、少しでも集客力の高いスマホサイトを作るために必要なポイントをお話していきたいと思います。
目次
集客力のある整骨院スマホサイトを作る5つのポイント
スマホサイトの作成において、特に重要になってくるのが「モバイルフレンドリーの基準を満たしているかどうか?」です。
モバイルフレンドリーってなに?って方もいらっしゃると思うので簡単に説明します。
Googleは2015年2月26日、スマートフォン利用に最適化されたサイトが「モバイルでの」検索結果で優遇されやすくなるように変更すると発表しました。この変更は2015年4月21日より実施されます。
というように、実はつい先日からホームページの検索結果に対してスマホサイトを用意しているページの検索結果を優遇することをすでに決定しているのです。
このこと自体は知られている先生も多いと思いますが、「じゃあ実際どうすればモバイルフレンドリーの基準を満たせるの?」と聞かれると反応が微妙になる方がほとんどです。
もちろんサイト作成なんかは業者に任せている先生がほとんどだと思うのですが、コンサルを受けている先生の中にはスマホサイトの作成を業者に任せたにも関わらずモバイルフレンドリーの基準を満たしていない人もいたりしたので、やはり最低限の知識くらいは持っていたほうがいいのかも知れませんね。
しかし、仮にモバイルフレンドリーの基準を満たしたとしても、見栄えだけ良くして集客に繋がらないサイトでは本末転倒なので、今からしっかりとモバイルフレンドリーを満たしつつ、集客力を上げるために工夫すべき点をお話していきます。
1.モバイル用のレスポンシブデバイスを”ページ下”に入れる
モバイル用のレスポンシブデバイスとは、スマホでクリックしたらそのまま電話が掛けられるアレです。あなたも見たことが1度くらいあるのではないでしょうか?
スマホサイトですから当然スマホで見てます。その時に予約の問い合わせをメールなんかにしたら確実に反応が落ちます。
スマホサイトでもっとも予約を貰いやすいモバイル用のレスポンシブデバイスをしっかりと用意しましょう。
また場所も重要で、例えば症状のページの1番上なんかに置いても反応が伸びにくいことが多いです。あなたのスマホサイトのページを興味を持って下まで読み、そしてちょうど読み終えた”ページ下”にあるからこそ、興味が最高潮に達したまま予約問い合わせのレスポンシブデバイスを押して、予約の電話を入れてくれるのです!
是非、各症状ページの”下”にレスポンシブデバイスを配置するようにしましょう。これだけでもスマホサイトの集客力は若干あがると言われています。
2.表示速度をとにかく早める
これはモバイルフレンドーの基準にも影響するのですが、表示の遅いスマホサイトは検索ユーザーから嫌われます。
あなたも経験がありませんか?せっかく見ようとしたページがいつまで経ってもなかなか表示されなくて、結局「戻るボタン」を押してページを見らずに終わったことが。
現時点ではスマホのページ表示が3秒を超えると一気に検索ユーザーはそのサイトを見るのを止める確率が上がると言われています。
そうなってはスマホサイトを作っていたとしても、”無い”ことと同じですから、とにかくスマホサイトのページ表示速度は上げておきましょう。
この為に出来ることは、画像は少なめ(もしくは低画質)、動画なんかも極力載せすぎない、などデザインを凝ることを多少諦めて、文章でページを表現していくこととなります。
見た目はイマイチかも知れませんが、検索ユーザーが見てくれないよりはよっぽどマシだと言えるでしょう。
3.リンクが小さすぎたり、近すぎないようにする
スマホサイトでボタンを押そうとした時に、ひとつ隣の違うボタンを押して違うページに行ってしまったことはありませんか?そして、あの現象が何回か続くと本当に「イラっ」としますよね!笑
グーグルでもスマホサイトでリンクが小さすぎたり、近すぎる場合はモバイルフレンドリーの基準を満たさないようにしているので、是非あなたのスマホサイトには大きくて押しやすいリンクを配置してみてください。
4.基本はスマホページを表示する、がパソコンサイズにも変更出来るようにしておく
当たり前の話ですが、携帯は機種によってサイズが様々です。
ですので、画面のサイズはそれぞれ異なるのですが、スマホサイトの利点は画面のサイズが多少違ってもピッタリと横幅を合わせて表示してくれることです。
しかも、一般的にスマホサイトのほうが軽いため表示も早いので、スマホで検索しているユーザーには基本的にスマホサイトを最初は表示するようにしておきましょう。
基本的にはこれで何も問題も無いですし、グーグルもそうすることを推奨しているのですが、普段パソコンを使っているユーザーはスマホでもパソコン画面と同じようにサイトを見たい!と思うようなのです。(実は私もそうです。笑)
ですので、スマホサイトの一番上にでも「パソコン用サイトを見たい方はこちら」というようなリンクボタンを用意してあげておくことも、検索ユーザーを逃さないために必要な気遣いの一つとなります。
5.サイドバーは全てアコーディオン式にする
パソコン用のサイトではおそらくあなたの整骨院のホームページにもサイドバーを用意していると思います。
おそらく内容は「交通事故」「求人情報」「スタッフ紹介」「各種症状」だったりするのではないかと思います。
しかし、スマホは横幅が狭いためサイドバーはページの上か下に移動する場合がほとんどです。
この時に、ただ移動するのではなくアコーディオン式と呼ばれる形式にしておくと、表示する部分が少なくなる分、表示速度も早くなりますし、ページもスッキリと見やすくなるので、是非設定しておいてもらいましょう。
以上の5つが、モバイルフレンドリーを意識しつつも、集客力の高いスマホサイトを作成する際に意識したほうが良い大きなポイントになります。
まとめ.整骨院用のスマホサイトを作るなら早めに
仲良くしているホームページ業者さんに話を聞くと、やはりグーグルのアップデートを堺に、かなり多くの先生方が整骨院のスマホサイト作成の依頼をしてくれたそうです。
やはり今の時代でホームページの力が弱いと、それだけで集客力に響いてくるから、多くの先生達にとってもかなり重要なポイントだと言えるみたいですね。
そして、どんなサイトにも言えることですが、基本的に早く作って昔からあるサイトのほうが検索順位が有利になることは事実です。(もちろん他にも沢山の要素がありますが。)
どうしても費用が捻出できないのならば仕方ないですが、どうせいつか作る可能性があるのであれば、出来る限りライバル店よりも早く作って、スマホサイトから集客できる体制を作っておいたほうが良いと言えるでしょう。
是非、あなたも検討してみてください^^
それでは!