保険請求が年々厳しくなってきているのは、すでにあなたも十分に実感されていることだと思います。
この流れを受けて、自費の施術を導入する整骨院はどんどん増えてきている訳ですが、、、
もし、あなたの院がまだ保険のみで施術を行なっているなら、あと1〜2年以内に自費の導入くらいは完了させておかないとかなりキツイ状況まで追い込まれてしまうかも知れませんよ・・・。
目次
整骨院はせめてあと1〜2年以内には、確実に自費導入は完了させておけ!
なんでもそうですが、一つの大きなサイクルにはある一定のパターンがあると言われています。
今回の保険請求の厳格化に伴う「自費導入・自費移行」という流れも、大きな流れの一つです。その大きな流れを図式化したものが以下のような画像だと言われています。
すでに自費移行に関してはイノベーターと呼ばれるもっとも早く自費を導入する期間は過ぎたように感じます。この期間はいわゆる「整骨院で自費を使うなんて邪道だ!」という意見が当たり前に時代に、率先して自費を取り入れていったグループですね。このグループは革新者のグループであり、リスクよりも挑戦を好むグループです。
そして次のアーリーアダプターの時期ですが、この期間は「どうやら自費導入ということを実践した変わり者の連中が居るらしい。しかも一応連中はそこそこ上手くいっているようだ。だったら俺らもやってみるか!」みたいな集団のグループです。先人を切ったグループがコケさえしなければ早い段階で追従する、といったやる気のあるグループです。
そして、現在の自費移行・導入の流れは次のアーリーマジョリティの初期段階といえる時期にまで来ているようです。このグループは「自費移行してるグループはちゃんと上手く行ってるみたいだし、まぁ大丈夫なんだろう!今のまま居ても安定しているとは言い難い状況だし、俺らもやってみるか!!」みたいなグループになります。
率先して、危険を踏むほどリスクは取れませんが、ある程度大丈夫そうだと見込みがつけば、現状と天秤にかけて「動く」ことを選択できる、ある意味賢いグループと言えます。行動力と思考力では、若干行動力が勝る、といったグループですね!
そして、このアーリーマジョリティに差し掛かった大きな流れには他とは違う大きな特長があるのです!それは、この流れが「本流に乗った」ということを表している、と言われるのです。もし、アーリーアダプターの時期で足踏みしてしまった場合、その流れはキャズム(ブームと本流の間にある大きな壁)と呼ばれる壁を突破できずに、ブームで終了することが多いと呼ばれています。
しかし、このキャズムを超え、アーリーマジョリティというグループまで流れが推移した場合、その流れは本流となり、今後どんどん加速していくと言われています。
今回「自費導入・移行」の流れはすでにアーリーマジョリティの段階に差し掛かっています。おそらく今後はさらに加速していき、あと1年〜2年後には自費導入を一切していない整骨院のほうが少なくなるでしょう。
何が問題なの??
では、今回の話の本題です。
じゃあ、この自費導入・移行の流れに乗らなかったら、何が問題なの??っていう部分ですね。それは・・・
- 先行者が同商圏内に居る可能性が高くなってくる
- 顧客獲得が困難になる可能性がある
という点です。
先行者が同商圏内に居る可能性が高くなってくる
さきほど、整骨院の「自費導入・移行」がすでに本流に入った、というお話はさせてもらいました。
じゃあ、この時期に自費を導入した整骨院はどこからノウハウを得たのでしょうか?そう、イノベーターやアーリーアダプターとして自費を導入していったグループからノウハウを教わって自分の院にも導入していったのですね。
そして、これから自費を導入していく店舗もそういったところから自費導入のノウハウを教わって、自分の院へと落とし込んで行くことになるでしょう。
しかし、当たり前ですが後から参入したグループでは、先行しているグループにノウハウで勝ることはなかなか出来ません。
同じ商圏内に先行者が居なければどうにかなりますが、もし同じ商圏内に先行者がいようものなら、かなり厳しい戦いを強いられるようになります。
自費移行の流れが本流に入った以上、今後は少しでも導入が遅れてしまえば、自分より少しだけノウハウを持ったライバルが同商圏内に居る、ということが当たり前になってしまうかも知れないのです。
顧客獲得が困難になる可能性がある
これはライバルの力量次第ですが、すでに自費導入に成功させたライバルが、地域の患者さんを上手に囲い込むことに成功している場合があります。
当然、囲いこまれている患者さんはあなたの院に来院せずに、今後もライバル院に通い続けることになるでしょう。
そうなってしまえば、後からあなたが自費を導入し、高い単価で患者さんに来てもらおうと思っても、簡単に呼べるものではなくなってしまいます。
逆に言えば、あなたが先に自費移行を果たし、先に患者さんを囲い込んでしまえば、今度はかなり高い確率であなたの院のほうが有利な立場に立てるのです。
まとめ.今日と同じことを続けていて、違う結果を求めるのは狂気でしかない
ちょっと崩してますけど、僕の好きなアインシュタインの言葉です。
環境は常に変化し続けます。ずっと同じことを続けているのに、明日になったら一発逆転して、経営が楽になった!!なんてことはほぼほぼ有り得ません。
現状が苦しくて、でも成果を上げたいのであれば、違うことを始めてみるしかないのです。
その「違うこと」の本流がまさに今来ているのです。あとは、あなたが思い切って一歩を踏み出せるかどうかです。
変化への対応が遅れれば遅れるほど、周りの状況は厳しくなっていきます。
そうなってしまう前に、ぜひご自身の状況を変える一歩を踏み出してみてくださいね^^
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。お金はいりません。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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