
あなたの治療院ではこれまでに何度くらいチラシでの集客を行なったことがあるでしょうか?
チラシ集客をやってみたけど、サッパリ成果が上がらなかった先生。
チラシ集客で思った以上に成果が上がってビックリした先生。
中にはプレオープン以降一切チラシを撒いていない先生。
いろんな先生がいると思います。
治療院のチラシ作成に関しては、決して内容だけが大事という訳ではないですが(むしろ内容以上に大事な部分はあるのですが)、あえて今回は「どんな内容をチラシに入れれば良いのか?」をお伝えしていこうと思います。
チラシでの集客を行う際には、ぜひこういった内容を含めながら作成することを試されてみてくださいね!
目次
治療院のチラシ作成は安心感を意識する!
チラシを作ろうとする時に、「何を書けば反応が得られるのかわからない・・・」という先生は多いです。
結論から言えば、治療院がチラシを使って患者さんを集客するためには、チラシ全体を通して「患者さんが予約しよう!と思えるまで安心感を演出しなければならい」(疑問をすべて解消しなければならない)ということにかかっています。
この安心感をチラシによって一定以上読み手(見込み患者さん)に与えることが出来ると、見込み患者さんはLINEでのお問い合わせや、予約の電話をあなたの院に掛けてくれるという訳です。
ということは、この「安心感を与える」ということを前提に考えれば、おのずとチラシに書かなければいけない内容が見えてくるんですね^^
安心感を与えるために必要な要素
あなたが自分でチラシを読む側に回ったと思って、想像してください。
これまで見たことも聞いたこともないお店に行こうと思った時、何が気になりますか?(場所や空いている時間や電話番号なんかは、当然気になる要素のひとつですが、この辺は考えなくてもチラシには記載するでしょうから一旦置いておきますね。笑)
例えば、治療院やリラクゼーション、エステ店なんかで言えば
- どんな施術をしているのだろうか?
- どんな院長やスタッフさんがいるのだろうか?治療に熱心に取り組んでいる良いお店だろうか?
- そもそもこの店で自分の症状は治るのだろうか?
- (母親の疑問として)子供を連れていってもいいのか?駐車場は停めやすそうか?
- 時間はどれくらいかかるのか?
- (当たり前だけど)料金はいくらくらいかかるのか?
などなど、この辺は当然気になってくるんじゃないですか?
そして、人は疑問が解決されないまま行動は起こせない(少なくとも起こしにくい)という性質があるんですね!
だからこそ、こういった疑問(あるいはそれ以外でもあなたが「これは気になるだろうな」と思うものは出来る限り全部)は、あなたが作るチラシを読めば解決出来るようにしておかなくてはいけないのです!
この疑問が解消されていけばいくほど、結果として人は安心感を得られるようになっていくのです!(よくわからないお店、よくわからない人ってなんとなく怖いというか、抵抗感があるでしょ?あれこそまさに疑問が解決してないからこそ感じる不安なわけです。)
この大前提を意識してチラシを作成するだけでも、かなり反応が取れるチラシになりますよ^^
では、それぞれの要素を簡単に見ていきましょう。
どんな施術をしているのだろうか?
これはそのものズバリですね。
あなたの治療院がマッサージを提供しているならマッサージをしていると、矯正をメインで行なっているなら矯正をして骨格を戻すことを大事にしていると、あなたの院で実際に提供しているメニューについての概要を写真付きで説明してあげてください。これだけで読み手の疑問に応えるだけでなく、「そうそう!これをしてもらいたいと思っていたんだ!」というニーズに訴求することも出来ます。
どんなスタッフがいるのか?治療に熱心に取り組んでいるだろうか?
治療院の先生達はあまり意識していませんが、患者さんからすると「どんな先生が施術をしてくれるんだろう?」というのは大きな心配事の一つです。
ですので、1人治療院なら院長の自己紹介や治療に対する想いを、スタッフが沢山いるようであればスタッフの集合写真を載せたり、チラシ内に使用する写真にいろんなスタッフを出来るだけ載せたりと、出来る限りスタッフを露出するように心がけてください。
とくに院長の想いなんかはあなたの治療への想いや治療院をその場所でやっている想いを記載することでダイレクトに相手に「どんな先生なのか?どんな姿勢で治療に取り組んでいるのか?」を伝えることができるため人間性を伝えて一気に「お、なんかこの先生良さそうな気がするぞ?」と惹きつけられる可能性も出てきますよ!
これが、読み手の「どんな先生が(どういう想いで)施術をしてくれるんだろう?」という疑問を解決する、てっとり早い方法ですよ!
そもそもこの店で自分の症状は治るのだろうか?
リラクゼーション系のお店を探している人ならまだしも、本当に痛みで悩んでいる人ならまさにこれが第一の悩みですよね。
ただ、ここはどれだけ店舗側であるあなたが言葉を尽くしたとしても、読み手としては「上手いこと言ってるだけなんじゃないの?本当かなぁ???」という思いを拭いさることは出来ません。
だからこそ、この疑問・心配を突破するためには患者さん自身の喜びの声をたくさん載せるしか無いのです!
この沢山の患者さんの喜びの声がリアリティを感じられて、本当のことを言っているように感じられれば感じられるほど、読み手は「あ。ここは本当に治してくれそうだな」と感じてもらえるのです!
喜びの声が無かったり、内容がショボかったりすると、それだけでもチラシの反応は激減してしまいかねないので、本当に大切な部分ですよ!
料金はいくらかかるのか?
人はサービスにかかる料金が明確でない時は行動しにくくなるものです。
想像してみてください。いかにも高級そうなお寿司屋さんに食べに行った時に、値札が全て「時価」って書かれてたら怖くてそれほど料理を頼めないでしょ?笑
それと一緒で、チラシに書かれている内容は良いけど、これで一体いくらになるの?っていうところが見えてこない場合、読んだ人は「興味はあるけど、予約するのは・・・」という状態に陥ったりします。
とはいえ、メニュー一覧を全部載せるのは治療院ではちょっと難しいことが多いので、出来ればチラシにはしっかりと初回にかかる金額くらいは載せておきたいですね!
もっと言えば普段の料金を載せるのではなく、あえてこのチラシに反応してもらうための特別価格である「オファー価格」を提示できればもっと反応が伸びるでしょう!
全部の要素を書き出すとキリが無いですが、大事なのは「こんなことは疑問に感じるんじゃないかな?」としっかりと読み手の立場になって想像して、それをチラシで解消する、解消できる、そんな内容を意識するってことですね^^(そもそもこの考え方自体は、別にチラシ集客に限らず、ホームページ作成やポータルサイトの内容なんかでも流用できる重要な考え方ですけどね!)
変に難しく考えるのではなく、いかに相手の立場になれるかということが大事なのです。
そこを自分なりにしっかりと考えて記載していくことが、チラシでの反応を高めていくための一歩になりますよ!
まとめ.治療院のチラシの内容はまず安心感ありき。
今回はあくまでもチラシの中に入れる「内容」的な部分です。
これに加えて、どんなデザインにしてくれたら目に止まりやすいか?や、どんな色を使えば目立つか?など、意識しなければいけないことは他にもたくさんあります。
手に取って、見えてもらえなければ、どんな内容のチラシでも反応を得られませんからね。そういった意味では「まず第一に手に取ってもらえるように目立つ」ようなデザインにすることは非常に重要です。
とはいえ、注意を引けて手に取ってもらえたとしても、その内容が読み手の疑問に答えられるようなものでなければ結局来院には結びつかないものです。(とにかく目立つことばかりを意識しすぎて、この点を疎かにしてしまう先生は多かったりしますね。汗)
だからこそ、目立てばよし!の精神ではなく、目立つのはデザイン、内容は安心感を与えられるもの、としっかりと役割を分けてチラシを作成すると、ちゃんと反応が取れる良いチラシを作りやすくなりますよ^^(デザインでただ目立つだけ!内容がめちゃくちゃ薄い!っていうチラシも過去に何度も見たことありますからね!笑)
チラシ集客は、当たる時は意外なほどしっかりと当たったりします。(すべての地域で、とは言いませんが。)
「令和の時代にチラシなんて・・・」なんて思わずに、ぜひ一度試してみてくださいね!
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