治療院においてリピート率を上げるために必須なルール

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治療院経営において、安定した経営を目指すのであれば、ある程度高い水準でリピート率を出し続けることは「絶対」に求められる要素です。

これは保険診療だろうが、自費診療だろうが同じことです。

といっても、保険診療と自費診療で同じような対応をしているようでは、得られるリピート率に大きな差が出てしまうことも珍しくありませんけどね。汗

どんなに沢山の新患さんが毎月訪れても、新患さんがまったくリピートしてくれないようであれば、治療院の経営は確実に傾いてしまいます。

そこで今回はリピート率を上げるために「機械的に」できる鉄板のルールをお伝えします。

リピート率を上げたいのであれば、来院ペースを早くしろ!

継続的な通院のリピート率を上げる方法は多数あるわけですが、その中でもすぐに出来て、かつ鉄板のルールは

「治療初期の来院ペースをできる限り早くしたほうが良い」

ということです。

リピート率(や回数券などの継続販売率)に悩んでいた多くのクライアントさんも、だいたい初期の通院指導ペースがゆったりしていることが多く、そのペースを早めることでリピート率(や回数券などの継続販売率)に改善がみられました。

目安としては初動の治療において2週間以内に4回以上くらいのペースが望ましいです。(1週間に3~4回の通院を指示したって構いません。)

これは1回の単価の安い保険診療のみなら達成は容易でしょうが、自費診療である程度の金額を頂いていると、しっかりとした通院指導を行わなければ、自然には達成しずらい程度の来院ペースになります。

しかし、保険診療だろうが自費診療だろうが、金額にかかわらず、初動の来院ペースが早い人ほど結果的に継続のリピート率が伸びやすいことは間違いありません。

 

なぜ初動の通院ペースを上げると、その後のリピート率が伸びるのか?

そもそも、継続通院なんてものは「痛みが取れた!」とか「悩みが解決した!」という結果が出なければ、なかなか誰にもしてもらえないものです。

そして、治療効果というのは4回~6回程度継続して行うことで初めて患者さんの実感として「あ。なんだか以前より楽になった気がする」とか「あ。そういえば前よりも痛みがないぞ」という風に感じることが多くなってくるのです。(もちろん、中には1回で継続的な効果を出せるようなゴッドハンドな先生もいらっしゃるでしょうが、あくまでもこれは全体の平均的なケースです。)

ということは、患者さん自身に治療効果を実感してもらうためには可能な限り4回~6回程度の通院はお互いのためにもしてもらわなければいけないのです。

しかし、この6回目までの初動の治療期間がそもそも間延びしてしまうと、6回通う前に、患者さんはその途中で「最近整体に通ってるけど、あんまりいつもと変わってる気がしないなぁ、、、ちょっと別のところいってみるか。」なんてことになってしまいかねないのです。

つまり、治療効果を実感できるまでの期間はできる限り短縮したほうが良い、とも言えるかもしれませんね。

結果的に、この「治療院に通って治った!」という実感が継続通院を生むのです。(もちろん、単純に治療期間が間延びしすぎて、通院自体を忘れがちになってしまうような形での離脱も起こりえるので、そういった意味でも通院の習慣がつけられるように最初のうちに早いペースで通院してもらって、通院の習慣をつけるという意味合いも強いですね!)

 

 

1回の単価を頂ければ、来院ペースが下がってもよい?

最近ではどんどん自費移行の流れが活発になっているせいか、1回の単価が高ければOKみたいな風に勘違いされる方もいらっしゃいます。

保険診療の時よりも5倍は料金が高いから、なんとなく詰めて通ってもらうことに抵抗があって、通院指導を週1回以上にできない・・・・・・なんて話も聞くくらいです。(僕に最初相談に来る先生でも、こういった現象で悩んでいる先生は多いです。)

結果的に、保険診療でやってた時よりも患者さんの通院ペースが鈍り、リピート率が低下し、結果的に売上もそれほど大きくは伸びなかった・・・・・・なんてことになってしまったら、なんのために施術単価を上げたのかもよくわからなくなってきますね。

保険診療の時とまったく同じ通院ペースを維持できるかどうかはわかりませんが、たとえ自費施術を導入したとしても、こちらが患者さんの財布の心配をして、通院ペースを遅らせるなんてことはあってはいけないのです!

あくまでも、治療家として患者さんが治癒するために必要な最適な通院ペースをしっかりと提案できるようにしましょう

 

 

 

まとめ.自費診療でリピート率が伸び悩んでいるならば

まずは現在のあなたの院の通院頻度をしっかりと調べてみてください!

この頻度が保険請求の頃よりも著しく低下していないか?最初の治療ペースからすでに通院期間が間延びしすぎていないか?などをチェックするのです。

トーク内容や、レターの作成、LINEやDM、電話でのフォローアップなど、やったほうが良いことや、考えるべきことはたくさんありますが、それでもまずは通院のペースです。

この通院ペースがしっかりとしていないと、患者さんとの信頼関係自体も築きにくくなります。

結果、あなたのメッセージが患者さんへと届きにくくなってしまうのです。

今回の内容は作成物が必要なわけでもなく、意識すればだれでもすぐにできることですので、ぜひ意識して試してみてくださいね^^

ここがしっかりと良いペースを作れるだけでも院全体のリピート率向上にスッと繋がったりしますからね!

 

 

 

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