リフォーム業者に学ぶ集客の発想の転換

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世の中には本当にたくさんの集客手法があります。

ホームページ、チラシ、ミニコミ誌、PPC、各種SNS集客、紹介、ポータルサイト、看板、のぼり、ジョイントベンチャーカードなどなど。

言い出すと切りがありませんが、集客を安定させるために多数の集客媒体の使い方を学ぶことは確かに大事でしょう!

しかし、こういった手法のさらに上の概念として「集客そのものにおける視野」のようなものが存在しています。

そして、この「視野の変更」は媒体を変更する以上に劇的な成果を生む例も少なくないのです!

あまり意識されていない部分かも知れませんが、集客においては根本ともいえる非常に重要な部分とも言えますね。

そこで今回はリフォーム業者が実際に行なった「視野の変更」を例に、治療院業界への応用を考えていきましょう^^

柔軟な発想が圧倒的な新規顧客の開拓に繋がる!

ところで、あなたは家のリフォームをやったことがあるでしょうか?

もう築数十年で家もだいぶガタが来ている。。。そろそろ引越しか、あるいはリフォームでもしたほうがいいのかな??と問題意識が高まってリフォームをした経験くらいならあるかも知れません。

でも、普段なかなか「リフォームをしよう」なんて意識は持ちにくいですよね?笑

少なくとも、治療院業界でいう腰痛や肩こりの患者さんよりも圧倒的にパイは少なそうですね。汗

これは、そういった「普段リフォームを意識することがない」ような顧客を頑張って獲得しようとした際にリフォーム業者が展開した集客の発想です。

 

リフォームはなかなか頼まない、、、だったら!

あるリフォーム会社は集客の重要性をしっかりと理解していました。

ですので、定期的にチラシを撒いたり、ネットで集客をかけるという努力はしていたのですが、、、

しかし、自分達のメイン商品である「キッチンのリフォーム」や「トイレのリフォーム」などをチラシで撒いたとしても、それほど反応が出ているとは言い難い状況でした。

それはそうです。一生に一度するかしないかのリフォームです。なかなか毎月安定して問合せがあるとは限らないですよね?

社長は考えました。。。

とある社長
潜在的なニーズはあるはずなんだ、、、。でも、チラシを見てすぐに「やっぱりリフォームしよう!」とはならない。。。いったいどうすれば・・・

何日も悩んだそうです。

そこで彼はあらゆるデータを見直しました。そこである共通点に気づいたのです。

その共通点とは・・・「リフォームを頼む人の多くは、水周りにトラブルや故障が起こって、修理を頼もうと思ったけど、せっかくの機会と思い切ってリフォームにした」人が多いという共通点だったのです。

とある社長
なるほど!もしかしたら、リフォームを売るのではなく、修理作業で集客すれば、結果的にリフォームの受注に繋がるかも知れない!!!

こうやって、集客の方法をリフォームの一本釣りだけでなく、「水周りのトラブル修理します!」というメッセージとともに集客を始めたのです!

 

その結果は・・・

残念ながら思ったように成果が伸びませんでした。汗

とある社長
しまった。。。実際にトラブルが起これば、その段階で何かしら修理の依頼を頼むだろうから、「修理募集」のチラシを撒いたって、そのときたまたま壊れた人なんかいるはずなかった・・・。

そうです。残念ながら、修理募集、では実際のところあまりターゲットが広がらなかったんですね。

とある社長
でも待てよ。。。壊れてはいないまでも、何かしら不具合がでつつも、「まだ使えるから・・・」と使っている人は多いんじゃないか??だったら。。。

そこで出来たのが「無料検査募集」のチラシだったのです!

トイレやキッチン水周りの、まだ壊れてないんだけど、最近調子が悪い。これってまだ大丈夫?その悩み解消します!というメッセージとともに、このチラシは始動しました。(実際のメッセージは少し違ったと思いますけど、こんな感じです。)

 

そしてついに・・・

そしてこの「無料検査募集」のチラシは大成功したのです!

問合せ数が激増し、社員はお客さんの自宅の検査訪問で大忙しとなりました。

確かに、実際ただの調子不良でちゃちゃっと手直しすれば問題ないケースもたくさんあったそうです。(そして、そうしたケースは無理にリフォームを進めるのではなく、ちゃんとその場で誠実に対応して、1年ごとの定期検診の約束だけ取り付けて終わります。これはのちの集客に繋がる囲い込みの手段として非常に有効ですね。)

しかし、やはり何軒かに1つは、実際に大掛かりな修理が必要になるケースもあり、そういった方へ自然とリフォームを進めることで、かなりの案件リフォームの受注が入ったのです。

また、その時はリフォームまではしなかったものの、定期検診の依頼を受け、その後の定期検診の際に不具合が見つかった時に、改めてリフォームのお願いが入るケースも激増しているみたいです。

このように自分の商品がリフォームだから、、、と可能性を狭めることなく、無料の検診のフロントエンドの商品に据えることによって、問合せが激増し、結果としてバックエンドとしてのリフォーム販売の数も増加した、という成果を得たのです!

 

 

まとめ.もちろん商品は治療だけど

今回の話に出てきた社長が「うちの商品はリフォーム1本だ!とにかくリフォームで集客するんだ!」と決めつけていたら、このような成果は得られなかったことでしょう。

うちの商品は確かにリフォームだ!だけど、その集客方法はもっと別に無料検診でもいいはずだ!!と柔軟な発想を持ったからこそ、今回の成果に繋がっているわけですね。

このように、「本当に売りたい商品」を売るために、あえて一時だけ「売りたい商品以外の商品」を売らなくてはいけないケースもあるということなのです。(商品を売るために手間暇をかけるのはいいけど、「検査」を無料で行うのはメンドクサイ・・・検査も有料にしちゃえ!なんて思う人も多いでしょうからね。もちろん有料でもいいのですが、同じ結果が得られたかどうかはちょっとわからないですね。汗)

例えば、「不妊治療」などをメインで出していきたいと言われる先生は多いですが、いきなり「不妊治療」で集客をかけても、すぐには反応が出にくかったりするケースもあるでしょう。

そういった際に「あえて最初は」骨盤矯正などで集客をかけることで人を集め、その人達に「不妊治療もやっています。友人で悩んでいる方がいれば紹介してあげてください。」というように二次的な集客をかけたりもできますし、あるいは「妊活教室」などを開いて「不妊治療するほどとは思ってないけど、気になる」という層のための勉強会から初めて見るのだっていいかも知れません。

どちらも自分の商品が「不妊治療」だけだと思っていて、不妊以外のターゲットを呼び込むことをしない、と決めつけていてはできないことです。

これらは一例に過ぎませんが、腰痛や頭痛治療だって同じような方法でアイデアを出すことも可能でしょう。

このように「視野の変換」、「発想の転換」をすれば、今まで見つからなかった「潜在顧客」とも言える層が見つかるというのは現実でも良くある話なのです!

これはただ単に集客媒体を変えてみること以上に、集客に対して大きな変化を生み出す可能性を秘めたアクションです。

ぜひこういった視野の変換を行ってみることで、あなたの院へこれまで来なかった患者さんを取り込めるようなアイデアを考えられてみてくださいね^^

 

 

 

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