
株式投資、不動産投資、自己投資などなど。
世の中には様々な「投資」と呼ばれるものがありますね。
その中でも、もっとも費用対効果の高いものは「自己投資」だと個人的には信じているのですが・・・・・・。笑
今回は治療院経営の中における投資の話をしていきたいと思います。
この話題はたびたびしてはいるのですが、今回もそんな「投資」に対する「マインド」の話です。
このマインドセットが出来てない人は、必ず治療院経営において苦労しているはずです。そのマインドセットとは・・・
「経費」とは「売上」を作るための先行投資
多くの経営者さん達を見ていると、一定数「広告費」や「設備や機材の購入費」、あるいはスタッフの「教育費」にできるだけお金をかけないようにしようとする経営者さんがいらっしゃいます。
確かに、経費を圧縮することができれば利益を残せるような気もしますが、、、
はっきりと言いましょう。出すべき経費を出さないでいると、必ず最終的に「売上」そのものが下がってきます。(もちろん、その結果利益も下がってしまうのですね。汗)
車でいうガソリンみたいなもの
治療院経営でいう経費とは、車でいうところのガソリンのようなものです。
先にお金を払ってガソリンを入れるからこそ、車はしっかりと動いてくれるのです。
より遠くに行きたいなら沢山のお金を払って沢山のガソリンを入れておくしかありません。
今払うのは勿体ないから・・・なんて言ったって途中で車が動かなくなるだけです。
同じように治療院だって「経費」を先に支払うからこそ、その後「売上」がしっかりと成り立つのです。
その最たる例は「広告費」でしょう。
よくいらっしゃるのが
と言われる方です。
言いたいことは確かにわかるのですが、本来であればこれは非常に矛盾した言葉なのです。
売上を伸ばすために「先に」広告費を使うのであって、売上が上がったから広告費が使えるようになるわけではないのです!
この理屈だと、いつまで経っても広告費なんて使えない、という話です。(もちろん、繁忙期などでたまたま来院数が伸びて売上が伸びるようなこともあるかも知れません。しかし、それは本当に「たまたま」なのです。)
経費を払う覚悟を決めるのが先
まさにここが、経営に苦労するか、その壁を超えるかの境目になります。
成功やある程度の売上を上げる先生達は、先に「経費」を払う、つまり先行投資をすることを恐れません。
例えば「広告費」。
まだ売上も伸びきってない状態で、少しでも早く売上を伸ばそうと、チラシ集客を毎月かける先生もいます。(ポスティングの費用はせめて少しでも抑えるために、自分で配ったりする先生だって沢山います。)
例えば「人件費」。
オープン初日から治療スタッフを1人や2人雇って、すぐに来院数を伸ばして繁盛院を目指そうとする先生もいます。(人件費は治療院経営の中では、それこそもっとも大きな先行投資ですよね?広告費なんかとは金額の桁が違います。)
もちろん、これらがハイリスクハイリターンな側面もあるのは事実です。
失敗することもあるでしょう。
しかし、大きな成功を手に入れた人たちは、ほぼ例外なくこういったチャレンジを自分に課して、先行投資をしかけてきた人たちなのです。
まとめ.ついついやるべき事を売上が伸びたら、、、にしてない?
あなたは「これやったほうがいいんだろうけど、お金かかるんだよなぁ、、、」と先伸ばしにし続けていることはないでしょうか?
売上が上がって余裕ができたら、その中から投資に回す。
すごく手堅くて、賢そうな風にも聞こえるかも知れませんが、順番が逆なのです。
今はお金も無くて本当に苦しい。だからこそ、死ぬ気でお金を捻出して「経費」として有効な投資先に「先にお金を払う」。だからこそ、結果的に売上が伸びる。
これが、本来の「投資」に対するマインドセットなのです。
すぐには勇気が出ないかも知れません。失敗したら。。。と思うと一歩が踏み出せないかも知れません。
しかし、このマインドセットを自分の腑に落とすことこそ、成功への第一歩となるはずですよ^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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