
近頃では治療院業界にもコピーライティングという言葉を知っている先生もずいぶん増えてきました。(少なくとも数年前はもっとずっと知っている先生が少なかったです。)
こういったコピーライティングなんかを学ぶことは非常に大事だと思うのですが・・・
自分でHPを作られる先生なんかはこれが行き過ぎて、逆に反応が取れないページを作ってしまってたりするんですね。汗
それはどういうことかと言うと・・・・・・
ホームページに大事なのはテキストよりも写真
僕自身クライアントさんのホームページにPPC広告をかけて集客を行ったりするのですが、そんな時にコンバージョンがよく取れるHPもあれば、なかなかコンバージョンが取れないHPもあります。
ぶっちゃけるとPPC広告をかける前から「うーん。。。このページはあんまりコンバージョン伸びないかもなぁ、、、」と、予想出来たりもするわけですが・・・笑
では、どこでそういうことを感じるかというと「しっかりと(良い)写真をたくさんHPに使っているかどうか?」という点なんですね!(これだけとは言いませんが、ここはすごく大切です。)
コピーライティングの間違い
コピーライティングの勉強をしっかりとした先生ほど陥りやすかったりするのですが、コピーライティングとは決して「テキスト」だけを使って、相手に商品の価値を伝えるスキルではないんですね。
「ライティング」と書いているから、ついつい文章を書くスキルだと誤解されがちですが、HP内において写真を使ったり、動画を使ったり、漫画を使ったり、そしてその上でテキストを使って商品の価値を十二分に伝えて、相手の感情を動かすページを作成することがコピーライティングというスキルなのです。
テキストだけよりも、写真や動画のほうが相手に情報を伝えやすいわけですから、質の高い(相手に価値がしっかりと伝わる)コピーライティングほどこういったものを多用しているのですね。
コピーライティングを少し聞きかじって、キャッチコピーをいじったり、テキストを増やしたりして反応を伸ばそうとする先生がいらっしゃいますが(もちろんテキストが少なすぎれば、テキストを増やすことも大事だったりしますが)、テキストばかりのHPではなかなかコンバージョンそのものは伸びていかないことが多いのです。
その写真や動画で院の魅力が伝わる?
では、どんな写真や動画を使ってもらいたいかと言えば、スタッフや患者さんが写っている写真をどんどん使ってもらいたいです。
たまに院内の風景とかいって、誰も写っていない内観写真を掲載したりしている先生を見かけますが、これではあなたの院の魅力は(たとえ写真が綺麗に取れていたとしても)半減してしまいます。
人は無意識のうちに人の気配がする場所に対して安心感を抱いてしまうため(行列に並ぶ人の心理はこれですね)、内観写真であれ、喜びの声であれ、常に意識して「人」を全面に押し出していくべきなのです!
テキスト量もある程度ありますが、とくにこういった写真をどんどん使ってHPを見てくれた人にイメージが伝わりやすいようにしています。(症状1ページに写真を20点以上掲載しているページも少なくないです。)
逆にテキスト量がすごく多いサイトはこんな感じですね。
これ、パソコンならまだしもスマホなんかで見ると結構テキストのみの状態が続いて、読みにくかったりするんですよね。汗
まとめ.良いページは良い素材から作られる
スマホが大全盛の時代を迎えて、ますますテキストだけのページは反応が鈍っていると感じます。
コピーライティングを勉強してテキストの表現が上手になるのは良いことですが、そもそもせっかく無限に情報量を乗せられるHPにテキストばかりを使用すること自体がもったいないです。
反応が取れるページほど写真や漫画、動画などを見たときに「あ。この写真はいいな」と感じる素材をしっかりと使っています。
あるいは業者さんに任せきりになると、このあたりの素材はどうしても不足しがちになりますので、ぜひあなたが率先して素材を集め、業者さんに送り、その上で業者さんがいろんな素材を上手に使えるようにアシストする意識を持ちましょう^^
自分でHPを作っているのであれば、素材はすぐに手に入れられるでしょうから、ぜひテキストだけを考えるのではなく、「どうやったら上手に素材を活用できるか?」という視点でHPを作成してみてくださいね^^