
いろんな地域で整骨院や整体院の集客に関わっていると、時々「集客を特にかけなくても、普通に新患さんが来てくれるんですが、まだ集客をかけ続けなくちゃいけませんか?」と言われることがあります。
これ。
確かにそういった状況も「一時」はあるんですよ!
で、十分新患さんも取れてるから、広告費が勿体なく感じて、集客を止めたくなっちゃう。
このあとどうなるかお話しましょう。
目次
整骨院や整体院の集客は3カ月後くらいから影響が大きくなる
今回の話は、データ的な立証というよりは僕自身の体験談的な要素が大きいです。
なので、理論理屈っていうよりは、「ああ。やっぱりこうなるのか。。。」っていうような気持ちで読んでみてください^^
治療院の集客がすごく上手くいって浮かれてしまう
もうかなり前の話になりますが、当時勤めていた院でPPC広告をかけたり、チラシを撒いたり、ミニコミ誌に掲載したりと、いろんな方法で集客活動を行っていました。
それで月の新患さんが80人とか90人とか来ていたわけですけど、ある時ちょっと忙しすぎて、チラシとかミニコミ誌とか撒けない月があったんですね。
それで僕としては、
「あちゃー、、、これ今月の新患さん少ないかもなー。。。」
なんて思ってたわけですよ。
でも、実際に集計して月末のデータを出してみると「あれ?新患さんの数あんまり変わらないぞ?あれ??」って結果が出たんですね。
その時僕は浮かれてしまって「おぉ!?これはもしかして地道な活動が実を結んで、もう地域のブランディングのおかげで、広告かけなくても新患さん勝手に来るようになったんじゃないのか??」なんて思ってしまったわけですよ。いやー、、、今考えるとバカでしたねー。笑
と、まぁそんな勘違いをしてしまった僕はその月から集客活動の大部分を停止させてしまったんですね。笑
そしてどうなったかと言うと・・・・・・
突然の急落
結論から言うと、2カ月目くらいまではほとんど新患さんの人数に変わりはありませんでした。(ちょっともう実際の人数までは覚えてませんが、初月と翌月までは全然いけるじゃん!って思っていた記憶があります。笑)
しかし、3カ月目。
「え?なんか今月新患さん少なくね??」
そう。ついに恐れていた事態が起きてしまったんですね。笑
半分は切らなかったと思いますが、それくらい急激に新患さんが減ってしまったのです。
いや、さすがに焦りますよ?集客しなくても大丈夫かなーなんて浮かれてた気分が一気に冷めましたね。笑
ずっと集客をかけていた時の影響が残っているのは最初の1~2カ月目くらいまでで、それ以降は普通に集客が下がってしまったんです。
結局、元の数字に戻すまで逆に苦労するハメになるっていうね。笑
クライアントさんの院でも良く起きる現象
実はこの現象、クライアントさんの院でもちょこちょこ起きるんです。笑
僕自身はもう間違いなく集客は止めないほうがいいと考えているんですけど、やっぱりどうしても資金に余力がないクライアントさんなんかだと、一定数の集客が賄えるようになってくると、「ちょっと広告止めてもいいですか?」なんて聞かれるんですね。
もちろん「止めないほうが良い」っていうけど、中には止めてしまう先生もいるわけです。
で、そういった先生がどうなるかっていうと、初月くらいはそれほど影響がないのに、やっぱり2~3カ月目くらいから結局新患さんが減っちゃうことが多いんですね。汗
結局、僕と同じように慌てて集客をかけ始めるという・・・笑
まとめ.集客で新患さんを増やした院は集客を止めてはいけない
めちゃくちゃ立地が良くて、もともと集客なんてほとんどせずに新患さんを確保できた院はそのままでも構いません。
が、もともとそこまで新患さんが多くなかったから集客を頑張って、結果的に新患さんが増えた院は気を付けましょう!
1~2カ月くらいなら集客を止めてもどうにかなると思いますが、ずっとは続きません。汗
経験則で申し訳ないですが、まーだいたい2~3カ月後くらいから新患さんが減ります。笑
確かに、ずっと広告をかけ続けるのはしんどいと思います。
が、結果的にそれで費用対効果が出ているのであれば、集客を途中で止めてはいけないのです。(月ごとに、出す媒体止める媒体をスケジューリングするのは問題ないですよ?)
数カ月後に訪れる苦労を回避するために、ぜひ集客を止めたくなる誘惑に負けずに、平常運転を行ってくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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