あなたの院にはどのような年齢層の患者さんが沢山集まっていますか?
部活に通っている学生が多いでしょうか?それとも産後から40代くらいにかけての女性患者さんが多いでしょうか?あるいは、60歳を超えるおじいちゃんやおばあちゃんが毎日足を運んでくれる院でしょうか?
まずはじっくりと自分の院内を観察してみてください。
それが整骨院の集客でもっとも抵抗が少なく、上手くいく可能性の高い集客の判断基準になります。
目次
あなたの院に「すでに」集まっている患者層を集める
集客とはかなりのエネルギーとコストを使うのはあなたもご存知だと思います。
それでも頑張った見返りとして新患さんが増えたり、売上があがるのであれば大変なことも我慢出来ますが、思ったような結果が出ないとなるとかなり精神的なダメージがきちゃいますね。。。
では、どうすれば少しでも集客が成功する確率が上がるかと言うと、それは・・・・・・先ほど最初に見てもらった、すでにあなたの院に多く来院してくれている患者層を狙い撃ちすることなのです!
「場」の空気に馴染む人が、その「場」に集まりやすい
例えば、碁会所(囲碁を打つところ)や老人ホームに20歳くらいの青年が座っているのを見ると、「あれ?なんでいるんだろ?」とか「めずらしいな」って感じると思いませんか?
しかし、良く考えてください。おそらくあなたが「あれ?」って思っている以上に、本人は気まずいハズなんですよ!笑
男性が、彼女や奥さんについていって女性物の下着売り場に入るのも気まずいですよね?(まぁこれは恥ずかしさも当然あるでしょうが。)
お祭りや飲み会なんかの賑やかな場が好きな人達は率先してその場に集まりたいと思うでしょうけど、そういった騒がしい所や人ごみが苦手な人は出来ればそういった場には近づきたくないはずです。
このようにどんな場所でも「場の空気」が存在します。そしてその「場の空気」を決めるのが「その場所に一番多くいる人たち」なのです。
高齢者が多いなら、高齢者特有の空気が出来るし、学生が多いなら、やはり学生特有の雰囲気というものが流れます。これは集まってしまった後にどうにか出来るものではないのです。
そして一旦空気というものが出来上がると、その空気に合わない人はなんだか居心地の悪さを感じたり、しっくりこないという思いを感じてしまうものなんですよね。
だから、あなたの院に来る新患さんは似たような雰囲気、年齢の人が来やすくなるし、たまにまったく属性が違うタイプの人が来ても長く通う既存患者になりにくいのです。
よく集客に失敗する先生たちを見ると、ずっと保険でやっていて高齢者の既存患者さんが8割を超えているのに、自費を払ってくれる仕事盛りの年代を集客しようとして、場の雰囲気にあわずリピートを逃してしまう・・・・・・という失敗をしてしまう人が非常に多いですね。
集客に失敗したくないならメディアを見込み客に合わせろ!
では、どうすれば集客を成功させやすいかと言うと、初めから自分の院の空気にあった患者さんを狙って集客をかければ良いということになります。
高齢者が沢山来ているなら高齢者を狙った広告をはじめから作るべきですし、子供連れのお母さんが多いなら、はじめから子供連れのお母さんを狙って集客するべきなのです。
その時に気を付けて欲しいことがメディア選び、ようは広告媒体のことですね。
患者さんの層にピッタリの広告媒体を選ぶことが出来れば、集客が成功する可能性は飛躍的に上昇します!
例えば、高齢者に対して集客をかけるのに、facebook広告やyoutube広告などはヒットしにくいのはなんとなく想像できると思います。高齢者を狙うのであればやはりチラシや新聞折込みなどのオフライン媒体が力を発揮するでしょう。
逆に若い女性なんかをターゲットにしたいのであれば、新聞を取ってない人も増えてきているため、新聞折込みではかなり多くの潜在顧客を取り逃す結果になってしまいます。それよりも地域情報誌や、facebook広告などが非常にマッチするでしょう。
さらに、不妊などの悩みが深い症状では自身で検索して調べようとする人が増えるでしょうから、PPC広告や出来の良いランディングページを用意することで飛躍的に予約数を増やすことにつながります。
このように、自身の院の雰囲気にあった患者さんが多く獲得できるようなメディアを適切に選ぶことによって、同じ労力に対する結果が圧倒的に大きく返ってくるようになるのです!
もし、あなたが今行なっている集客が何故か思ったように反応が返って来ないというのであれば、そこにそもそも見込み客が存在しない可能性もあります。
一度、しっかりとその広告媒体がどんな人たちの手元に届くだろうか?ということをじっくりと考えてみてくださいね^^
まとめ.客層の把握×媒体選び、で集客効果は倍増!
今回のように、しっかりと自身の院にピッタリの患者さんを呼び込める媒体に広告を出し、集客をすることによって、人は集まりやすいし、「場」の空気にも良く馴染むので、リピーターも増えやすくなります。
現在新規の集客に困っている先生は、是非まずはここから頑張ってもらいたいですね。
ちなみに、今後どうしても院の雰囲気を変えて自費を取っていきたいとか、院の若返りを達成したい!なんて言う場合はこの戦略ではどうしようもありません。(これはあくまでも成果の出しやすい集客戦術なので。)
院の雰囲気を変えて、患者層を入れる変えるという方法は、またまったく別の戦略もありますので、もし需要があるようでしたら、そういったお話もまた別の記事でしていこうと思います^^
集客が上手くいくだすと、整骨院経営はグッと楽になりますので、是非頑張ってみてくださいね^^
それでは!