
公式LINEアカウントを利用してHPから新患さんの予約を受付ている先生は多いですよね?
ただ月末に公式LINEアカウントのデータを集計なんかしてみると、その月のLINEの増加人数に対してLINEからの新患さんの予約人数が大幅に少なくないか……?なんて思ったことが1度くらいはあるのではないでしょうか?
「え、予約しないならなんでLINEに登録したの?汗」とガッカリした経験は、日々集客を頑張っている先生なら一度や二度ではないはずです。
せっかく広告費や手間をかけてLINEの登録まで繋げたのに、そこから先のアクションがない。
これじゃあ、目の前まで来ているはずの見込み客を逃しているのと同じで、機会損失の嵐で本当にもったいないですよね。
そこで今回は、LINEには登録してくれるのに予約に繋がらない「動かない見込み客」の心理と、その対応法をお伝えしていきますね!
LINE登録は増えているのに新規予約に繋がら無い時の対応
「登録=今すぐ予約」は大間違い!動かない見込み客の3つの心理
もしかしたらあなたは「わざわざLINEに登録してくれたんだから、基本は予約する気満々でしょ?」なんていう風に考えたりするかも知れませんね。
でも実は、LINEで友達登録までしてくれた人の心理は「半分正解で、半分はまだ迷っている」状態なんです。
アパレルや飲食店と違って、治療院は「大切な自分の身体を預ける場所」です。
だからこそ、来店にかかる心理的なハードルが天と地ほど違います。
そんなことを言うと「え?じゃあ予約する気がないのに登録したの?」と思われるかも知れませんが、それはそれで違うのです。
決してそうではなく、彼らには彼らなりの一歩を踏み出せない「心理」があるんです。
それがどんな心理かと言うと……
①「ブックマーク(備忘録)」としてのキープ
「良さそうだけど、今はじっくり読む時間がないから週末に予約しよう」と、ブラウザのお気に入り機能の代わりにLINE登録をしているパターンです。
そして残念なことに登録したことで一旦満足してしまい、日々の忙しさの中で登録したことを忘れてしまい埋もれてしまっている状態ですね。(自分もあとから見ようと思ってブックマークした記事のことを忘れてて、しばらく読まなかったなんてこと沢山ありますよ。汗)
②「本当にここで大丈夫か?」の最終スクリーニング(様子見)
HPだけでは「先生が怖かったらどうしよう」「痛くされないかな?」という不安が消えきらず、LINEのアクション(自動応答の雰囲気やその後の投稿)を伺っている状態です。
ここでメッセージが事務的すぎたり、逆に売り込みが強すぎたりすると、警戒してストップしたりするケースですね。
③「問い合わせやすさ」への期待
「私のこの症状でも診てもらえる?」といった、わざわざ電話するほどではない小さな疑問を解消したくて、とりあえず登録したパターンですね。
こういったパターンの人は登録後に結局問い合わせしにくかったり、自分の知りたかった疑問が解消されないままだと結局予約しないで終わってしまうのです。
もう一歩を踏み出してもらうためにできる3つの仕組み化
では、具体的にどんな施策を行うことで登録だけして予約しないで終わるという心理を突破していけばいいのか?
そのための施策をお伝えしていきます。
①具体的な返信例をあいさつメッセージに入れておく
友だち追加のあいさつメッセージで「ご予約はこのチャットからどうぞ!」とだけ送っていませんか?(あるいは友だち登録時の自動応答メッセージがデフォルトのままとか。汗)
これではユーザーは「なんて送ればいいの?汗」と迷います。
人間は「考えてテキストを打つ」という行為にものすごく強いストレスを感じるので、ここで面倒になって離脱しがちです。
そういった自体を避けるためにユーザーが頭を使わずに送信できるよう、真似して送るだけのテンプレートを必ず記載してください。
これだけで「なんて送ろう」という離脱を劇的に防げます。
例えば、以下のようなテキストを最初のメッセージに組み込んでみてください。
【スムーズなご予約はこちら】
以下の文章をコピーして、このLINEにそのまま送信してください!
・お名前(ふりがな):
・お悩みの症状(例:腰が痛い、頭痛がひどい、足がしびれる等):
・ご希望の日時(第3希望まで):
第1希望:〇月〇日 〇時:〇分
第2希望:〇月〇日 〇時:〇分
第3希望:〇月〇日 〇時:〇分
・ご質問や不安なこと(何かあればお気軽にお聞きください!):
これはあくまで一例ですし、先生の院で他にも事前に知っておきたいことがあれば適宜テンプレに追加しておくと良いでしょう!
ただし、何でもかんでも先に知りたいからと質問を増やしすぎると単純にテキストを打つのがめんどうに思われて予約を避けられるということもあるので、質問の増やしすぎには注意しましょう!
②リッチメニュー(下部のメニュー)を予約に特化する
LINEを開いた画面の下に固定されるリッチメニュー。これをしっかり活用していますか?
「Web予約」や「チャットで予約」のボタンを大きく配置するのは大前提ですが、まだ迷っている人の背中を押すためのコンテンツも配置しましょう。
例えば、6分割のメニューなら、上段に「予約ボタン」「電話ボタン」を配置。そして下段に、
- 「初めての方へ(当院のこだわり)」
- 「よくあるご質問(痛くない?どんな服装で行けばいい?)」
- 「患者様の声」
といったボタンを配置し、タップすれば該当のHPページや画像に飛ぶようにします。
残念ながらLINEに登録してくれたからといって、必ずしも登録者はHPを隅々まで読んで登録しているわけではありません。
「料金」や「アクセス」や「HPの雰囲気」だけで、とりあえず一旦登録してくれていたりもするのです。
なのでLINEの中でもう1度情報を改めて与えることで、そのまま上の予約してくれる確率が上がったりするのです^^
③「ステップ配信」で信頼を構築していく
自動応答のあいさつメッセージだけでなく、登録からの数日間に分けて、院の魅力を自動配信する仕組み(ステップ配信)を導入します。
これがいわゆる、予約率を伸ばすための最初の「教育導線」になります。
例えばこんな感じですね。
【1日目(登録直後)】
- 感謝のあいさつ
- 上記の「予約コピペ用テンプレート」
- LINE登録者限定・初回来院時の特典の提示(こういった特典を用意しているなら)
【2日目】
- 他院との決定的な違い(当院の強み)
- 院長がなぜこの治療院をやっているのか、どんな想いで患者さんと向き合っているのかというストーリー
【3日目】
- 実際に通われている患者様のリアルな声(手書きのアンケート画像やビフォーアフター写真など)
- 「今週の空き枠は残り3枠となっております」など、限定性(今すぐ予約すべき理由)のアナウンス
この流れや中身自体はあくまでも一例なので院によってどんどん変えていけば良いと思いますが、こういった仕組みを作っておくだけで、先生が寝ている間もLINEが勝手に「見込み客の教育」をしてくれるというわけです!
これは「後からもう1度よく確認しようと登録だけして忘れてしまった人」や「予約をするにはまだ心配が残っている人」には特に有効なので、ぜひ検討してみてもらいたいですね^^
まとめ.LINEは単なる予約窓口ではない!見込み客を最後までエスコートする!
いかがでしたでしょうか?
治療院の公式LINEアカウントは、単なる「予約受付窓口」ではないんですね。
たしかに、わざわざLINEに登録してくれたということは、間違いなく身体に悩みを抱え、先生の技術を必要としている「見込み客」です。
しかしだからと言ってその時点では確定で予約してくれる新患さんとは限らないのです!
彼らが迷わず、安心して最初の一歩を踏み出せるように、ほんの少しだけ公式LINEアカウント上にも導線を整えてあげてください。
それだけで、同じ友だち登録者数でも新患さんの予約の入り方は確実に変わってきますよ!
LINEの友だち登録人数は多いのに、なぜか新患さんが少ないと感じている先生はぜひこういった部分を一度チェックしてみてくださいね!
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