今回は患者さんの来院頻度を上げるためのワンアイデアをご紹介したいと思います。
整骨院で保険請求のみでやっている先生は、放っておいても患者さんが足しげく通ってくれるかも知れません。
が、やはり自費を頂いている院や、整体院みたいにそれなりに料金を頂いているところは、こういったところをちゃんとしないと、どんどん患者さんの来院頻度が下がっていきますからね!
通院指導を徹底しろ!患者さんも実は助かってる!
最近では、多くの院でも通院指導をしているところが増えているようですが、まだ保険だけでやっていた整骨院時代のなごりで、通院指導が弱い院も多くあります。
予約制でやっている院は、次回予約を取るのが当たり前なので気にする必要はありませんが、僕が言っているのは予約がない院でも通院指導はちゃんとしろってことです。
患者さんは基本的には身体の素人なんです。だからこそ、あなたに頼りに来たのですから、あなたがしっかりと治療ペースを考えて、次回の来院予定を組んでくれるほうが助かるのです。
やったことの無い先生からすると、意外なほど指示した日にちゃんと来る患者さんが多いことにビックリされると思いますよ!
実は「患者さんには来たいペースで来てもらうのがいいだろう」っていう考えが患者さんにとって、もっとも不親切なのです。
どうやってするの?口頭だけ?
もちろん、何もやらないよりは口頭だけでも伝えておいた方が良いです。
が、患者さんも忙しいのです。ハッキリいって口頭で伝えるだけではだいたい忘れられます。笑
出来ればしっかりと通院カードなどに次回の来院予定日を記載出来るようにしておくと良いでしょう。
別にしっかりしたものを作る必要はありません。これくらいで十分です。
診察カードにセロハンテープで別途貼っているだけです。笑
これなら、使い終わるたびに別の紙をセロハンテープで貼り直すだけで大丈夫ですね。笑
何か気をつけることってある?
強いて言えば、通院指導は細かくしておいたほうがその通りに来る可能性があがります。
上の画像を見ていただければ分かるとおり、『日付』、『曜日』、そして『時間』まで指定出来るようになっているのがわかると思います。
ここまで指定するにも関わらず、当院は予約制では無いですからね?笑
予約制でも無いのに、ここまでしっかりと指示することが大事ってことです。こんな感じです。
これを徹底するだけで、圧倒的に来院頻度が改善に向かうのでやってみてくださいね^^
それと、もう1点大事なことは『痛みが出たり、気になったら目安に関わらず早めに来てくださいね』という一言を伝えておくことです。
これを伝えてないと、患者さんの中には『先生、実は昨日から痛かったんだけど、予定の日じゃなかったから我慢してたの』と律儀に目安日時を守ろうとする患者さんが居るからです。
そうならないためにも、しっかりと「痛みが出たら早めに来ていい」と伝えるのは忘れないようにしましょうね。
まとめ.先生として通院ペースにも責任を持て
普通に考えれば、患者さんが治るまでのペースをこちらが主導で考えるのは医療行為としては当たり前のことです。
もし病院で手術したあとに、「次回は術後の経過をチェックするので好きな時に来てくださいね」って言われたら嫌でしょう?笑
普通に怖いですよね。笑
ちゃんと「次回は術後1週間の経過を見たいので、来週の火曜日に予約を取っておきます」のほうが安心感がありませんか?(この際、自身の予定よりも、むしろ先生の指示のほうが優先順位が高いくらいですよね?笑)
まぁこれは極端な例としても、このようにしっかりと指導することは患者さんにも安心感を与えるってことです。
あとは、通院指導用のカードなどを作成して口頭だけでなく、情報としても残せるうようにすると、忘れられる可能性も低くなるので、もし患者さんの来院頻度が上がらなくて悩んでいる先生で、こういったことをやっていなかった先生は導入してみてはいかがでしょうか?
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。お金はいりません。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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