経営者であるあなたとしては、そろそろ来年に向けた求人が気になってくる時期ではないでしょうか?
しかし、これは僕がいろんな先生に聞いて感じていることなのですが、ほとんどの先生が常に求人には困っているように感じます。
そこで今回は簡単ではないけど最高の成果が得られる「最高の求人方法」についてお話していきたいと思います。
目次
最高の人材は治療院の中にいる!
結論から言うと、今現在あなたの院に通っている人、あるいは以前通っていた人に対して求人を行うことが、最高の人材を得るための最良の方法となります!
「えっ??患者さんをスタッフに雇う!?そんなのアリ???」と思ったかも知れませんね。では、少し理由を解説していきたいと思います。
その業界に感動した人が、その業界の仕事に熱意を持つ
「あなたはこの仕事を始める前に整骨院や整体院に通っていたことがあるでしょうか?」
この質問をすると、全員とは言いませんが多くの先生が「昔、通ったことがあった」という答えを返してくれます。もちろん、それだけが治療院という業界に入ろうと思ったキッカケな訳ではないでしょうけど、目指す理由の1つにはなったと言う先生は多いですね。
実際、アパレルなんかの業界では「そのブランドの服が好きだから、そのお店の店員になった」なんて人は相当多いです。他にも「生徒だった頃に学校の先生に憧れて、自分の先生を目指した」なんて人もかなり多いと聞きます。
つまり、過去に1度はそのサービスをなんらかの形で利用したことがある人が、将来そのサービスを提供する側に回ることはすごく一般的なことなのです!
サービスを気に入ってくれた人は最高のカスタマーになる
実際、当院でも元患者さんが求人を受けて、実際にスタッフになるケースが何度もありました。
そうなった場合に最高なのは、そのスタッフは「すでに商品に対してポジティブな印象を持っているため、クロージングや紹介に非常に積極的」というケースが極めて多いことです。でも、そりゃそうですよね。だって、そのサービスが好きで入ったんだから。
そのサービスをもっといろんな人に受けてもらって良さを知ってもらいたい、なんてそのスタッフにとっては当たり前の感情です。
通常、高額商品などを提供してもらう場合はスタッフのメンタルブロックを外すことが1つの課題になることがあるのですが、こういうスタッフはマインドブロック自体が発生しにくいので、とても貴重な戦力になってくれますよ^^
じゃあ、実際にどうやって採用するの?
では、どうやって患者さんにプレゼンをかけるかと言うと、一番簡単な方法は毎回発行しているニュースレターや、メルマガ、ライン@などで号外という形で募集をかけることです。(この定期的なやり取りを患者さんと取っていない先生は、まずはここから始めないといけないので、簡単ではない、と最初に書きました。)
普段から定期的に患者さんにメッセージを送っており、一定数の患者さんが読んでくれていれば、号外を出した時にも反応はかなりの確率で返ってきます。
これが突然、求人情報だけを送ったとしたらさすがに反応は薄いでしょうね。。。結局、普段からの患者さんとの関係性がもっとも大切ってことです。
まとめ.定期的なやり取りの中で求人をかけてみる
良好な関係性を築けているニュースレターやメルマガなら、その内容が仮に求人の内容だとしても十分反応が返ってくる見込みがあります。
それに、ニュースレターやメルマガには患者さんの離脱率を下げるという効果や、新製品の紹介など様々なアプローチを院外でかけられるというメリットもあるので、僕は定期的なニュースレターやメルマガは最高の施策の1つだと考えています。
もし、患者さんと定期的に院外で関係性を深められるアクションを一切取っていないのであれば、是非これらのアクションを実行し、来年にはニュースレターなどに求人募集を載せてみることをオススメします!
その募集で来る人は、ハローワークや求人誌を見て来る人よりも、よっぽどあなたの院のことが好きな人ですよ^^
ちなみに、ニュースレターなんか今からさすがに始められないと・・・という方は、もっと一般的な求人戦略の過去記事もご覧になられてみてくださいね。
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思います。売上とは「治療技術」と「経営スキル」の掛け算です。あなたの友人にも整骨院経営の本物のノウハウを知ってもらうために最後に、下の「いいね」ボタンを押してもらえると嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに!